年商億越え女性起業家 奥村美里のブログ

年商億越え女性起業家 奥村美里のブログ

専業主婦からOLまで
420人の“稼げる英語コーチ”を育成した
年商億越え女性起業家



奥村です。

 


今回、フランスからドイツに移動したんですが。


もともと私は、日曜日朝早くにドイツへ移動しようと思っていました。



すると、デュッセルドルフに住んでいる卒業生から言われたんです。


「先生、日曜日に来ても何もやってませんよ」


え?


「ドイツは日曜日、お店ほとんど閉まってます。
できればどこか別のところで時間を潰してから来たほうがいいかもしれません」


いやいや。



デュッセルドルフって結構大きな街ですよ。
さすがにスーパーくらい開いてるでしょ。


……と思って調べてみたら、
本当に開いてない(笑)。



そして実際、日曜の午後にドイツに入ってみたら、
本当に街が閉まってました。



服屋さんも閉まってる。
スーパーも閉まってる。
普通の小売店も閉まってる。


もちろん駅や空港など例外はありますし、レストランやカフェなどは営業しています。



でも日本の、


「日曜日こそ買い物する日でしょう!」


という感覚で行くと、結構びっくりします。


実はドイツでは、日曜日は単なる「休日」ではなく、

 

社会全体で休息を守る日

という考え方がかなり強いらしい。

 


労働時間法でも、原則として日曜日は労働者を

働かせてはいけないことになっています。

 

もちろん飲食店、病院などさまざまな例外はありますが、

基本思想として「日曜日は休む」が制度にまで組み込まれているんですね。

 


現地に住んでいる卒業生に聞くと、


「日曜日は静かに過ごす日なんです」


とのこと。

 


家族と過ごしたり、散歩したり。


そして大きな音を立てることも避ける。


掃除機なども、住んでいるところのルールによっては気を遣うそうです(ひえーーー)



そこで私が聞きました。


「でも日曜日に買い物したくならないの?」

 


すると、


「オランダまで行きます」


え(笑)。


デュッセルドルフからオランダ国境まではそれほど遠くありません。(車で30分)



オランダなら日曜日でも営業しているお店があるので、車で国境を越えて、

ショッピングモールなどに買い物に行く人もいるそうです。

 


しかも卒業生いわく、


「オランダのほうがちょっと物価高いんですよ」


とのこと。



これ、私はすごく面白いと思いました。


だって経済合理性だけで考えたら、
ドイツのお店も日曜日に開ければいいじゃん。



ドイツ人がわざわざ隣国へ行って、隣国でお金を使う。


国内のお店を開ければ、そのお金はドイツ国内に落ちる。


お店だって売上が増える。


観光客だって買い物できる。


経済だけ考えたら、そのほうが合理的に見えます。



でもドイツは、そうしない。


なぜなら、


「売上を最大化すること」よりも、

「みんなが同じ日に休めること」を大事にしているから。

 


もちろん全員がそう考えているわけではないでしょうし、

日曜営業をめぐってはいろいろな議論もあるとは思います。


でも少なくとも、制度を見るとその価値観はかなりはっきりしています。

 


ドイツ政府自身、日曜日を原則的な「週の休息日」と位置づけ、

 

日曜営業の規制には小売業で働く人を

社会的に不都合な時間帯の労働から守る目的があると説明しています。

 


これを見ながら、私はオーストラリアやニュージーランドを

旅行していたときのことを思い出しました。


あちらはドイツほど「日曜日は全部閉める」という感じではありません。


でも、大都市の一等地にある大きなデパートでも、


「え、もう閉まるの?」
というくらい早く閉店することがある。



日本だったら、


「土日こそ稼ぎ時!」
「夜まで開けたほうが売上が上がる!」


と考えそうなところです。


でも、国が変わると、
そもそも何を最大化したいのかが違う。


売上なのか。


便利さなのか。


家族との時間なのか。


働く人の生活なのか。


そしてこれは、国だけじゃなくて、

私たち個人の人生も同じなんじゃないかなと思いました。



お金を最大化しようと思ったら、もっと働ける。


事業を最大化しようと思ったら、もっと仕事を入れられる。


効率だけ考えたら、休まないほうがいい。


でも、
「できる」と「やる」は別なんですよね。

 


何を最大化するかは、自分で決めていい。


売上を少し手放してでも、家族との時間を取る。


便利さを少し手放してでも、みんなが休める日を作る。


経済合理性だけでは説明できないものを、社会全体で守っている。



ドイツの日曜日を見て、
その国が何を大事にしているかって、

 

