酢豚でこってり
雨が続いて、気温も下がって、なんだか暖かいものとかすこしこってり系のものが食べたくなったので、よし今夜は中華にするべしと、豚バラ肉の塊を買ってきた。
ロースの方がヘルシーなのかもしれないけど、脂のうまみを楽しみたいんだよねえ。なにしろこってりなんだし。
連れ合いが拒否権を発動するので、パインは入らない……好きなんだけどな、酢豚のパイン。
そのかわり、こちらの意見も入れさせてもらう。
「じゃがいもいれて~」
そう。私はじゃがいも魔神。
なんにでもじゃがいもが入っているとウレシイ。
ドイツにうまれるべきだった。
豚を揚げる時に、じゃがいもも一緒に揚げてしまう。
パインが入ってない分、黄色の色どりになるね。
そんなわけで、こういう食卓になったとさ。 茄子は揚げ浸しにしてみたよ。
あと普通に味噌汁とゴハンとふりかけと。
そういえば、何故か子供の頃は「味噌汁は朝のもの」と思っていた。単に、うちの家ではそうだったというコトかもしれないけど。
今は、夕飯に味噌汁がないとどうもテーブルが寂しくて。
野菜やキノコの残り物をいろいろいれて、具だくさんで食べる味噌汁は美味しいしね。
それに、味噌汁がつくだけで、メインが中華だろうがなんだろうが、「和食」な感じになるのがいい。
日本の食卓ってこれだからバリエーション豊かなのかも。
ロースの方がヘルシーなのかもしれないけど、脂のうまみを楽しみたいんだよねえ。なにしろこってりなんだし。
連れ合いが拒否権を発動するので、パインは入らない……好きなんだけどな、酢豚のパイン。
そのかわり、こちらの意見も入れさせてもらう。
「じゃがいもいれて~」
そう。私はじゃがいも魔神。なんにでもじゃがいもが入っているとウレシイ。
ドイツにうまれるべきだった。
豚を揚げる時に、じゃがいもも一緒に揚げてしまう。
パインが入ってない分、黄色の色どりになるね。
そんなわけで、こういう食卓になったとさ。 茄子は揚げ浸しにしてみたよ。
あと普通に味噌汁とゴハンとふりかけと。
そういえば、何故か子供の頃は「味噌汁は朝のもの」と思っていた。単に、うちの家ではそうだったというコトかもしれないけど。
今は、夕飯に味噌汁がないとどうもテーブルが寂しくて。
野菜やキノコの残り物をいろいろいれて、具だくさんで食べる味噌汁は美味しいしね。
それに、味噌汁がつくだけで、メインが中華だろうがなんだろうが、「和食」な感じになるのがいい。
日本の食卓ってこれだからバリエーション豊かなのかも。
美術館は秘密の隠れ家
クローディアという、もうすぐ12才になる女の子と、その9才の弟ジェイミーの二人がどんな冒険をしたのか、知っているだろうか?
彼らは、ニューヨーク郊外の町、グリニッジ・ヴィレッジに住んでいるごく普通の子供たち。バイオリンとトランペットのケースをトランクにして、彼らはある場所へ「家出」した。
児童文学作家、カニグズバーグの名著「クローディアの秘密」は、ちょっと好奇心旺盛な、どこにでもいそうな二人の姉弟の冒険物語だ。
彼らは、家出の隠れ場所を、都会の真ん中にある、誰でも知っている美術館……メトロポリタン美術館に決めたのだから、わくわくしないわけがない。
賢明な人はもうお気づきだと思うが、いろんな人の心に残っているあの曲、「メトロポリタンミュージアム」は、この物語の場面から発想されている。
大貫妙子が作詞作曲したこの曲は、背景に使われた岡本忠成氏
のストップモーション・アニメも重要な要素になっている。
このアニメーションは、「クローディアの秘密」の他に、1973年の映画『クローディアと貴婦人(邦題)』に影響を受けていると思われる。
映画でも、子供たちの冒険が生き生きと描かれている。
これは実際のメトロポリタン美術館で撮影を許可された、初めての映画だったそうだ。いかに原作が愛され評価されているかが伺える。
メトロポリタン美術館にうまく隠れ住んだ彼らは、古いけど豪華な寝台で眠り、中庭の広い噴水の池でお風呂を使い、コインランドリーで洗濯し、お腹が空けば、メイシー・デパートで試食をするのだ。
なんて、わくわくする冒険! 子供が憧れる(大人だって憧れる)これぞ冒険!
しかも、誰も彼らのいることに気がつかないんだから。
クローディアは夜の美術館をあるいて探検をするうち、倉庫にきたばかりの美しい天使の像を目にする。
そう、ここで曲のシーンを思い出してほしい。
冒頭、女の子に話しかけてくる天使の像、これがその像だ。
この天使の像が重要な役割をするのだが、物語はカニグズバーグの創作なので、この天使の像も架空のもの。つまり、この映画の中にしか、視覚的なサンプルはない。
アニメーションの方も、この像をモデルにしているのではと思うのだ。
曲の背景も、クローディアが夜の美術館を歩き回るシーンが主な舞台になっているが、最後の「大好きな絵の中に…」という部分は、物語の核となる部分にからめてあるように感じる。(もちろん原作では絵の一部にはならないし、問題の「絵」も違うけど)

