熱海市伊豆山土石流災害
現地レスキュー活動ダイジェスト動画
2021年07月04日～18日
以降活動継続中
(by kishimoto/11:02)
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熱海市伊豆山土石流災害
現地レスキュー活動ダイジェスト動画
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以下、メンバーコメント
7月3日に発生した土石流災害、4日に熱海市へ。
そこから長く続く活動がスタート。
地元の団体様、ボランティアの皆様の動物救済サポートです。
2021年7月10日（土）〜11日（日）
昨日の午後から活動開始、結果、25匹（仔猫、室内でタモ網等含む）を捕獲することができました。
多分合ってると思いますが、途中でかなり意識が飛んでるので・・・
一緒に活動させて頂いた熱海市のNPO法人くすのきさん、メンバー、ボランティアの皆様、熱海市（初島）で活動されている静岡県の動物愛護推進員のTさん、熱海市の飼い主さん、住民の皆様、後方支援で湯河原のKさんご夫婦、捕獲器と共にご支援を頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
NPO法人くすのきさんは明日からも飼い主さんの依頼対応、レスキューに寝る暇も無く動かれます。
熱海は傾斜地、私たちは今回も支援や義捐金のお願いはしていません。
くすのきさんにお寄せ頂いたフードを長い長い階段を登り託してきましたが、住われている飼い主さんも取りに行くのは非常に困難、ボランティアも大変ですし、猛暑の中、お年寄りの方は本当に危険です。
そして、熱海市から車で約30分、福島県飯舘村のボランティア仲間、静岡県内に住む愛ちゃんも2日間参加、飯舘村のTNRを数多くしてきたからこそ、阿吽の呼吸でした。
夜は愛ちゃん&しんちゃん宅に泊まらせて頂き、ありがとうございました。
「愛ちゃんのブログ」
くすのきさんの皆様も懸命に活動されていて素晴らしかったです。
最後、災害対策本部に報告に行き、帰りは東名が大渋滞、隊長を都内に送り届け、帰宅は23時💦猛暑の2日間で疲れ果てました。
嬉しかったこと、悲しくて辛すぎる現実、沢山ありました。
熱海、土石流災害の現場では警察、消防、自衛隊が懸命な捜索や土砂の撤去を行っています。
取り残されている猫の救出が困難な場所で、動物レスキューを継続している方からの話し。
隊員の方は自身の貴重なお弁当の一部を猫が残されている家に運び投げ入れてくれてる。
隊員さんもしっかり食べなきゃ体力がもたない。
でも、極限の現場で食べ物を分け合いながら救えるその時を待っている。
2021年7月17日（土）〜18日（日）
NPO法人くすのきさんに到着、皆さんで打ち合わせをしていると被災された飼い主さん親子が訪問されました。
保護された猫がうちの子かもしれない。
お宅は土石流に飲み込まれ、犬（パピヨン）は自力で脱出、放浪していたところを保護されました。
ウサギと猫は発見には至っていない。
猫もウサギもケージの中・・・
猫のコトラちゃんは15〜16歳の高齢で病気があり留守時はケージの中だった。
その留守時に突然の土石流に見舞われた。
残念ながら保護された猫は特徴が違うと判明、絶望感で押し潰されそうな気持ちでの避難生活は2週間になります。
しかし、私たちは絶対に諦めない。
2週間が経過しても望みがある。
それは今までの様々な被災地で経験しています。
打ち合わせではどこを優先するか？
様々な要因を考慮して活動開始。
捕獲器は猛暑の為、日中は安易に仕掛けられません。
気温が下がる夕方以降、捕獲器を設置して廻りました。
もちろん訪問された飼い主さん親子のお宅も捕獲器を設置しに行きました。
しかし、このお宅はすでに撤去されてありません。
もし、ケージから出て逃げたならどの方向か？
様々な場所に設置、夜明けを待ちます。
翌朝、現場に行くと・・・はっ、入ってる！
特徴も一致、よっしゃっ！
くすのきさんに搬送して飼い主さんに連絡をしてもらいました。
しかし、猫に首輪はしていないとのこと、一気に緊張の糸が切れてしまいました。
でも、一応確認してもらうことに。
程なくして飼い主さん親子が訪問、確認していただくと・・・、
捕獲器に掛けていた布を取り、飼い主さん親子が声を掛けるとニャーニャー😹
私たちが話し掛けても鳴かなかったのに・・・
特徴から間違いないとのこと。
首輪は？しているのを忘れていたと・・・
災害発生から2週間、本当に良かった。
再会した瞬間（動画）を是非ご覧ください。
猫のコトラちゃん、家族の声を聞いて、家族の顔を見た反応を！
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