バジルのご機嫌取り | 猫なでにき

バジルのご機嫌取り

スーパーに行って、野菜のコーナーでしばし考える。

バジルが欲しいんだけど……バックに結構沢山詰めてあって、198円とかそういう値段だ。
バジルの葉が4,5枚もあれば充分なんだけどな。
残りは刻んでオリーブオイルに漬けておくしかないかな?
でもなあ。

てなことを思いながら店内をブラブラしてると、園芸のコーナー(たまに店内に出現するコーナー)に、こーんなものが売っていた。
バジルのポット
バジルのポット苗
100円!


おっ、これこれ。これだと必要な分だけ摘んで、あとは大事に育てれば…しめしめ。
というわけで、早速ひと苗買ってきた。

その日のメニュー用に何枚か摘んだあと、日に当ててあげたり水をあげたり、数日はちゃーんと面倒をみたのだが、ちょっと気がゆるむと、忘れることもあるのが人の常。

2,3日ばかり、水はあげてもお日様を忘れていたのだよ。
そしたらなんとしたことか……

ご機嫌ナナメ
こーんなにご機嫌ナナメになっていた。

ああ……そんなにお日様が恋しかったか。ゴメンなさい。私が悪うございました…。
素直でマッスグな子だったのに。


そんなわけで、お日様は欠かさないようにしようとすると、今度は天気がご機嫌斜めなんだよねえ。
昨日も午前中に二人で買い物に出たら、外は雨。
傘を差すほどじゃないけど……こんな時、決まってこう言うことになっている。

「これくらいなら傘いらないよね」
「イギリス人でヨカッタね」


もちろん、二人とも混じりっ気ナシの日本人である。
前に、イギリスではちょっとくらいの雨だったら傘ささない、という話を聞きかじって、都合のいい時だけ外人気分に浸るバカ夫婦なだけである。

そこで私はふと思った。
太陽はあげられないけど、バジルを持ってあるけば雨があたってバジル喜ぶんじゃ?

しかしそこはバカの浅知恵である。
行く先はスーパーだから、そんなことしたらドロボーと間違われること必至だ。ということを、実行する前に気がついたからよかったが、ひとりだったら実行していたかもしれない。

ああ、ふたりでよかった。

そんな、今日のヨカッタ探しに余念がないバカ夫婦だった。




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