「何をやっているか」より「何をあえてやらないか」に出るのかもしれない。


そんなことを思いました。



とはいえ旅行者としては、
スーパーくらい開けといてくれ、とは思いました(笑)。
 

奥村です。



今回、帰国するとき、

デュッセルドルフからフランクフルト空港までドイツ国鉄で移動して、

 

飛行機に乗り

そこからパリ経由で日本へ帰ってきました。



今回の旅行中、私はずっとChatGPTに旅程を相談していたんですが、


「ドイツ国鉄は遅れるので、時間にはかなり余裕を持ってください」


と、やたら言われるんですよ。



特に帰国日は飛行機がありますから、


「ギリギリの電車はダメ」


 「1本遅れても大丈夫な時間にして」


 「場合によってはもっと早い電車を」


と、ものすごく警戒される。



そこで私、思ったんですよ。

あれ?
ドイツって時間に正確な国じゃなかったっけ?


日本人の私の中では、


ドイツ人=几帳面
 ドイツ人=時間厳守
 ドイツの鉄道=当然、正確


みたいなイメージがありました。



そこで、デュッセルドルフに住んでいる卒業生に聞いてみたら、

「いや、先生。ドイツ国鉄、めちゃくちゃ遅れますよ」
とのこと。



えええ。
調べてみたら、本当でした。


2025年のドイツ国鉄の長距離列車の定時運行率は、なんと60.1%。


つまり、ざっくり言えば10本に4本は定時ではない



しかも2026年上半期には58.7%まで下がっています。


「ドイツ=時間に正確」
という私のイメージは一体どこへ(笑)。



でも、なぜこんなことになったのかを調べてみると、これが結構面白かった。


主な原因の一つが、
インフラの老朽化です。


線路、信号設備、橋などが古くなっている。


さらに、利用する列車は多いのに線路のキャパシティが足りない。


特にフランクフルトやケルンなどの大きな交通拠点は混雑していて、

一つの遅れが別の列車に波及していく。

 


そして今、それを何とかするために大規模な改修工事をやっているので、


直すための工事によって、さらに遅れる
という状態になっています。



これを見ていて、私は、


「信用って、貯金じゃないんだな」


と思いました。


「ドイツは時間に正確」
というイメージは、一朝一夕でできたものではありません。



長い年月をかけて、
「やっぱりドイツはちゃんとしているよね」
という評価を積み重ねてきた結果です。



でも。


過去にどれだけ信用を積み上げても、

今の中身をメンテナンスしなければ、

その信用は少しずつ現実とズレていく。



これって、ビジネスでもまったく同じだと思うんです。


「あの人は昔すごかった」
「あの会社は有名だから」
「あの商品は昔から売れているから」


それだけでは、ずっと選ばれ続けることはできません。

 


ビジネスも、資産も、人間関係も、
作ることより、作った後にメンテナンスし続けることのほうが、実は難しい。

 


そして面白いのは、ドイツ国鉄も今まさに、大規模な改修を始めていること。


DBは2025年だけでも巨額のインフラ投資を行い、

鉄道網を立て直すには今後かなり長い時間が必要だとしています。


一度メンテナンスを後回しにすると、
後から直すほうが、ずっと大変なんですよね。



これはビジネスも同じ。


売上が上がっているときこそ、仕組みを整える。
うまくいっているときこそ、商品を磨く。


お客さんが来てくれているときこそ、信用を積み直す。


「まだ大丈夫」
と思っているときに手を入れる。



ドイツ国鉄に乗りながら、
そんなことを考えていました。


ちなみに今回の私。


ChatGPTの忠告を素直に聞いて、

帰国日は飛行機の3時間前にフランクフルト空港に到着する電車を取りました。

そして幸い、私が乗った電車はほぼ定刻通りにフランクフルトに到着。

 


「なんだ、全然大丈夫じゃん」
と思っていたんですが。


あとで卒業生から連絡が。



なんと、
私が乗った1本後の電車から、1時間以上の遅延が発生していました(笑)。

危なっ。


もし「ドイツなんだから時間通りでしょ」と思って、もう少し遅い電車にしていたら、

帰国便を前にかなり焦っていたはずです。


ということで今回の教訓。

信用もインフラも、作るだけではダメ。
メンテナンスし続けて、初めて維持できる。



そして旅行に関しては、


「ドイツは時間に正確」という私の古い常識より、

卒業生&ChatGPTを信じて正解でした(笑)。

 


