安定拡散AI絵師「stable diffusion」さんに自分の絵のリメイクや仕上げを依頼する。
あいかわらず『DreamStudio(ドリームスタジオ)』や『Midjourney(ミッドジャーニー)』で、文字を組み合わせては絵を描いてもらって遊んでいます。
ただ、文字だけでなく画像指定や画像変換でもっと遊びたいと思ったのですが、『DreamStudio(ドリームスタジオ)』では変換が現状ではできません(そのうち出来るようになるでしょうし。今もやり方わかっていないだけだったりするかもしれませんが)。
まぁ『stable diffusion(ステーブル ディフュージョン)』の画像変換用お試しサイトというのはあります。
これだけでも結構もえます。
個人的にはある程度の画像を変換指示するほうが楽しいんですよね。
↓ひだりがその場で雑に描いた絵ですが右のように変換してくれます。
文章のみより時間は少々かかるようですが、かなり凄いとおもいませんか!
口なんて描き忘れているのに描いてくれるし~風景もそれっぽい。何なら納得行くまで何百回も描き直してもらえます。
そこで『DreamStudio』さんの原型である『stable diffusion(ステーブル ディフュージョン)』を直接導入してみようと思いました。
さて導入ですが~コレが結構ハードルが高い。
まずパソコンですと、現状エヌビディア製の10GB以上積んだグラフィックボードを持つWindowsPC限定。また、導入にはコマンドプロンプトって黒い画面で指示をしなければならず、あちこち英語サイトの登録をしたりと素人には正直キツい。
PCは一応スペックを満たしているようだったのですが~最終段階がどうしても通してもらえず引っかかってしまいました。
そうしたところGoogleさんの『Colaboratory(コラボラトリー)』というのを使うと環境に依存せず導入できるとの記事を見かけました。
もともとiPadとかで使いたいと思っていたンだよね~と、すっぱい葡萄をしながらそちらを試すことに。英語サイトの登録が必要なのは変わらないのですが、そちらは先のPC導入お試し時に済ましていたので~あっさりと導入までできました。
さっそくお遊び。面白い。
まずは前回のMidjourney先生にリメイクお願いした際にもご登場いただいた甲斐姫様から。甲冑って理解してもらえるのか興味あったので。
アニメーション風でお願いしてみました。
割りと元の絵を活かす方向でだしてきてくれていい感じ。比較のため自分の絵のテイスト低いのと高いのを出すようお願いしました。これだけで結構遊べます。
テイストぜんぜん違うのねらってルノアール調でおねがいしたのがこちら。雰囲気いいです。
つづいて2011のNHK大河ドラマ『江(ごう)~姫たちの戦国~』の主役のつもりで描いた崇源院さま
元絵は扇子を口元にあてているのですが~どうなるかなと思って。
今回はテイストを変えたイラストを出すようお願いしました。変換1枚目は雰囲気かなり変わりましたが元絵の通り、扇子をちゃんと口元にあててくれています。着物の柄もかなりセンスいいですね。このまま使いたいと思わせてくれます。
2枚目はアニメーション風でとお願いしたもの。扇子が花っぽいものに変更されておりますがわりと自然ですね。着物の色が単色に変更されましたが、着物の柄との雰囲気も相まって全体的にむしろ品のある良い絵に。
どちらも髪の毛の理解が元絵とは違っていますが、これはこれでセンス良い・・・。
つづいてまた不得意と思われる女武者で2017年NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』から井伊直虎さん。
こちらもアニメ調にお願い。
画面比率合わせなかったからか縦に少し潰れましたが、元絵を生かして顔変してくれました。
変換2枚目の兜の頭頂部のフサなど元絵より断然いいし、ツノもテカリを入れてくれゴージャスに。顔もよく見るとKAWAII。
この絵を下手な人が真似たのが元絵って言われそう~。
つづいて2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』から(主役じゃないけど)土岐頼芸さま。
にてないけど尾美としのりさんを意識したつもり(とりあえずごめんなさい)
なんかテイストは変えてくれるのですが同じようなカンジでいまいち・・・
↓なのでひらきなおって実写化をお願いしてみました。
だ。だれ~~!? 無念(?)尾美としのりさんにはならなかったかぁ・・・。
とりあえず大爆笑しました。
今回は「ワンピース風」をリクエスト↓
わりとそれっぽいテイストで出してきてくれている気がしますがどうでしょう?
↓そしてこれらを実写化お願いしたらこうなります。
だから誰だって(笑)。
最後にWEB版とおなじくチョロっと書いた絵の変換をお願いしてみました。
ザツにかいた絵に色指定だけしただけのもの・・・所要時間5分の絵。
2枚目はCLIP STUDIOさんのAIさんに、指定した色をきれいに整えてももらったもの。1分かからず雑な塗りをここまで整えてくれるので、これだけで十分すげーなってこれまでは思っていました。
こっから、さらにstable diffusionさんにリメイクをお願いしたのが以下。
ちゃんと雑な背景のお城を整えてくれ、着物には素敵な柄を入れてくれているのにカンド~。
かえって、このくらい描きかけの単純な絵の方が大きな変化を楽しめるような気もします。
とりあえず色々できて楽しいので気づくと時間泥棒に会って今日もホボ朝からずっと遊んでしまいました。
ちょっと『stable diffusion』はまだ万人におすすめとまでは使い勝手整っていないですが~多分ひと月もすれば色々有志が環境を整えてくれると思うので注目です。
それまでは『ミッドジャーニー』氏や『ドリームスタジオ』を遊びつくしましょう♪