日本空手道 葉隠塾東京本部 瞬機必殺の理 -29ページ目

ライバル「好敵手」とは

きょうだい弟子に限らず同僚も有って邪魔にはならない良きライバルです。

共に相手に学びながら無意識に教えてもいます。

有り難いパートナーでもありますが、行動を共にするするあまり相手の気が落ち込むとその
影響をまともに受けることもあります。

従ってぼくは道場生同士ライバルを越え親しむ事に危惧(きぐ=おそれる)を覚えるのです。
修行中は、はたからの影響は正直邪魔なのです。

励みにしても支えにしてはなりません。
思い出すと、ビジネスも武道もその渦中で行動を共にするからこそお互い馴染むのであって
そこから離れると心も同時に離れて行きます。

ぼくに残る思いは好敵手としての思い出だけでした。
だからでしょうかぼくは共に鍛える相手の居ない時の練習も好きでした。
言わば一人練習です。
それはもっとも没頭出来るものでした。
後はライバル達とその整合性を問うのです。

僕の修行はその反復の繰り返しでした。
修行に大切なことは自分の成長に欠かせない好敵手です。

それは何時も携帯する手鏡(確認の手段)のようなものなのです。


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Better Off

夏の終わりに起きた忌まわしい出来事

大阪で中学生になって初めての楽しいはずの夏休みを悲惨な結果で終えた男の子と女子が居た。

この事件が起こった時、即座に性犯罪だなと直感した。
やはり後の報道で倒錯した異常性欲者で、むしろ女の子よりも男の子との方に興味があったようだと
と聞いた。

これを聴き親の思いが如何であったかがしのばれたが、同時に親の責任も思った。

親が厳格であってもあのような事態に至ったろうか。
まず、夜遊びなど許されないだろう。

青少年の犯罪の多くは親の責任から生じる。
我が儘や放任を許す事は直接青少年の非行に繋がるのです。

物分りの良い親である前に嫌われても子を守る責任感を持ち、厳格な家庭教育を施す必要があります。

ここは動物の母親から学ぶべきでしょう。
動物の母親は子を命懸けで守りますが、甘やかすことはありません。
こよなく優しく子を愛しながらも残酷なほど厳しいのです。

それは昔あった北キツネ物語から学べます。
子供の目が明き歩けるようになると自力で出来ることはやらせます。
余分な助けはしません。

それは本人の為にならないからと云う事を本能に知っているのです。
子供達が成長し親離れをする時、自然に出来る子出来きない子もいる中、親は例外は認めず追い
出すのです。

それでも親のもとから離れず、いずれ死に絶えて行きます。
生命力のないものは命を与えられない厳しさが動物にはあるのです。

現代は言論は自由と云いますが、ぼくにとってのそれは大変不便なものです。
何故ならば本当の事が正直に云えないからです。

差別用語はぼくにとってはしっくり行くのです。
馬鹿は馬鹿が一番フィットし、片輪もやはりぼくには片輪なのです。

北キツネ物語、機会があったらご覧下さい。
子育てに少々厳しいですが役立つこと請け合いです。


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泰然自若

卑怯者!嘘つき。臆病者!
上の言葉をもしも自分に向けられたとしたら最悪でしょう。

気の荒ぶっている時期ならば怒り狂いそれ以上に相手を責めることでしょう。

人が忌み嫌う言葉、卑怯とは往々にして気が弱く意地と云う意識が低いのです。
そのような人間こそ裏切と云う行為に出ることが多いのです。
正々堂々と正面から立ち向かう勇気も潔さもなく裏を陰をと逃げ回るのです。

噓つきもその自覚を持つ人は少なく止める努力をしない人はそれは勢いを増すばかりです。
嘘つきと云うよりも虚言症と云うべきかも知れません。
噓の意識は全くお話を面白おかしくして仕舞うのですがそれは害もなく結構な癖と云えましょう。
しかし、この癖に悪意が伴うと人を傷つける事となるのです。

いずれにしろ「虚」であてはならなりません。

臆病とは、これも卑怯と似て気が弱く物事にビクビクしたり過剰な反応を示します。
そのような行為は丁度臆病な動物が怖さのあまり車道に飛び出したり、後先考えず瞬間的な行動
を取って仕舞うのです。

臆病は思慮不別を人から奪って仕舞うのです。

そのような人間を分析して行くと問題を起こす根源が見えて来ます。
臆病、それこそ諸悪の根源なのです。

泰然自若を心懸ける事により多くの悪が解決しますよ。
「泰然自若=ものごとに容易く動ぜず、平然とする」


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武士道で表わす夫婦のありかた「薄桜記」

武士道と云えば忠臣蔵。
まずはそれに代表されるでしょう。

物語はもちろん誇張があると思いますが、それにしてもあの物語は名作です。
そのデリバティブ(派生作品)も沢山あります。

中でもぼくのお気に入りは最期の忠臣蔵とそれ以上にフィクション性は強いながらも
薄桜記でしょうか。

主人公の丹下典膳は男の中に存在する偶像(アイドル)です。
侍の表芸である剣の技に秀でており、その心はまた一点の曇りもない武士道を貫き義に生きた
類希な(たぐいまれな)侍なのです。

何事に置いても己を省みず義を全うする。
家柄や身分もありながら義の為にならそれすら捨てるのです。

その男が愛した女性がいました。
その為に片腕まで落とし、身分も家も失うのですが、離縁をしながらも妻を思い続け
最期は義の為に命を落とすのですが、妻への思いは持ち続け、その屍は思い続けた妻に託すのです。

最期に自分の手に戻った妻はそれをどう受け取ったでしょうか。
無事に人生が送れていればごく幸せな夫婦であったでしょうが、一つの間違いから起きた不幸
でした。

夫婦のあり方は形だけでは判断の付かない良い例ではないでしょうか。

義と誠を思わせ魂を感じさせる物語です。
(現在時代劇チャンネルで放映中。杉良太郎のバージョンも存在します。)


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