クローディアはこの像にすっかり魅了されてしまう。
どうですこの表情! 彼女は特別美人でも可愛くもない、普通の子。でもこの表情はちょっといい。
なんでもこの映画を、この女の子が「可愛くない、魅力的じゃない」という理由でよくないと評価してる人がいるようなのだが、とんでもない。顔立ちが可愛くないと、魅力的じゃないだろうか? ここにいるのは、とてもリアルな女の子だ。悩み、傷つき、行動し、何かを得るのだ。どこが魅力的じゃないんだろうか。
それに、カニグズバーグの作品に、外見ばかり人目をひくような可愛らしさは似合わない。

「天使像の秘密を知りたい」という気持ちに押されて、クローディアはとうとう元の持ち主であるフランクワイラー夫人の家を訪ねる決心をする。これまでの楽しい冒険を全部あきらめても、そうしたいと思ったのだ。

ちょっと気むずかしげな女主人、フランクワイラー夫人を演じているのは、あの名女優イングリット・バーグマン。威厳ある態度で子供たちに接する彼女の表情の変化も見所だ。
夫人は、子供たちの冒険心を読み取って、厳しく、でも実は優しく、彼らに接する。
イングリット・バーグマンは当時60才くらいなので、映画では実年齢よりも老けたメイクをしている。フランクワイラー夫人は80才を越えているのだ。
「秘密」について、映画の中でフランクワイラー夫人がこういう。

クローディアはこの冒険の終わりに沢山のことをまなぶ。素敵なかけがえのない秘密をわかちあう大切さを。子供時代にも、そしてたぶん大人になっても(フランクワイラー夫人ほどになっても!)、秘密がどんなに大事な宝物なのかを。
1週間の家出生活の最後で、きっとふたりは少し成長したに違いないし、フランクワイラー夫人もまた、何か今までと違うすがすがしさを感じている。
原作も良いし、映画もまたよい。
そしてそこからうまれたあの名曲。
よいことづくしを、味わってみるのもたまにはいいね。
しかし残念なことにこの映画、日本では劇場未公開で過去にビデオ販売されたことがあるのみだ。良作が日の目を見ない典型だと思う。
今回の紹介も、以前に深夜放送されたものを鑑賞。
バーグマン作品としてでも、どこかのメーカーが拾い上げてくれるとよいのだが。
しかしこの作品を観ると、実際のメトロポリタン美術館に隠れてみたいと思ってしまうのは……仕方ないよね?
蛇足だが、私はみんなのうたの「メトロポリタンミュージアム」を怖いと思ったことはないので、そういう意見が新鮮だ。
ファンタジックであり、示唆に富んでいるとは思うのだけど。

彼らは、ニューヨーク郊外の町、グリニッジ・ヴィレッジに住んでいるごく普通の子供たち。バイオリンとトランペットのケースをトランクにして、彼らはある場所へ「家出」した。
児童文学作家、カニグズバーグの名著「クローディアの秘密」は、ちょっと好奇心旺盛な、どこにでもいそうな二人の姉弟の冒険物語だ。
彼らは、家出の隠れ場所を、都会の真ん中にある、誰でも知っている美術館……メトロポリタン美術館に決めたのだから、わくわくしないわけがない。
賢明な人はもうお気づきだと思うが、いろんな人の心に残っているあの曲、「メトロポリタンミュージアム」は、この物語の場面から発想されている。
バイオリンのケース トランペットのケース
トランクがわりにして 出発だ
大貫妙子が作詞作曲したこの曲は、背景に使われた岡本忠成氏
のストップモーション・アニメも重要な要素になっている。
このアニメーションは、「クローディアの秘密」の他に、1973年の映画『クローディアと貴婦人(邦題)』に影響を受けていると思われる。
映画でも、子供たちの冒険が生き生きと描かれている。これは実際のメトロポリタン美術館で撮影を許可された、初めての映画だったそうだ。いかに原作が愛され評価されているかが伺える。
メトロポリタン美術館にうまく隠れ住んだ彼らは、古いけど豪華な寝台で眠り、中庭の広い噴水の池でお風呂を使い、コインランドリーで洗濯し、お腹が空けば、メイシー・デパートで試食をするのだ。
なんて、わくわくする冒険! 子供が憧れる(大人だって憧れる)これぞ冒険!
しかも、誰も彼らのいることに気がつかないんだから。
クローディアは夜の美術館をあるいて探検をするうち、倉庫にきたばかりの美しい天使の像を目にする。そう、ここで曲のシーンを思い出してほしい。
冒頭、女の子に話しかけてくる天使の像、これがその像だ。
この天使の像が重要な役割をするのだが、物語はカニグズバーグの創作なので、この天使の像も架空のもの。つまり、この映画の中にしか、視覚的なサンプルはない。アニメーションの方も、この像をモデルにしているのではと思うのだ。
曲の背景も、クローディアが夜の美術館を歩き回るシーンが主な舞台になっているが、最後の「大好きな絵の中に…」という部分は、物語の核となる部分にからめてあるように感じる。(もちろん原作では絵の一部にはならないし、問題の「絵」も違うけど)

