猫なでにき -26ページ目

氷の島の女神Björk

少し前の話になるが、アテネオリンピックの開会式に、ひとりの女神が舞い降りた。いや、それは海から地上に浮かびでたといった方がしっくりくる光景かもしれない。

彼女が歌い始めると、ブルーのドレスの裾が波打ち、広がり始める。やがてそれは、歌声と共に会場全体を包み込んでしまう。
目もくらむ幻想的な光景の中心で歌うのは、Björk(ビヨーク)。氷の国、アイスランドのアーティストだ。この時、歌われた曲は「Oceania」という。



12歳で本格的に音楽活動を始めて以来、その特異な個性とあふれ出す才能とで、常に注目されてきたBjörk。

私が彼女の音楽を初めて聴いたのは、1995年のアルバム『Post』だった。
それは形容しがたい体験だった。歌唱力や、曲の美しさや心地よさや、普通、音楽を聴く時に考えるそういうことを凌駕して、“声”が直接心臓に入ってくるようなイメージ。それが、Björkとの出会いだったのだ。

変な言い方かもしれないが、プリミティブな何かが、声を通して自分の内部に侵入してくるような感覚だ。そんな音楽を、私はそれまで聴いたことがなかった気がする。

1997年のアルバム『Homogenic』では、その圧倒的な世界をさらに広げてくれた。
その中から「Jóga」。



この、3分20秒という決して長くない曲の中に感じるエネルギーはなんだろう。

彼女の特異性は、その容姿にもある。
一見、西洋人か東洋人かもわからない。年齢さえも……幼女のごとくあどけない顔になるかと思えば、魔女のように鋭い眼差しを向ける。

一流のパフォーマーでもあるBjörkは、2000年には、主演した映画「Dancer in the Dark」での演技が評価され、カンヌ国際映画祭で最優秀女優賞受賞という、快挙も成し遂げてしまう。

セルマ


そんな彼女の突出した個性、そしてエキセントリックな言動や行動は、マスコミの攻撃対象になることもしばしばだ。熱狂的に愛するあまり、彼女の命を狙ったファンもいた(その彼は自ら命を絶った)

それも仕方ないことなのかもしれない。神から多くのギフトを与えられた者は、往々にして凡人の心に嵐を巻き起こす。ある者は激しく拒否反応を示し、ある者は賛美し熱狂する。それは時代のカリスマの役割でもあるのだから。

今日も、あの歌声を通して私の中に入ってしまったBjörkのカケラは、私の中で輝きながら歌い続けている。






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米袋は誰のモノ

我が家の姫は最近、箱よりお気に入りのものを見つけたようだ。

米袋ねこ
それはこの寝袋……じゃなかった、米の袋。

適度なカサカサ感と、じゃれるのに最適な両側のヒモが、彼女のハートを射止めたらしい。

姫、スヤスヤおやすみ中。

米袋ねこと予備軍
ちなみに、カメラを引くと、何故か王子が……。

微妙な距離感を保って、寝ている王子。なんのために。

見返りねこ
ところがしばらくすると、姫が袋からでてしまっていた。あれ?起きたの?飽きたの?

でもなにやら後ろを気にしてジーッと見ている姫。これはもしかして……人には見えないが猫には見えるという、例の!



米袋奪取
袋の奥に白い顔が…!
きゃーー


…おマヌケ王子、姫の隙をうかがって、まんまと横取りに成功したらしい。

「僕ってこう見えて戦略家なんだよね」


そんな方法で賢さをアピールしても、普段の行動が裏切っとるぞい。




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バジルのご機嫌取り

スーパーに行って、野菜のコーナーでしばし考える。

バジルが欲しいんだけど……バックに結構沢山詰めてあって、198円とかそういう値段だ。
バジルの葉が4,5枚もあれば充分なんだけどな。
残りは刻んでオリーブオイルに漬けておくしかないかな?
でもなあ。

てなことを思いながら店内をブラブラしてると、園芸のコーナー(たまに店内に出現するコーナー)に、こーんなものが売っていた。
バジルのポット
バジルのポット苗
100円!