次回ドイツ国鉄に乗るときも、余裕を持って行動したいと思います。
 

奥村です。

 


今回フランスで、
 オービュッソンという小さな町に行ってきました。

 


パリから簡単に行けるような場所でもありません。

 


正直、日本人で


「フランス旅行に行くなら、
 オービュッソンに行きたい!」


という人がどれくらいいるのか(笑)

 


たぶん、ほとんどの人は
 名前すら聞いたことがないと思います。

 


でもここは、
 何百年も続くタペストリーの町

 


そして今回、


宮崎駿監督の
 「となりのトトロ」のタペストリーが完成し、


その公式訪問ということで
 私たちはこの町を訪れました。

 


実は私たちが行ったことが、
 現地の新聞にも掲載されました。

 


その新聞を読んでいて、
 私はあることにびっくりしました。

 


今回の日本人ツアーを実現するために、

この町は4年間も日本向けのプロモーションを続けていた


というのです。

 


4年ですよ。

 


しかも、


「4年間頑張った結果、
 日本人観光客が何万人も来ました!」


という話ではありません。

 


今回やってきたのは、
 十数人です(笑)


でも、その十数人が来るまでに、
 4年間。



実は今回の企画、


日本の大手旅行会社にも
 声がかかっていたそうです。

 


JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行など、
 旅行会社の方々も現地に招かれて、


ツアーとして商品化する話が
 進められていた。

 


ところが、


最少催行人数に達しないなどの理由で、
 結局、商品化には至らなかった。

 


それでも、
 オービュッソン側はやめなかったんですよね。


そして最終的に実現したのが、


私が今回参加した
 会員制コミュニティのツアーでした。

 


新聞にも、


「初めてオービュッソンが日本の旅行会社の観光プログラムに組み込まれた」


と書かれていました。



これを読んで、


「ああ、成功する人って、こういうことなんだよな」


と思いました。

 


私たちは何かを始めるとき、


3か月やって結果が出ない。


広告を出したけど売れない。


企画したけど人が集まらない。


一度断られた。


二度断られた。


すると、


「需要がないのかな」


「向いてないのかな」


「やっぱり無理なのかな」


と思ってしまいます。

 


でも、


フランスの片田舎の小さな町が、


「日本人にオービュッソンへ来てもらいたい」


というだけのために、


4年間プロモーションを続けていた。

 


大手旅行会社で商品化できなくても、
それで終わりにしなかった。

 


そして4年後、


たった十数人かもしれないけれど、
 本当に日本人がやってきた。

 


しかもその中には、


トトロのタペストリーを見て
 泣いた人までいたそうです。

 


新聞の見出しは、


「トトロの前で泣いた女性もいました」


でした。

 


なんかね。


これってビジネスでも、
 人生でも同じだと思うんです。

 


うまくいかなかったときに、


「これはダメなんだ」


と判断するのは簡単です。

 


でも実際には、


ダメなのではなく、


まだ途中なだけ


なのかもしれない。

 


やり方を変えて、
 相手を変えて、
 ルートを変えて、


それでも続ける。

 


そうすると、
 最初に想像していた形とは違っても、


ある日突然、
 点と点がつながることがあります。

 


今回のツアーだって、


最初にオービュッソンの人たちが


 思い描いていた形では
 なかったのかもしれません。

 


でも、


4年間やめなかったから、
私たちはそこにいた。

 


そう考えると、
 なんだかすごいなと思いました。

 


やりたいことがあるなら、


一度や二度うまくいかなかったくらいで、
 諦めちゃいかんな、と。

 


フランスの片田舎で、
そんなことを教えてもらいました。

奥村です。


ドイツのケルンの話です。

 


ケルンといえば、
 やっぱりケルン大聖堂。


ものすごく巨大なゴシック建築で、
 街のどこからでも目立つ存在です。

 


第二次世界大戦では、
 ケルンの街は連合軍による激しい空爆を受けました。


街の多くが破壊されたのに、
 ケルン大聖堂は大きな損傷を受けながらも、
 完全には崩壊せずに残りました。

 


で、その理由について、
 面白い話を聞きました。


どうやら「2つの説」があるらしい。

 


まず、ドイツ側で語られている説。


「神が大聖堂を守ったから」


なるほど。

 


何百年もケルンの街を見守ってきた大聖堂ですから、
 そう考えたくなる気持ちもわかります。

 


ところが。


イギリス・連合軍側から見ると、
 まったく違う話になる。


「あれを壊したら、空爆するときの目印がなくなるから」


……えっ(笑)

