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おひるねこ

本と雑貨と喫茶店を愛します。

長久手、瀬戸、多治見の雑貨屋さんや喫茶店を散策中。

グラスホッパー (角川文庫)/伊坂 幸太郎
¥620
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愛する妻を殺された復讐を企む鈴木、様々な人を自殺させる自殺屋鯨、ナイフで依頼された人を殺す殺し屋蝉。三人が順に一人称で語られるお話。

妻を殺したにっくき男が車に引かれて死んだ?
誰かが押した、そうわかった時、押し屋という存在であると言われる。奴を追え!と言われて……


相変わらず話は重いですが、重力ピエロよりはぽけっと終わりました。

個人的には鈴木の妻と少年二人と鈴木が好きです。まぁ、まともな人間だからかもしれませんが。
でも、鈴木の妻は素敵な人だったんだなぁと、思いながら読みました。この人の話がいろいろ楽しい。

殺し屋小説というだけあって、たくさん人が死にます。
亡霊しかり怨念とも言えるべき人達たくさん出てきます。主に鯨に。
怖くない人、罪悪感に苛まれる心配のない人はどうぞ。

パーク・ライフ (文春文庫)/吉田 修一
¥440
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表紙はあまり好きじゃないです。

昨日、らんぷのカフェモカチーノが飲みたいばかりに、お供として買った一冊。

ホントは、橋本紡さんの「九つの、物語」あたりが読みたかったんですけど、らんぷの側の本屋さんにはなかったので、何にも考えずに読める本として買いました。


読み終えたのは、先ほど。

中編が2つ、うち片方の表題作は芥川賞らしいです。


いつも芥川賞を読んで思うのが、変な話だなぁってことです。

直木賞も大概変だと思うんですけど、芥川賞はもっと変な感じです。

そして、いまいち魅力がわからない(笑)

自称読書家としては痛い所です。難しいハナシは苦手。


吉田修一さんの本は、日常を切り取っているんだけど、やっぱり何か変わっている気がする人たちの話です。

淡々としているというかさっぱりしている。


あぁ、そう、芥川賞とか直木賞って性の話が出ても、すごくさっぱりした感じでいやらしくなくていつも不思議な感じがします。村上春樹さんとか石田衣良さんあたりだと私は耐えられないんですけどね。


パーク・ライフは、日比谷公園が舞台のサラリーマンとOLの話。

flowersは、元墓石専門の石材屋の飲料水配達会社の社員の話。


淡々と始まって淡々と終わります。

何も考えたくない時に「ふーん」だけの感想で読み終われそうな本。考えるとおそらく深いので、私は考えませんでした。頭がぐちゃぐちゃの時は、吉田さんの本を読むと不思議と何も考えずに済みます。

芥川賞によくありがちな、あの淡々とした変な(笑)文章を読みたい方はどうぞ。

不思議の扉 時をかける恋 (角川文庫)/大森 望
¥540
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「君が見つける物語」と同じような形式の短編集。てーまは時をかける恋です。

「君が見つける物語」を読書家の友人が読んで、あまりよくなかったといっていましたが、あれもこの本も、あくまで読む本を見つけるのが目的なもので、じっくり読みたい人は、この本からまた元の話を探して読むべき本です。あくまでも紹介本としての活用が良いと思います。もしくは、ちょっとした暇つぶし。


乙一さんの話は「失われる物語」の話で、読んだことがあるものでしたが、あれも時をかける恋だったんだなぁとこれを読んで思いました。久々に読んだので楽しめました。


気に入ったのは、やはり普段から好きな作家さんの恩田陸さんの「ライオンハート」。空港で、借金取りに追われるような自分に突然少女が名前を呼んで「会えてよかった」!?彼女は未来であなたと出会うといいます。一体なんのこっちゃ。信じない自分は別れた後、今日ここに来た理由を果たそうとしますが……。

連作短編「ライオンハート」の一遍。思わず続きを読みたくなりました。


梶尾貞治さんは言わずと知れたタイムトラベルの話ばかりですが、デビュー作が載っていました。梶尾貞治さんのイメージが「クロノス・ジョウンターの伝説」なので、今回のそれらしきものもクロノスみたいな感覚で読みました。切ないです。


あとがきには、この時をかける恋のテーマに当てはまる本がほかにもたくさん紹介されています。SF好きな人は一度どうでしょうか。

斜陽日記 (小学館文庫)/太田 静子
¥480
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太宰の発表用です。

私のテーマが”素材”で、この本は太宰治が「斜陽」を書いた元の日記です。


ホントはおうちカフェ的なことをしたよという記事を書こうとしたけれど、カフェタイム中に読んだこれが、思いのほか面白かったので、発表に使わない個人的な感想を書いてみようかなぁーと思ってます。


あ、ちなみにおうちカフェはこんな感じでした(笑)

ウェッジウッドの紅茶と高蔵寺のパン屋さんで売っているパンプキンスコーン。

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この斜陽日記を書いた人は太宰のファンであり、愛妾でした。

