武士道で表わす夫婦のありかた「薄桜記」 | 日本空手道 葉隠塾東京本部 瞬機必殺の理

武士道で表わす夫婦のありかた「薄桜記」

武士道と云えば忠臣蔵。
まずはそれに代表されるでしょう。

物語はもちろん誇張があると思いますが、それにしてもあの物語は名作です。
そのデリバティブ(派生作品)も沢山あります。

中でもぼくのお気に入りは最期の忠臣蔵とそれ以上にフィクション性は強いながらも
薄桜記でしょうか。

主人公の丹下典膳は男の中に存在する偶像(アイドル)です。
侍の表芸である剣の技に秀でており、その心はまた一点の曇りもない武士道を貫き義に生きた
類希な(たぐいまれな)侍なのです。

何事に置いても己を省みず義を全うする。
家柄や身分もありながら義の為にならそれすら捨てるのです。

その男が愛した女性がいました。
その為に片腕まで落とし、身分も家も失うのですが、離縁をしながらも妻を思い続け
最期は義の為に命を落とすのですが、妻への思いは持ち続け、その屍は思い続けた妻に託すのです。

最期に自分の手に戻った妻はそれをどう受け取ったでしょうか。
無事に人生が送れていればごく幸せな夫婦であったでしょうが、一つの間違いから起きた不幸
でした。

夫婦のあり方は形だけでは判断の付かない良い例ではないでしょうか。

義と誠を思わせ魂を感じさせる物語です。
(現在時代劇チャンネルで放映中。杉良太郎のバージョンも存在します。)


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