 


ケルン大聖堂は高さ150メートルを超える巨大建築。


当時、今のようなGPSがあるわけでもないので、
 上空から見て非常にわかりやすいランドマークだった。

 


だから、


「神様が守ってくださった」

 

と思っていたら、



敵側では


「いや、あれ壊したら困るから」


だったという説(笑)

 


これ、どちらが歴史的に正しいのかという話以上に、
 私はすごく面白いなと思いました。

 


なぜなら、


同じ出来事を見ているのに、
立場が変わるとストーリーが180度変わるから。

 


私たちも日常で、
 同じことをやっているのかもしれません。


「あのとき運が良かった」
 「あの人のおかげだった」
 「自分が頑張ったからだ」
 「たまたまだった」

 


起きた出来事は一つなのに、
 そこにつける「意味」は人によって全然違う。

 


ビジネスでも投資でも同じです。

 


ある人には


 「こんなの危なすぎる」


 と見えるものが、

 


別の人には


「ものすごいチャンス」


 に見えることがある。

 


結局、私たちは事実そのものを見ているようで、
自分の立っている場所から、事実を見ている。

 


ケルン大聖堂を見ながら、
 そんなことを考えました。

 


ちなみに私は、


神様説より
「空爆の目印だから残した説」のほうが


「なるほどーーーー!」


となりました(笑)


ロマンはないけど、
 めちゃくちゃ合理的。


同じ大聖堂を見上げながら、


地上の人は「神の奇跡」と思い、
空の上の人は「便利な目印」と思っていた。

 


あなたはどう思いますか?

奥村 です。


英語コーチ養成講座卒業生を訪ねて、

ドイツ・デュッセルドルフに来ています。


で…今回の出発前に衝撃の一言。


「先生、生の豚肉、大丈夫ですか?」


え、生の豚肉???w
どうやらドイツには、生の豚肉を食べる文化があるらしい。


「大丈夫ですよー」
と言った手前、食べてきました(笑)


これが意外と普通に美味しい。
感覚としては、肉のお刺身みたいな感じ。
↓↓



「生の豚肉」という言葉のインパクトほど怖くなくて、

全然普通に食べられました。


そもそも今回、ドイツには全然来る予定がなかったんですよね。


フランス旅行のあとスペインに行く予定だったのですが、

予定が変わって、


「そういえば卒業生が最近デュッセルドルフに移住したな」


と思い出し、


じゃあ遊びに行ってみよう!


くらいのノリで来ました。(パリからここまで電車で3時間半程度)


正直、ドイツにはそこまで期待していなかったのですが(笑)、
来てみるとなかなか面白い。


フランスとは街も食文化も全然違うし、


「え、こんなの食べるの?」
「こんな文化あるの?」


という発見がたくさんあります。


ちなみに今の時期、ドイツでは「発酵途中のワイン」も飲めますw


まだワインになる途中なので発酵が続いていて、
瓶の蓋を完全に閉められないらしい。


つまり……
スーツケースに入れて日本へ持って帰るのは絶対無理。。。


スーパーで買って飲んでみましたが、これもなかなか美味しかったです。


生の豚肉を食べ、
発酵途中のワインを飲み、


予定になかったドイツで、予定になかった体験をする。
やっぱり旅行っていいなと思います。


奥村はたぶん「未知との遭遇」が好きなんですよね。


知らない場所に行って、
知らないものを食べて、


「え、何これ?」ってなる。


そういう、自分の世界がちょっと広がる瞬間がすごく楽しい。
予定通りにいかない旅も、これはこれで面白い。


ということで、生の豚肉を食べたドイツからは以上です!

奥村です。

 

パリを後にして、ドイツに来ています。


今日は途中、ケルンに立ち寄りました。


ケルンといえばケルン大聖堂。


……なのですが、
めちゃくちゃ雨が降っていたので、
大聖堂は早々に諦めました(笑)


それよりビール飲もう。


ということで、
チャッピーおすすめのビアホールへ。


ケルンには「ケルシュ(Kölsch)」という
ご当地ビールがあります。


これが面白いんですよ。


細長い小さめのグラスで出てくるのですが、
飲み終わると、
頼んでないのに次が来るw


また飲み終わると、
また来る。


なんというか、
「わんこそば」ならぬ
「わんこビール」です(笑)


