なんかオシャレになっている…!
今号からデザインその他一新されたようです。
何というか、自転車のような比較的マイナーな趣味の雑誌って、楽屋落ち的?というかマニアックなタコツボ感というか、好きな人だけに伝わる文脈をプンプンと感じさせるデザインを身にまとっていたことが多いと思うんですが、今回からのこれはすごーーくとっつきやすく、かつ中身の濃さを感じさせる表紙になりましたね。
「ロード乗りよ、土と触れ合え」
良いタイトルですね!
なんと4ページも!
ありがとうございます。
元々、表題のようなテーマでマウンテンバイクのガイドツアーを探していて長元坊を見つけてくださったようなんですが、そこはかねてから
ロードバイカーのためのMTBライドなどを企画してきた長元坊。お話をいただいた時に我が意を得たりと膝を打ったものです。
誌面の内容もトレイルのツアー部分についてはサラッと触れる感じで、主にレクチャーの部分に重きを置いた構成になっています。
自分がいつも初めての方に伝えている5つのスキルの部分が、コンパクトに過不足なくまとまっていて、流石は日本一売れてる自転車雑誌だなぁと感心しました。
実際の進め方は、これの一つ一つについて、体の意識の持ち方なども含めて、一人一人の出来ている部分やもう一歩の部分を丁寧に言葉にして伝えながら真ん中に乗れるフォームを目指していきます。
ここだけの話、来ていただいた記者さんは体の使い方への意識がかなり高めの方で、「本当にマウンテンバイク初めてですか?」って聞きたくなるほど、伝えた動きをすぐにモノにしておられました。ちょっと拍子抜けするほど(笑)
記事ではサラッとだけですが、午後からのトレイルへの上りも、流石にロード乗り!と思える余裕っぷり。
先日、知り合いの店長さんたちに誘っていただいてトレイルを走った時にも
「こんなにたくさんトレイルを下れるだけの、またそこまで上れるだけの体力をつけてきて本当に良かったねー」なんて話が出ました。
たくさん上れて、何度も上り下りできる、ということは、それだけですでに、下りの回数をこなせるチャンスがある。
「上手くなるためのベース」があるわけです。
ここは声を大にして言いたい。
シクロクロスも良いですが、マウンテンバイクはまた一つレベルの違う自由度を持った自転車です。
なんでもそうですが
「やりやすい道具で始める」
ことは結果として高いレベルへの近道。
そしてマウンテンバイクでできることが増えていけばロードバイクでのコントロールの引き出しも増えて行きます。
外足荷重でコーナリングしている時に描くラインを途中で変えることが出来ますか?
下りながら斜度が増して落ち込んで行くようなコーナーで、自信を持って自転車をコントロール出来ていますか?
下りの複合コーナーで、左右の切り返しやその中のどこでブレーキをすれば良いか、ハッキリと想定しながらコーナーに入って行けていますか?
道の斜度や路面の荒れ具合の変化に対して自転車のどの辺りに乗ればより恐怖を感じず、安全に下れるかを、スムーズに考えて実行出来ていますか?
そうした引き出しを、楽しみながら自然に身につけることが出来るのがマウンテンバイク。
それもただ乗れば良いと言うものではありません。
感度の高いローディーの皆さんをお待ちしてます!
※ロードバイカーのためのMTBライド、せっかくサイクルスポーツさんに載せていただいたので、12/15に日程を追加しました!
詳しくは⬇︎で!