『心に置きたい教え』
大人になると子供の時の事は都合よく忘れておいて、
自分は前から話の分かる大人だったような事を
言い出すのも人間の成長なのかも知れません。
親からの小言に対して反抗し、
なら親はどうなんだと
文句を付けたことのない人はいないと思います。
違いますか?
僕もそれを親にぶつけて恥ずかしいと思わなかった時代がありました。
その時、親から言われた言葉に今は感謝してます。
何て言われたか教えましょう
『親、親足らずとも子は子足れ』です。
意味は、
“たとえ親が親らしくなくても、
子は子らしくしろ”
と言う意味です。
当時の僕は当然それを
親の都合の良い言い訳と思って恥じなかったのです。
今考えれば親は正かったのです。
例え親がどうであれ、子供は子供としてするべきことをする。です。
子供が親から独立する時期にそれを知り、
親離れして行かなければならないのです。
それは社会人として組織においても応用の出来る教えです。
相手がだれであれ、
自分自身が恥じないことを行えば良いことなのです。
そうでない限りどこに行っても独立は出来ないのです。
“親、親足らずとも子は子足れ”はすべてに通じる教えと、
心において下さい。
更に、その裏に
“子、子足らずとも親、親たれ”
と言う逆説も忘れてはいけません。
それもまた真理だからです。
親も子も堂々と自分のするべき事をすれば良いのです。
義務を果たさなければ権利もないことを知りましょう。
2011年3月25日
葉隠塾 成嶋弘毅


“タンポポ” 若山牧水
卒業や進学、新入学と希望に満ちた若者の季節です。
この時期、思春期の頃の僕の頭に浮かんだ和歌はいつも同じ、
若山牧水のこのうたでした。
多摩川の
砂にタンポポ咲く頃は
我にも思う人のあれかし
ぽかぽかと温かさを与え、
なお何かが訪れる期待と予感を感じさせるこのうたが特にお気に入りでした。
如何ですか多摩川をタンポポと幸せ探しに歩いて見ては。
平成23年の春
葉隠塾 成嶋弘毅
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僕の愛したカントリーミュージック
アカデミー賞の2部門(主演男優賞/主題歌賞を
受賞した作品があります。
君臨したカントリーのシンガーソングライターの浮き沈みが描かれております。
スターであった事への誇りとそれを失ってしまった
自分への怒りに酒に浸り、更に奈落に落ち込んで行く自分に、
ある日一筋の光が射します。
それは娘ほど年の離れた女性との出会いでした。
それが彼のスランプ脱失の鍵となるかと期待する場面ですが、
どっこい運命はそれを許しません。
それ以上の説明は映画をご覧頂きたく思います。
僕にはそのスター歌手の荒ぶった心(Crazy Heart)が哀しくも切なく感じました。
カントリー独特のあの旋律とアクセントがカントリーファンをたまらない思いにさせます。
若い頃の想い出とその男の浮沈が重なりひどくメランコリックにさせられました。
結局、彼は自らの思いを犠牲にし、彼女への思いを募らせながらも新たな人生の情熱と希望を、諦めかけていた曲作りに託し彼女を見送るのです。
これぞまさに少年時代に魅せられた
カントリーミュージックの一貫したテーマそのものなのです。
この思いをさて誰と分ち合おうか。
そう考えて見回しますと既に若く荒ぶりを見せていた友はすでに去り、
独り荒野にたたずみ沈んで行く夕日を見ている自分に気付きました。
カントリーを愛した友は皆エンディングもカントリーに殉じたのでしょうか。
好きな音楽とその想い出。大切にしたいと思います。
葉隠塾 成嶋弘毅
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