シュラスコの
「ストップって言うまで肉が来ます」

みたいなシステムにも近い。


伝統的なケルシュのビアホールでは、
店員さんがテーブルを回っていて、
グラスが空くと新しいケルシュを置いていきます。


そして飲んだ杯数を
コースターに印をつけて数えていく。


「もういりません」の合図は、
グラスの上にコースターを置くこと。


実はこれ、
チャッピーから事前に
「勝手に次が来るから気をつけて!」
と言われていました。


ところが。


2杯目がほんのちょっとだけ残っていたところで、


どうやら店員さんに
「はい、空ですね」
と認定されたらしく、


3杯目登場。


あああああ。
だから言われてたのに(笑)


結局、昼から3杯飲みましたw


しかもドイツのビアホール、
フランスのレストランとは雰囲気が全然違います。


お店に入っても、
「こちらのお席へどうぞ」
みたいな感じではなく、
自分で空いている席を見つけて座る。


最初ちょっと、
「え?勝手に座っていいの?」
となりました。


国が変わると、
こういう小さな常識が

全部変わるのが面白いです。


今回、

パリからケルンまでは列車で移動しました。
約3時間半。


そして驚くのが、
国境を越えた感がほぼゼロ。


EU圏内なので、


フランスからドイツに入るのに
基本的に国境で

パスポートチェックがあるわけでもなく、


気づいたらドイツ。


感覚的には、
「神奈川県から静岡県に来ました」
くらいの気軽さです。


なのに、


言葉が違う。


食文化が違う。


街の雰囲気が違う。


そして物価まで違う。


久しぶりにヨーロッパを列車で移動しましたが、
「ああ、ヨーロッパってこういうところだった」
と思いました。


数時間列車に乗っただけで、
世界がガラッと変わる。


ちなみにドイツに着いてもう一つ思ったのが、
「安っ!!」


もちろん今はユーロ自体が高いので、
日本人からすると全然安くありません。


でもパリから来ると、
何もかも激安に見える(笑)


ホテルのレセプションの人に、
「ドイツ、物価安いですね!」
と言ったら、


「ドイツが安いんじゃない。
パリが高すぎるんだ」


と言われました。


なるほど(笑)


確かにそうかもしれない。


数時間列車に乗っただけなのに、

言葉も、
食べ物も、
人の感じも、
値段も変わる。


こういうのがヨーロッパ旅行の面白さですね。


Anyway
ケルンでケルシュを飲む際には、
「わんこビール」にはお気をつけください。


油断していると、
次の一杯が勝手にやってきます(笑)
 

奥村です。


昨日までモンサンミシェルに行ってました。


今回、わざわざこの日程にした理由のひとつが、
「大潮」
です。


モンサンミシェルでは年に何度か、
ものすごく潮位が高くなる日があります。
せっかくならそれを見てみたい!


ということで、
今回は大潮の日を狙って、
モンサンミシェルの島内に宿泊してみました。


夕方になると、
島の外にはたくさんの人が集まってきます。


みんな何をしているのかというと、
潮が満ちてくるのを待っている。


私も、
「いやいや、潮ってそんなに急に満ちるものなの?」
と思いながら見ていたんですが……


これが、結構すごい。


遠くから水が迫ってきて、
まるで波がやってくるように、
どんどん景色が変わっていくんです。


もちろん一瞬ではなく、
2時間くらいかけて満ちていくのですが、


「あ、来た」
と思ったら、
もう止まらない。



その光景を見ながら、
ふと思いました。


これ、時代の流れと同じだな。


時代の大きな流れって、
個人の力では止められないんですよね。


例えば今なら、AI。


ものすごい勢いで進化していて、
仕事のやり方も、
ビジネスの作り方も、
どんどん変わっています。


ここで、


「私はAIを使いません」
「全部、人間が手作業でやるべきです」


と言ったところで、
AIそのものの進化を止めることはできません。


それって、
満ちてくる潮に向かって、
『来ないでください!』と言っているようなもの。


たぶん大事なのは、
潮を止めようとすることではなく、
「潮は来る」という前提で、
自分はどう動くのかを考えること。



波に逆らい続けるのか。


波に飲み込まれるのか。


それとも、
その流れを利用して、
自分が行きたい方向へ進むのか。


これはAIだけではなく、
投資も、ビジネスも、
働き方も同じだと思います。


なんなら、社会の流れも。


大きな時代の流れそのものを
私たちが決めることはできない。



でも、
その流れの中でどう泳ぐかは、
自分で決められる。



モンサンミシェルで
ものすごい勢いで満ちてくる潮を見ながら、
そんなことを考えていました。


ちなみにモンサンミシェル。


昼間は日帰り観光客で

ものすごく混んでいるのですが、
夕方になると皆さん帰っていきます。


島内に泊まると、
一気に人が減って、
夜のモンサンミシェルをかなり静かに楽しめます。


そして大潮の日は、
いつでも見られるわけではありません。


機会があればぜひ、
大潮の日を狙って泊まってみてください^_^

 