おっ、これこれ。これだと必要な分だけ摘んで、あとは大事に育てれば…しめしめ。
というわけで、早速ひと苗買ってきた。

その日のメニュー用に何枚か摘んだあと、日に当ててあげたり水をあげたり、数日はちゃーんと面倒をみたのだが、ちょっと気がゆるむと、忘れることもあるのが人の常。

2,3日ばかり、水はあげてもお日様を忘れていたのだよ。
そしたらなんとしたことか……

ご機嫌ナナメ
こーんなにご機嫌ナナメになっていた。

ああ……そんなにお日様が恋しかったか。ゴメンなさい。私が悪うございました…。
素直でマッスグな子だったのに。


そんなわけで、お日様は欠かさないようにしようとすると、今度は天気がご機嫌斜めなんだよねえ。
昨日も午前中に二人で買い物に出たら、外は雨。
傘を差すほどじゃないけど……こんな時、決まってこう言うことになっている。

「これくらいなら傘いらないよね」
「イギリス人でヨカッタね」


もちろん、二人とも混じりっ気ナシの日本人である。
前に、イギリスではちょっとくらいの雨だったら傘ささない、という話を聞きかじって、都合のいい時だけ外人気分に浸るバカ夫婦なだけである。

そこで私はふと思った。
太陽はあげられないけど、バジルを持ってあるけば雨があたってバジル喜ぶんじゃ?

しかしそこはバカの浅知恵である。
行く先はスーパーだから、そんなことしたらドロボーと間違われること必至だ。ということを、実行する前に気がついたからよかったが、ひとりだったら実行していたかもしれない。

ああ、ふたりでよかった。

そんな、今日のヨカッタ探しに余念がないバカ夫婦だった。




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グッと来るぞ、この受賞

世の中面白いことが起きるもんである。

私がここ数年密かに欲しがってるアレが……しかし買うのをチョットためらってるアレが……2008年グッドデザイン賞を受賞してしまった。

おめでとう!コレジャナイロボ
それはこいつ。その名も

コレジャナイロボ!

なにかが違う、どこかが違う、僕の私の知ってるロボはコレじゃない!




そう、これこそ、このロボのコンセプト……
「欲しかったのはこれじゃなーい!!」。プレゼントを開けた子供たちから発せられる、悲痛の叫び。心待ちにした楽しい瞬間から、奈落の底へとたたき落された瞬間の衝撃。

(中略)

人生、欲しいモノが何でもすぐに手に入る、何のリスクもなしに手に入るなんて話はそうありません。しかし私たちは子供の頃、あの苦い経験を経て思い知った。あの頃の「これじゃない!」の経験。もしくは両親の思いを感じとって、言いたくても言えなかった「これじゃない!」の叫び。そんなものを飲み込みながら、私たちは成長してきたのです。

ところで何でも欲しいものがカンタンに手に入ってしまう、現代の子供たちにそのような経験は?そしてこの体験を経てこなかった子供たちの未来は、感情教育は。

なのだそうで、このロボ、
『これまでどこにも無かった「これじゃない感」を演出』
『「欲しかったのは、これじゃない!」と悲痛な叫びをあげさせること、間違いない』

仕上がりを自負しているという。

う~んこの手作り感…!(実際、全部手作りだそうで、顔や模様もマッキーで書いてある)
肩の関節はシンプルな釘止め。額の金具は、道具箱とかによくあるアレだよね。
左右で手の形が違う、意味がありそうで全然ない感じ。すべてが私を誘惑する~!

その上、グッドデザイン賞を取ってしまうなんて!

つーかグッドデザイン賞に応募したんかよ!


この世にも素敵なアイテムが気になる人は、こちらのサイトで詳しく紹介してあるので、ぜひ一緒に「コレジャナイ!」を共有していただきたい……(;´▽`A``


これを受賞させてしまう「日本グッドデザイン賞」をエライ!と評価するか、大丈夫かと心配するかは………アナタ次第。





あ、ちなみにこのロボ、木製です。





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納得(BlogPet)

ふぉいくとはまっちょと楽曲とか納得するつもりだった?

*このエントリは、ブログペットの「ふぉいくと」が書きました。