2018 北東北秘湯めぐり 其の三十八
其の三十四 「北前船と五能線の海」 ☆ 艫作駅
其の三十五 白神山地の神秘 ☆ 十二湖の青池
その三十六 能代市『旧料亭・金勇』きりたんぽ御膳
其の三十七 国登録有形文化財 ☆ 旧料亭・金勇
金勇を出発したのが午後3時ちょうど。
ここから群馬までは6時間くらいかな?
9時帰着は早すぎるので(爆)
もう一軒、どこかで温泉入って行こう~!ヽ(^。^)ノ
もちろん最初からそのつもりなので
いくつか候補はピックアップしてあるよ♪
時間やその他、諸々を考慮した結果
お邪魔したのは、大仙市にある岩倉温泉であります!
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岩倉温泉
秋田県 大仙市南外字湯元1
TEL 0187-74-2345
日帰り入浴
時間 10:00~19:00
料金 400円(幼児・子供不可)
金勇からは116km。
グーグルマップでは所要時間1時間半と案内された。
またまた大袈裟かぁ~?(笑)と疑ってかかったら
実際に高速使って1時間半かかったわ┐(´д`)┌。
本当かなぁ?
そんなにかかる?
おじゃる☆が寝ている間に旦那、
道間違えたんじゃないじゃしらん?(爆)。
何はともあれ、午後4時半到着。
日本秘湯を守る会の会員宿。
この建物を通り過ぎた先に、
がっしり屋根付きのガレージ駐車場完備。
雪でも安心♪
玄関の内側では、秘湯の会提灯が燦然と輝いております!!ww
おじゃる☆の秘湯を守る会のスタンプ帳、
一度もたまった事がないんだよね・・(´・ω・`)ショボーン。
一冊目は女子会で初めて法師温泉にお泊りしたとき。
スタンプはその1個だけ(;^_^A。
二冊目も、たんげ温泉美郷館と仙仁温泉岩の湯の2個だけ。
来月で3年経っちゃう。
年に4~5ヵ所はお泊りしているのだから、
守る会のお宿に的を絞れば、
スタンプ満願10個でご招待も受けられるはずなんだけど・・。
おかいしなぁ~?(爆)
いかにも秘湯っぽい、静かで落ち着いた立たずまい。
華美な装飾はございません。
女将さんが優しく迎え入れてくださいました。
料金400円って安くない!?Σ(・ω・ノ)ノ!
浴室は、正面の池を挟んだ向かい側。
廊下をぐるりと回っていきます。
廊下、振り返って撮る!
突き当り右がフロント。
『竹の間』
お部屋の表示板が昭和チック!!ヽ(^。^)ノ
そして浴室も!!
突き当り右側に、暖簾が見える。
手前に並んだ洗面台もレトロ可愛い♪(#^^#)
白壁に赤茶のタイル張り。
床のモザイク小タイル、
最近なかなか見かけられない洗面器。
なんだか懐かしくてキューンとしちゃう♪
しかも、古さをまたく感じさせない、
この清潔さはなに!?Σ(・ω・ノ)ノ!
洗面台なんて、真っ白ピカピカ!!
まだ最近付け替えたのかと勘違いしてしまう。
もしや本当にそうだったりして?(笑)
手前紺暖簾が男湯、奥のピンク暖簾が女湯。
真ん中にロッカーが置かれてます。
日帰り客用のご配慮、ありがたいm(__)m。
それにしても、いったいいつ頃の建物なんだろう?
あちこち昭和の香りがプンプンで楽しい(笑)。
建築年はわからないけど、
正保4年(1647年)には既に開湯の記録があり、
300年以上の歴史がある古湯であることは間違いがないらしい。
白板が美しい脱衣所。
・・と思ったら、木板風のビニール壁紙だった(爆)。
お茶目だ♪(*^^)v
ドアを開けると、キラキラ輝く浴室!
湯舟の中、無色透明の温泉がキラキラ♪
窓から射し込む光が反射して、壁面もキラキラ♪
仕切りのブロックガラスもキラキラ♪
仕切り壁の低さと
微妙な透け具合が気になる・・(;^_^A。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。
少々熱めの湯が、源泉掛け流し。
加温なし、加水なし、消毒・循環なし!
さらりとした美しいお湯が湯舟の縁から常時あふれ出る。
浴室内に漂うのは、柔らかな石膏臭?
おじゃる☆、石膏臭と芒硝臭の違いがよくわからない(;^_^A。
わかるのは、硫黄臭とは明らかに異なるけど
温泉らしくて大好きな匂いだって事だけ(笑)。
面白いのが湯口!!ヽ(^。^)ノ
男湯と女湯の境の壁はなんと端までつながってない!
壁の手前で終わってそこに大きな石灯籠。
その下に白き龍神がいらっしゃる♪
がお~~~!!
っていうか、男湯丸見え(;^_^A。
もちろん男湯から女湯も丸見えだからご注意をww。
しっかし見事にゴテゴテ(笑)。
これ見ただけで成分の濃さがわかるわね。
実際あたたまりが半端なく、
すぐに汗だくになって長湯はできない。
温まった体が自然に冷めていくときに
人は眠くなるんだって。
うん、確かに湯上りはいつも眠いww。
湯冷めのしにくい温泉は
それだけ深い眠りにつくことができるそうで
それゆえに『深い眠りの湯』と言われる。
口に含むとまろやかななかにしょっぱさが際立つww。
美味しいくてゴクゴク飲みたくなっちゃうけど
たくさん飲むと下痢をするので要注意ww。
昨年の夏、記録的な大雨で被災し、休業を余儀なくされたとか。
今年の1月半年ぶりの復活で、
地元住民や各地の温泉好きさんが喜び訪れた。
解放感抜群の混浴露天風呂とか、
見た目にインパクト強烈な白濁硫黄泉とか。
そんな派手さはないけれど、
いつまでも続いてほしい秋田の隠れた名湯。
旅の最後に静かに堪能するのに最適な、良いお湯でした。
これにて北東北秘湯めぐりはすべて終了。
群馬の懐かしき我が家に帰りまする(笑)。
最後にもう一話、旅の総まとめにお付き合いください(^_-)-☆
今日も応援、ありがとうーー!!ヽ(^。^)ノ
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