夜明け↓

奥村です。


昨日も書いたのですが今回、
オービュッソンという小さな町に行ってきました。

 


ここは何百年も続く
タペストリーの町。


今回ここまで来た目的は、


宮崎駿監督の
「となりのトトロ」のタペストリーが完成し、


その公式訪問に参加するためでした。

 


実際に職人さんたちが
タペストリーを織っているところも見たのですが、


これがもう、


「そりゃ高くなるわ……」


という世界(笑)

 


ものすごく細かい作業を、
職人さんが延々と手作業でやっています。

 


一つの作品を作るのに
何か月、ものによっては何年。


大量生産なんて当然できません。

 


そしてミュージアムを見たあと、


タペストリーを実際に販売している
お店にも行ってみました。

 


そこで値札を見てびっくり。


新しい作品だと、


1メートル四方くらいのタペストリーが
57,000ユーロ

 


日本円にすると、


ざっくり1,000万円弱です。


1メートル四方ですよ(笑)

 


もちろん美しい。


ものすごい技術なのも、
実際に職人さんの仕事を見た後なのでよくわかる。

 


でも、


「じゃあこれ、57,000ユーロです」


と言われて、


「いいですね。じゃあ買います」


とは、私はならない(笑)

 


1,000万円あったら、
たぶん私は株か不動産を買いますw

 


お店の人の話では、
もちろん買いに来るお客さんはいる。

 


でも油絵などと比べても非常に高額なので、
新しいファンを増やしていくのは
簡単ではないそうです。

 


確かにそうだよなあ、と思いました。

 


洋服なら、


「このブランドが好き」


というところから入って、

 


数千円、数万円の商品を買って、
少しずつファンになることができます。

 


でも、


「タペストリーに興味を持ちました!」

「ではこちら、1,000万円です」


だと(笑)


入口のハードルが
ものすごく高い。

 


古いタペストリーの中には
新作よりずっと安いものもありました。


つまり単純に、


「古くなれば価値が上がる」


という世界でもない。

 


膨大な時間と技術を投入して作るから、
新作そのものがものすごく高いんですよね。

 


となると、


市場原理だけで考えれば、
かなり厳しい産業です。

 


どんどん作って、
どんどん売って、
利益を増やす、


というビジネスではない。

 


しかも、これだけ高度な技術を
次の世代に伝えていかなければならない。

 


「これ、普通に市場に任せたら
いつかなくなるんじゃない?」


と思いました。

 


ところがフランスは、


こういう文化や技術を
国や自治体なども支援しながら残しています。

 


なぜなのか。

 


今回実際に見て、
私はこれ、


国による「長期投資」なんじゃないか


と思ったんですよね。

 


今年いくら儲かったか。


来年いくら利益が出るか。


という話ではなく、


「100年後にも、この技術を
フランスに残しておく価値があるか?」


という時間軸で考えている。

 


そしてもう一つ、


現地に行って強烈に感じたのが、


これ、ものすごいPRなんですよ。

 


今回作られたのは、
世界中の人が知っている「トトロ」です。


それを、


何百年も続いてきた
フランスの伝統技術で、


巨大なタペストリーにする。

 


あれだけの大きさですから、


制作にかかる手間を考えただけでも
私にはもう値段を想像できません(笑)

 

 

でも、


これを単に


「タペストリーを1枚作って、
いくらで売れるか?」


という話で考えたら、
たぶん本質を見誤るんですよね。

 


世界中の人がトトロを見て、


「え、これ全部手で織ってるの?」


「こんな技術がフランスに残ってるの?」


「オービュッソンってどこ?」


となる。

 


私だって今回、
わざわざフランスの田舎まで来ています(笑)

 


つまりこれは、


タペストリーという商品のPRであると同時に、


「フランス」という国そのもののPR


なんですよね。

 


フランスって、


ファッションも、
ワインも、
料理も、
建築も、
美術も、


「そこにしかない」


というものがものすごく多い。

 


そして、そのブランドって
一朝一夕には作れません。

 


何百年も、


「効率が悪くても、これは残す」


ということをやってきた結果、


今の


「フランス=文化の国」


というブランドができている。

 


