テスラ モデル3の予約者に向けて案内された、特別プレビューが行われる!
という事で、国内最初に公開されたラゾーナ川崎でのイベントに行ってきました!
テスラ モデルSは国内で使うには大きすぎるし、モデルXなんてさらにデカイから日常使いには厳しいなと思うし、何より価格がお高め。
そこで、手頃な価格、手頃なサイズの普及モデルである TESLA MODEL3が実際にどんなサイズ感なのか? インテリアの雰囲気はどうなのかを確かめる絶好の機会でした。
ラゾーナ川崎での特別プレビューの日が、たまたま東京出張だったので帰り掛けに立ち寄り。
受付を済ませ、ゲストパスを首にかけて行列へと並びます。
20分ほど行列に並び、いよいよショールームへ。
実際に車両を見たイメージは、低いボンネットと低めの車高もあってか、「あまり大きくないな〜」というもの。
でも全幅は1933mmとかなり広めで、ボリューム感を感じる。なんか不思議なサイズ感というのが正直な印象。
フロントマスク、ツルリとしたデザインで新鮮ですが、それ以外のボディデザインは特別なものは感じないので、よくも悪くも普通な感じで、特段ワクワクするわけでもない。この普通さがデザインのキモなのかも知れませんが、
フロント部分にエンジンが無いので、ボンネット裏には『フランク』と呼ばれるトランクスペースがあります。特段広くも無いので、何を入れたらいいのか悩みますねw
インテリアは、中央に15インチのタッチスクリーンがあるのみのシンプルなデザイン。ボルボなどのスカンジナビアンスタイルを遥かに超えたシンプルな内装は衝撃的です。でも、これが特別未来感がバリバリ出ているかと問われると、なんというか普通に馴染んでいて違和感を感じないんですよね〜。
これは、私がテスラ モデル3の動画など見まくって、事前情報に触れすぎているからなのか? それとも外装デザインと同様に、極めて自然に、ユーザーに親和するように高度にデザインされているからなのか? 未だに良くわかりません。
シートは柔らかい質感のレザーシートでしたが、コシがなくて柔らかい感じで、長時間運転した際の疲れ具合がどんなものか? これは試乗しないと分かりませんね。
そして、インテリアで最大の気付きとなったのは『フロアが高い事』。これは床下にリチウムイオンバッテリーが敷き詰められている事に起因するものですが、想像していたよりも遥かにフロアが高い。これによって、後席の居住性が著しく悪いんです。
運転席、そして助手席は脚を前方へと投げ出す事ができるので、フロアの高さはあまり気になりませんが、後席は前席の干渉もあって、足の置き場がありません。そして、高いフロアに対してアンバランスに低い着座位置となる後席シート。軽く体育座りのように膝を曲げないと座ることができませんでした。
なんだこれ!? 最悪な座り心地じゃないか? デザイン優先で後席にパッケージングに完全に失敗しているとしか思えない。
後席に座るのが小学生くらいまでの子供であれば問題ないけど、大人が長時間座るには、あまりにも座り心地が悪い・・・。普段どれだけ後部座席に人を乗せているか?と考えればささいな問題なのかも知れませんが、4人家族の私は、これで一気に購入意欲が減りました。
モデル3予約しているけど、モデルYのデビューまで待った方が良いのかも・・・。
でも、テスラ最新のオートパイロット バージョン9の素晴らしい性能を知ってしまうと、テスラ以外の選択肢は浮かんでこない・・・。もちろん、EV、そしてテスラならではの加速と走行性能は魅力的。
後席の居住性には目をつぶって、このまま予約を待とうかな〜。
こうして、新しいクルマの購入検討を進めると、改めて今乗っているプジョー508の座席の素晴らしさ、フランス車らしい開放感の良さに気付いたりもしました笑。PEUGEOT悪くないよな。次も新型プジョー508を買っちゃうかも知れなくて自分が怖い。