大学受験が終わった5;賞賛の嵐だった来賓祝辞 | 繁盛のさせ方が未だ分からない 焼肉 鳴尾.b(なるお.べー) 牛赤身肉研究所

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最寄り駅4つもあるけどどこからも遠く、戸越銀座とパルムとの大商店街からは見事に外れ、視認性のない二階であり、専用階段入口は大通りから入った路地にある。そんなわびしさこの上ない場所で、平凡な初老オヤジがいつか繁盛させたいなとの日々のブログです。

最後に、令和5年度入学式の来賓の方の祝辞について書く。

 

これは一部でもかなり賞賛の反響があったらしい。

 

その祝辞を簡単にしかもフラットに纏めるとこんな感じだった。

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・受験勉強終わったんで、たくさん遊んで、恋人作って、ガンガンやってええよー

・これからがある意味スタートなんよー

・で、今日はスイスから来たんだけどー

・夢と経験について話すよー

・夢ってあーだこーだ。経験ってあーだこーだ。

・最後に人生のリスクについて話すねー

・っつーことで、悩みながら心を定めて懸命に歩む、その一番最初の充実した時間にしてねー

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エボラパンデミック時の対策こそ、この方の話のクライマックスだったのだが、ワタクシが印象に残ったのは、やはり後輩たちに贈った次のメッセージであった。

 

※この時のエボラ対策の話とは、この来賓の方の、文化人類学の考え方、感染症対策の専門性、民間の経営コンサルティングのスピード感と問題解決力の3つを組合わせで、世界銀行のトップとして感染を食い止めたホントにドラマなような話であった。

 

「好きなことをやってないと、

  幸せの尺度が

  『自分が他人にどう評価されているか』

  になってしまう。

  それではうまくいかないときに持たない。」

 

これはまさに、ここで書いた

「他人から得た評価だけではどうしても揺らぐ」と同意で、

大変励みになった。

 

どう励みになったかというと、

ワタクシは自分の事しか考えないタイプなんだけど、

その免罪符を得た気分(笑)。

 

で、

 

「夢は、探し続けて、行動してみて、

  その中で少しづつ『彫刻』のように

  形作っていくものだと思う。

  周りに流されず、

  自分の興味のままに、

  探し続けて。」

 

これは、

ワタクシ自身これまで

『夢』というものを持ったことがなく、

若い頃からなんとなく『流れ』でやってきて、

今も流れで(言い換えると惰性)やってるのだが、

その惰性を、

彫刻作ってんだと言い換えれば

カッコつくわと思えたので印象に残った(笑)。

 

だがしかしタカシ。

 

最後にリスクについては、

 

「考えるべきリスクは、

 何かに失敗するリスクではなくて、

 難しい挑戦に踏み込まないことで、

 成長できず、なりたい自分になれないリスク、

 世界に対して貢献ができないリスク、

 行動を起こさずに現状に留まることのリスク、だと思う。」

 

というのがあり、

行動力が著しく乏しい自らを恥じた。

 

ま、ええんやけど。ショボくて。

 

 

さて。

 

 

ここでこのシリーズは終えるが、

入学式の式辞と祝辞とを振り返ってみて、

学ぶ事って大事やなぁと改めて。

 

正確に言うと学ぶ姿勢が大事なんやろう。

 

学び続ける姿勢を持つ事は

教養を身に付ける事。

 

教養。つまり自分で自分を幸せにできる力。

 

それを自分なりに一歩ずつ身に付ける。

 

やはり教養を身に付けようと努力する姿勢が大事やな。

合格祈願焼肉店のコンセプトはそこに置こう。

 

受験勉強はその機会。

 

確かな習慣を身に付ける機会。

 

だって、

一個でも英単語覚えたら成長やん。

国語で一つでも文章読めば成長やん。

簡単な計算式1個でも解けばそれ、鍛錬やん。

 

ワタクシも、

自分の子どものオツムには

逆立ちしても勝てないし、

勝とうとも思わないが、

自分にとっての確かな習慣を。と思う。

 

知的好奇心のおもむくままに。

 

 

⇒おわり