そう考えると、


職人さんを支援するために使われるお金も、


単なる


「儲からない伝統産業への補助金」


ではなく、


フランスというブランドへの
長期的な広告宣伝費


とも考えられるんじゃないかな~と思いました。

 


そして、


こういうものを全部、


「儲かるか、儲からないか」


だけで判断していたら……


世界中、ZARAとマクドナルドだらけに
なるんじゃなかろうか(笑)

 


いや、私はZARAもマックも好きですよw


安い。
便利。
世界中で同じ品質。

 


資本主義としては
ものすごく優秀です。

 


でも、


パリに行っても、
東京に行っても、
ニューヨークに行っても、


同じ服を買って、
同じものを食べて、
同じようなお店が並んでいる。

 


それだけになってしまったら、


世界はものすごく便利になる一方で、


ものすごくつまらなくなる。

 


市場原理だけでは
残せないものがある。


手間がかかりすぎるもの。


効率が悪すぎるもの。


作れる人が少なすぎるもの。

 


でも、


「売れないなら、なくなっても仕方ないよね」


で全部なくしてしまったら、


一度失われた技術は、


お金を出したからといって
簡単に取り戻せるものではありません。

 


だから、


今の世代だけで採算が合うかどうかではなく、


100年後、200年後にも
残しておきたいものなのか。


そういう時間軸で考えて、
社会がお金を使う。

 


これも一つの
「長期投資」
なんだろうなと思いました。

 


そして、その積み重ねが、


「フランスに行ったら、
フランスでしか見られないものがある」


という価値を作っている。

 


今回オービュッソンまで行ってみて、


タペストリーそのもの以上に、
そんなことが面白かったです。

 


ちなみに昨日から
パリ入りしていますが、


パリは忙しすぎますねw

 


人は多いし、
車は多いし、


どこへ行っても混んでいる(笑)

 


今回、フランスの田舎を何日も回ってから
パリに入ったので、


同じフランスでも
あまりの違いにびっくりしています。

 


パリはもちろんよい。


でも今回、


フランスに行くなら、
ぜひ田舎にも行ってほしい!


と思いました。

 


その土地にしかないものが
まだちゃんと残っている。


それを見ることも、
旅の面白さなんだなあと。



ちなみにこれもオービュッソンの職人さんが織った
ハウルの動く城のタペストリーです。


すごすぎます><

奥村です。

今回、フランスの片田舎、
オービュッソンという街に行ってきました。


いやもう、本当に遠い(笑)

パリからもかなり離れた場所にある、
小さな街です。


なぜわざわざそんなところまで
行ったのかというと、


「トトロのタペストリー」を見るため。


オービュッソンは、
何百年もの歴史を持つタペストリーの街。


大阪・関西万博のフランス館でも、


宮崎駿監督の作品をモチーフにしたタペストリーが

展示されていました。


そして今回、7月に新しく「トトロ」のタペストリーが織り上がり、
その完成後、日本人グループとして初めて公式訪問する
という企画があり、参加してきました。


とはいえですね。
正直に言うと、私、
タペストリーについて
ほぼ何も知らなかったんです(笑)


「織物ですよね?」
くらいの知識。


なので最初は、
「大きなトトロのタペストリーを見る」
くらいの認識でした。


ところが。


実際に作品を見る前に、
まず日本人の織り師さんの工房を訪ねて、


「どうやってこの作品が作られているのか」
という説明を聞かせてもらったんです。


これが、もう、とんでもなかった。


たとえば


タペストリーでは、
複数の糸を組み合わせて一つの色を作っていきます。


どの色の糸をどう組み合わせるのか。


それを作品全体について設計して、
地図のようなものを作り、
一つひとつ番号を振っていく。


そして驚いたのが、
実際に織り始める前の、その準備だけで10か月。


10か月ですよ(笑)


まだ織ってないんです。


さらに今回のトトロは、
作品全体に「緑」がたくさん使われています。


その緑だけで、
なんと約800色。



「緑」って一色じゃないんですよね。


光の当たり方。
葉っぱの色。
影。
奥行き。


それを表現するために、
少しずつ違う緑を作っていく。


そういう話を聞いてから、
いよいよ完成したタペストリーを見せてもらいました。


すると、
見え方が全然違う。


「あ、これがあの800色の緑か」


「これを織る前に10か月かけて準備したのか」


「この一部分にも、あれだけの工程が入っているのか」


と思いながら見るので、
もう完全に、


「これが噂の……!」
という状態(笑)

