さて。
随分とつづきを語らなかったが、
東大入学式の式辞の件。
印象深かった学長さんの式辞と
来賓の方の祝辞とを振り返る事で、
このシリーズを終えたい。
まず東大総長の式辞から。
話は簡単フラットに要約するとこんな感じだった。
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・新コロナの高校生活大変でしたね
・そんな大変な事への解決策を探る場として東大はありまっせ
・イノベーション大事っすもんね
・イノベーション起こすには、やっぱダイバーシティとインクルージョンっすよね
・まあ、そんなこんなで、期待してまっせ。頑張っていきまっしょい
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その中で、印象深かった事。
「構成員の多様性が大事である一方、個人内多様性もまた大事。」
「個人内多様性を高めよう。」
「新たな自分に気づくこともイノベーション。」
「集団の多様性が分断を生んでしまう側面ある。」
「個人内多様性高めて得れる共感が、そのリスクヘッジになる。」
的な事だった。
つまり、ここで書いた『俺のクセを知ってくれ。』が
ケッコウ大事って事だと理解した。
他には、
「学びを社会と結び直す」
「哲学と科学の対話」
という話も興味深かった。
やっぱ物事って複雑に絡み合って絡み合って、
極端な話何が正解かも分らん。
手段としての学びは意味ない場合あるけど、
学び自体が目的になれば、
色々複層的、複合的に見え、
心理学で言うなら脱中心化して、
自利と利他がつながるし、
無理して利他利他やらんでいいよねってなる気がする。
入学する学生さんより、
保護者がむしろ学びになって影響を受けてしまった次第で、
一人ウケてる。
⇒(もう一投稿だけ)つづく