クローディアはこの像にすっかり魅了されてしまう。
どうですこの表情! 彼女は特別美人でも可愛くもない、普通の子。でもこの表情はちょっといい。
なんでもこの映画を、この女の子が「可愛くない、魅力的じゃない」という理由でよくないと評価してる人がいるようなのだが、とんでもない。顔立ちが可愛くないと、魅力的じゃないだろうか? ここにいるのは、とてもリアルな女の子だ。悩み、傷つき、行動し、何かを得るのだ。どこが魅力的じゃないんだろうか。
それに、カニグズバーグの作品に、外見ばかり人目をひくような可愛らしさは似合わない。

「天使像の秘密を知りたい」という気持ちに押されて、クローディアはとうとう元の持ち主であるフランクワイラー夫人の家を訪ねる決心をする。これまでの楽しい冒険を全部あきらめても、そうしたいと思ったのだ。

ちょっと気むずかしげな女主人、フランクワイラー夫人を演じているのは、あの名女優イングリット・バーグマン。威厳ある態度で子供たちに接する彼女の表情の変化も見所だ。
夫人は、子供たちの冒険心を読み取って、厳しく、でも実は優しく、彼らに接する。
イングリット・バーグマンは当時60才くらいなので、映画では実年齢よりも老けたメイクをしている。フランクワイラー夫人は80才を越えているのだ。
「秘密」について、映画の中でフランクワイラー夫人がこういう。
秘密ってものは心の中でじっくり育てるものよ 長い時間をかけて
じゃないと単なる情報にすぎず 風のように去って魂には何も…

クローディアはこの冒険の終わりに沢山のことをまなぶ。素敵なかけがえのない秘密をわかちあう大切さを。子供時代にも、そしてたぶん大人になっても(フランクワイラー夫人ほどになっても!)、秘密がどんなに大事な宝物なのかを。
1週間の家出生活の最後で、きっとふたりは少し成長したに違いないし、フランクワイラー夫人もまた、何か今までと違うすがすがしさを感じている。
原作も良いし、映画もまたよい。
そしてそこからうまれたあの名曲。
よいことづくしを、味わってみるのもたまにはいいね。
しかし残念なことにこの映画、日本では劇場未公開で過去にビデオ販売されたことがあるのみだ。良作が日の目を見ない典型だと思う。
今回の紹介も、以前に深夜放送されたものを鑑賞。
バーグマン作品としてでも、どこかのメーカーが拾い上げてくれるとよいのだが。
しかしこの作品を観ると、実際のメトロポリタン美術館に隠れてみたいと思ってしまうのは……仕方ないよね?
| クローディアの秘密 E.L.カニグズバーグ作 松永ふみ子訳 | ![]() |
蛇足だが、私はみんなのうたの「メトロポリタンミュージアム」を怖いと思ったことはないので、そういう意見が新鮮だ。
ファンタジックであり、示唆に富んでいるとは思うのだけど。
透明な「みずうみ」
散歩してる時、ふと、聴きたくなる歌があって、大貫妙子の曲にはそういうものが多い。
彼女のあの細くて透明感(あれほど、「透明感」という形容が似合う声があるだろうか)、浮遊感のある歌声が頭の中によみがえると、なんだか足取りも自然と軽くなる。
その大貫妙子の歌で、かつて「みんなのうた」で放送された『みずうみ』という曲がある。
美しい旋律と詞と、彼女の声との3つがそろって、ひとつの風景になった。
原曲はグリーク作曲の組曲『ペール・ギュント』の中の『ソルヴェイグの歌』である。
イプセン作の詩劇「ペール・ギュント」の劇音楽として作られたこの組曲の中でも、ひときわ美しい曲。
ろくでなしの放蕩者であるペール・ギュントの帰りを待ちわびる恋人、ソルヴェイグの一途な心をうたった歌なのだが、その設定から離れて、少女の日の初恋を振り返る物語に変えたのは、作詞の山川啓介だ。
そして、大貫妙子の透明感が、その世界にこれ以上なくとけ込んでいる。
最初から彼女のために用意された詞と曲であるかのような錯覚を、おこさせてくれる。
ところで「みんなのうた」の曲はなかなかオリジナル(放送バージョン)をCDで聴けないが、この曲は彼女のベストアルバム「History」に収録されてる。
このアルバムには、「みんなのうた」で歌われたもうひとつの名曲「メトロポリタン美術館(ミュージアム)」も収録されているので(もちろん初期の名曲達も網羅してるし)、かなりおすすめ。
「メトロポリタン美術館(ミュージアム)」については、また書きたいことがあるので、そちらはまた別の機会に。