太宰治は、この日記以外にも3つくらい同じように他人の日記やらを”素材”にして小説を書いていますが、この日記が唯一太宰が「小説を書くのに似日記を貸してほしい。」と申し出た本です。

(ほかの日記は太宰崇拝者が勝手に送りつけたらしい)

もともと、太宰が日本版「桜の園」を書きたいという心から、没落貴族やらを書きたくて、太田静子の母親がいい感じじゃないの?みたいな感じで頼んだらしいです。

いくつかの論文によると、どうやらはじめ考えていたのと斜陽とは内容が変わったらしい。



で、この斜陽日記、論文のどれを読んでも本当にもともと日記だったのか?っていう話になります。

もとは「相模曽我日記」っていう(それももともと4冊のノオトというから名前がついているのが不思議なんだが)日記で、斜陽が世に出回って、太宰が死んでから、編集しなおして出版したからですね。

あまりにも文が重なりすぎているから、斜陽日記は嘘なんじゃないか?っていう。斜陽売れたし、太田静子はもともと作家希望者だから。


戦争中から戦争が終わって静子のお母さんが亡くなるまでの生活。



読んでみて。

これ、ほんとに日記?とは思いました。

日付があるわけでもなし、物語みたいに発言には鍵かっこで段落変えてあるし、時々「後に~」って後から書いたような文章あるし。普通に面白い。


発表のためにそれなりに比べて読んでたけど、太宰のほうはやっぱり”作られた太宰特有の女性”な感じで、斜陽日記のほうが自然だった。なんでもかんでも”お”を付けるのが貴族じゃないんだぞ!とか思ってました。

というか、お母さんも静子も全然貴族っぽくなかった。ふつーに畑仕事とか草刈とか裁縫とかしてるし。

斜陽に出てくる、批判的なおばさん、火事の時は一言おんなじ台詞あったけど、お高く留まってるよみたいな発

言なかった。


あと、直治!彼の存在はどっから現れたんだろう。モデルのはずのお兄さんはお医者さんに代わってたり、中毒者どうとかこうとかって、お金使っちゃった!って静子が思った中に一回出てきただけだったし。お母さんののどにいいからってマスク着けるように提案したの、静子なの?みたいな。なんだそりゃ。


論文に、直治は太宰を投影している。って書いてあったから、それ使って書こうとしたのに、一体どうやって書けばいいんだよ、とか思った。

うん、議題変えよ。


とりあえず静子は読書家です。やたら外国文学の名前でてきて、たくさん読んでる。お母さんが好きとか修が好きとかいってるけど、結構文章引用してる。

”恋と革命”、だっったかな?、あれもどっかの文学作品の引用らしいです。女生徒の素材の日記からとか嘘ついた論文あったんですけど。


で、斜陽が先か、斜陽日記がさきか、は一応日記のが先なんだろうけど(戦争の話多いし)、斜陽日記作ってあんまり齟齬がなかったから、元の4冊のノオトは燃やしちゃったらしく、確かめようがないっていう話。

でも、娘の治子は、その4冊のノオトの行方を知らなかったからそれも怪しい(笑)

でも、斜陽日記の中で引っ越しの際にほかの日記燃やしているから、可能性はあります。証拠隠滅一本で燃やしたわけじゃないんじゃないかなぁーとも思う。

まぁ、斜陽日記はそれなりに書き直された可能性もあるが。(フランス語とかカタカナとか1945年にそんなに自由につかえたと思えない。)

あ、でも日付書いていないのは、「告白」を書こうとしたことと、作家希望なのがかさなって、あんなんになったらしいから、それはもともとっぽいです。



結論として、斜陽日記は単独でも比べても文学として楽しめます(笑)

興味があったら、大学図書館で借りて、比べて読んでみると変な違いが面白いです。

雑貨をかわいく飾る本 お部屋実例編 (学研インテリアムック)/著者不明
¥1,260
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昨日久々に地元の図書館に行きました。

家では、なかなかできなくなってしまったレポート課題をやろうと思っていったのですが、課題もそこそこにまた本を借りました。

今回は、いつもの小説の類でなく少しばかり趣味にあった本を借りてきてみました。

読んでいない本もやまなきゃならない本もたまっているので、あんまり借りないつもりが6冊借りてました。

また、順次紹介したいなーと思ってます。


この本は、題名に沿った本で、写真をたくさん使って家のいろいろなところ――リビングからダイニング、子供部屋の雑貨の飾り方を紹介しています。

紹介されている人はどの人も雑貨屋を営んでいたり、それなりに雑貨に精通した人なので、眺めているだけでも楽しい一冊です。


あいにく、私の部屋は自宅の4畳間の一室なので、とても雑貨をこんなに可愛く飾る余裕がなく、とてもこの本の事を生かせる気がしないのですが、もしできるなら少し活用してみたいなぁと思ってます。


サークルで雑誌を作っていることもあって、少し雑誌の構図や文字の量やら気にしていましたが、今更ながら当たり前のことができてなかったのかなぁと思ったりしました。

いまだに(完成した雑誌がとどいてから)表紙を見ることにも耐えない雑誌をどうにかしたいと思ってます。