日本空手道 葉隠塾東京本部 瞬機必殺の理 -30ページ目

純粋な大和心

嫉妬と云う感情のない人間は稀です。

嫉妬とは裏を返せばふだんは意識下に抑圧されている劣等感なのです。
そう聞くと飛んでもないことと跳ね返しませんか。

自分はそんな惨めでみっともない感情は持ってないと云う人も多いでしょう。
しかし、焼きもちを分析するとそこに行き着いて終うのです。

そうです貴方の云う通り惨めでみっともないのです。
そこから逃げ出す為に普通の人はその思いを正当化しようと思います。
しかし、一度それに手を出し馴れて仕舞うと次から次への破廉恥な生き方を重ねることになる
のです。

もしも貴方に自らの心を正当化するような思いが浮かんだら、即座に否定して下さい。
嫉妬や劣等感以上に忌まわしい感情ですから。

純粋な大和心に正当化(言い訳)はないことを知りましょう。


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人間の感情とは、、、、。

恨みのパワーはその一瞬、様々なのパワーを凌ぐほどの力が湧くものです。
しかし、人を恨みその勢いでの言動は多くの場合後悔を招きます。

一時の感情で行動するのは浅はかな者のすること、ものの不別を弁えた人間のすべき事ではない
のです。

ぼくも例外なく凡人であり、感情に簡単に左右される生き方をして参りました。
もちろん自分ではそれを押し殺し人に悟られない努力はして来たつもりです。
とは言え感情的な心は押さえが効かないものなのです。

それは大体が醜く、触れるのも戸惑うほど嫌な雰囲気を醸し出すものです。
それを気付かず自らがその渦中にいるなど考えられますか。

多くの人はそれは好みません。
しかし、怒りで行動するとそのような結果を招くものです。

何方も経験があるように怒りを曝け出し相手をののしったりバッシングする人は特別の意味なく
嫌なものではないでしょうか。

怒りは何を仕出かすのか判らない異常な恐怖感を人に与えるからなのです。
それは暴力に限定しません。

子供の世界の苛めなどもそれに値します。
暴力を上回る恐怖がそれにはあるからでしょう。

恨みとは妬みの裏返しでもあり人間の持つ最も忌まわしい感情なのです。
捨てなければならない感情と思い努力しましょう。

まず、恨みを持たないことです。

恨まず、妬まず、憎まずの心を育てましょう。

美しい言葉は心も育て人間形成に大きな効果が出るものです。


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本能的抑止力

たまたま夏休みにカビの生えた昭和初期のヤクザ映画を見ました。
その多くはフィクションであり、いわゆる作り話ですが、物分りが良く仁義を弁えたヤクザが
新興の愚連隊もどきのヤクザに押され衰退し、果ては命を捨てて最期の誇りを守ると云うあり
きたりのストーリなのですが、威嚇や脅しのような振る舞いが威力を示すのです。

それは物語の中ばかりではなく実際の現代にもまかり通るパフォーマンスです。
脅すかのような大声、映画で見たようなヤクザまがいの仕草が今でも通用するのが残念でなり
ません。

これはまだ孫娘がヨチヨチ歩きの頃、何の為であったかは忘れましたが助手席に乗せどこかに
出掛けた時の事、後ろから暴走族があおり立ててきました。
金属バットをスパークさせ後ろに乗ったものが威嚇して来たのです。
幸いに相手は一台だけでしたが武器を所有しているのです。

それを見た孫娘は怯えていました。
その姿を見て理屈抜きで殺意を覚えたのです。
相手の停まれと云う指示にドアをロックし飛び出しました。

すでにアドレナリン全開です。
バット位の衝撃では倒れなかったことでしょう。
その時の心境は何故か澄んだものでした。
許す気はなく、生かす気もありませんでした。
変な表現ですが澄み切った怒りです。

それを相手は本能的に察知したのでしょう、もの凄い勢いで逃げて行きました。
しかし、逃げてくれたことを後から感謝しました。
犯罪を犯さないで済んだからです。

怒りと云うのは本物であれば自然通じるものです。
普段の心懸けで威嚇不要な覚悟が得られるように思います。

しかし、それには弛まぬ心と身体の鍛錬を怠ってはなりません。


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実らない恋

侍の道

侍の生き方に憧れた。
生き方の何処に惹かれたのだろうかそれが正直に云って何かは判らない。
母親は云うまでもなく女性であり荒い殺伐としたものは嫌い否定したが、その純粋な透明感ある
精神性を好んだのか武士道にまつわる逸話をぼくに語り聞かせてくれた。

母は東京女子大を出た。
彼の新渡戸稲造氏はたしかあそこで学長を務められたことがあったと記憶する。
その影響だろうか武士道をアカデミックに捉えており、それを息子のぼくに授けたのだろうか。
いずれにしろそれを本人のぼくが迷惑には感じて居らず感謝している。

子供の頃から侍の思想を武士道と定義して来た。
人にはそれぞれ心に抱えたしなければならないことと、してはならない事が掟としてあった。
そして侍のそれは先ず君(主君、ご主人、職業への義務)への忠義ありきであったのです。

忠義には沢山の要素が含まれていますが最も重視されたのが精神の純粋さと気高い誠なのです。
精神の純粋さと云えば漠然としていますが、混じりッ気のない考えを示しているのです。
要するに邪念を持たないと云うことです。

それが一体どう云う事なのか、今や教えてくれる侍の存在はありません。
そこでぼくが頼ったものは書物でした。

好きで影響を受けた作家の三島由紀夫氏の(カッパ文庫から)出した葉隠入門でした。
それを夢中で毎日読み返してはまた反復し続け、また原書も合わせて読み砕きました。
しかし、歳も若年のため理解は中々難しく心情的には理解するもののその奥義を極めるには至り
ませんが自分を励ます手段には十分役立ちました。

物事とは探れば探る程迷路に入り口どころか今度は出口までも判らなくなって終うものです。

何処までも侍の思想を探り、同時に自分の信じるそれを綴って行こうと思います。


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