彼女のあの細くて透明感(あれほど、「透明感」という形容が似合う声があるだろうか)、浮遊感のある歌声が頭の中によみがえると、なんだか足取りも自然と軽くなる。
その大貫妙子の歌で、かつて「みんなのうた」で放送された『みずうみ』という曲がある。
美しい旋律と詞と、彼女の声との3つがそろって、ひとつの風景になった。
原曲はグリーク作曲の組曲『ペール・ギュント』の中の『ソルヴェイグの歌』である。
イプセン作の詩劇「ペール・ギュント」の劇音楽として作られたこの組曲の中でも、ひときわ美しい曲。
ろくでなしの放蕩者であるペール・ギュントの帰りを待ちわびる恋人、ソルヴェイグの一途な心をうたった歌なのだが、その設定から離れて、少女の日の初恋を振り返る物語に変えたのは、作詞の山川啓介だ。
会いたいのは あなたよりもなんて繊細に“少女のこころの世界”を表現した一節だろうか。
そばかす気にしてた日のわたし
そして、大貫妙子の透明感が、その世界にこれ以上なくとけ込んでいる。
最初から彼女のために用意された詞と曲であるかのような錯覚を、おこさせてくれる。
ところで「みんなのうた」の曲はなかなかオリジナル(放送バージョン)をCDで聴けないが、この曲は彼女のベストアルバム「History」に収録されてる。
このアルバムには、「みんなのうた」で歌われたもうひとつの名曲「メトロポリタン美術館(ミュージアム)」も収録されているので(もちろん初期の名曲達も網羅してるし)、かなりおすすめ。
| 「History 1978-1984」 大貫妙子 | ![]() |
「メトロポリタン美術館(ミュージアム)」については、また書きたいことがあるので、そちらはまた別の機会に。
手作りにも程があるカメラ。
じいちゃんが趣味と根性でこんなものを作ってしまったというニュース拾ってきた。
一見、ナンだか不明な物体ですが。
じーちゃん、ナイス (°o°)\
これってピンホールカメラ……なのかな。レンズが入ってるのかな。
この見た目からは想像しにくいんだが、意外にもちゃんと写真撮れてるようなのだ。
で、その写真ってのが微妙にエロいのがまた。
いやゲージュツ家(アーティスト)だから、それもまたゲージュツということかな。
でも間違いなく、このカメラはゲージュツだと思うよ。古代遺跡から発掘してきた系の。
一見、ナンだか不明な物体ですが。
80代のおじいちゃんがビンの王冠や段ボールから作ったお手製カメラGigazine 2008年08月27日
1926年生まれのアーティストViroslav Tichy氏がビンの王冠、輪ゴム、段ボールなどを駆使して制作した自作のカメラと、その写真です。お手製だからか画像がハッキリしない写真も多いですが、その不鮮明さが逆に特徴を出しています。
(全文はこちらへ。 このカメラで撮った写真もあります)
じーちゃん、ナイス (°o°)\
これってピンホールカメラ……なのかな。レンズが入ってるのかな。
この見た目からは想像しにくいんだが、意外にもちゃんと写真撮れてるようなのだ。
で、その写真ってのが微妙にエロいのがまた。
いやゲージュツ家(アーティスト)だから、それもまたゲージュツということかな。
でも間違いなく、このカメラはゲージュツだと思うよ。古代遺跡から発掘してきた系の。