 


もし何の説明もなく、
いきなりこの作品だけを見ていたら、
もちろん「大きい!」「きれい!」とは思ったでしょう。


でも、
ここまで感動したかというと、たぶん違う。

そこで思ったんです。

人の感動って、「そのもの」だけで決まるわけじゃないんだな、と。


その前に、


何を知っているか。


何を聞いているか。


どこに注目すればいいのかを知っているか。


それによって、


同じものを見ても、受け取る価値がまったく変わる。


これって、ビジネスでも同じですよね。


どれだけいい商品やサービスを作っても、


いきなり
「はい、これです!」


と見せるだけでは、その価値の半分も伝わらないことがある。


なぜこれを作ったのか。


どんな手間がかかっているのか。


どこを見てほしいのか。


何が普通とは違うのか。


そういうことを先に伝えて、
「期待値をうまく高めておく」
ことで、


同じ商品でも、受け取る側の感動は大きく変わる。


もちろん、実物以上に煽るという意味ではありません。


むしろ、
本来そこにある価値を、ちゃんと受け取れる状態にしておく


これってものすごく大事なんじゃないかなと思いました。


そんなことを、
フランスの片田舎でトトロを眺めながら考えておりました(笑)



で、これが噂のトトロです↓


織物です!!
横幅7メートル以上あります!

 



ではまた!
 

奥村@フランスの田舎を旅行中です。

今回はグループ旅行なのですが、
私たちを乗せてくれている

バスのドライバーさんが、
フランス人のお茶目なおじいちゃんで、
とてもかわいいんです。

ただし。
このおじいちゃん。
写真を撮るのが、
壊滅的に下手です
(笑)


いや、もう本当にすごい。

グループ写真をお願いしたら、

「そこ背景入れてほしかったんだけど……」

という肝心の背景が入ってなかったり、
なぜか人が微妙に切れていたり、
写真をお願いしたはずなのに
動画が撮れていたり(笑)

何度も、
「もう一回お願いします!」
とやり直してもらっています。


そんなことを繰り返しているので、

もはや私たちの中では

「ドライバーさんに

写真を頼んでも、
まあ無理だろう」


という共通認識ができあがっていました(笑)


ところが昨日。


お城でランチを食べたあと、
ドライバーさんがまた、
「写真撮ってあげるよ」
みたいな感じでカメラを構えてくれたんです。

私たちも、
「はいはい、お願いします」
と言いつつ、


心の中では完全に
(まあ、どうせ今回も無理やろ)
と思っている(笑)

そして撮れた写真を見てみたら……

めっちゃいい。
構図もいい。
背景もちゃんと入ってる。

普通に、
めっちゃいい写真!!!

「え!!!!」
「すごい!!!」
「めっちゃいい!!!」

となって、
なんとドライバーさん、
みんなから拍手喝采(笑)

おじいちゃんも、
ものすごく嬉しそうでした。


で、その光景を見ながら思ったんですよね。
期待値調整って、大事だなと(笑)

たぶんこれ、
最初から写真がめちゃくちゃ上手な人だったら、

同じ写真を撮っても、
「あ、ありがとうございます」
で終わってたと思うんです。

でも、


何度頼んでも背景がない。
人が切れる。
たまに動画になる。


という実績を
コツコツ積み上げてきた結果(笑)、

私たちの期待値は、
限りなくゼロ。

だから、
「ちゃんと撮れた」
だけで、
感動になる(笑)


これって、
実はビジネスでも人間関係でも
結構あると思うんですよね。

期待値が高すぎると、
かなり頑張っても
「まあ、それくらいやってくれるよね」
になる。

逆に、
期待していなかったところで
ちょっといいことが起きると


「え!!すごい!!」
になる。


もちろん、
わざと仕事のクオリティを下げて
期待値を地面まで落としましょう、
という話ではありません(笑)

でも、
最初にどんな期待値を作るか。

そして、
その期待値をちょっと超えることができるか。

これって、
相手の満足度を考える上では
かなり大事
なんだろうなと思いました。

ちなみに昨日の写真以降、
私たちの中で
ドライバーさんへの写真の期待値は
一気に上昇しました。

つまり彼は今、
自ら次回のハードルを上げてしまった状態です(笑)
次の写真撮影が楽しみです。


頑張れ、おじいちゃん。
昨日の奇跡が実力だったことを証明してくれ(笑)

あ…でも今日でパリに移動でおじいちゃんと
今日お別れだった(苦笑

ではまた!