勝ちゲームをモノにできない中日 の弱さ
今年も交流戦が始まった。
今やすっかり定着した感のあるセ・パ交流戦。
今日は西武ー中日をTVで観戦した。
結果は西武が延長戦の末勝った。
投手戦だったわけだが、このゲームは中日の完全な勝ちゲームだった。
それをモノにできない中日の、今年の弱さが露骨にでたゲームだった。
ゲームのポイントは何といっても延長10回表の中日の攻撃。
1死1、3塁の好機。バッターは荒木。
願ってもない絶好の勝ち越しのチャンスだった。
カウント1-1からの3球目、ベンチの落合監督のとった作戦は何とスクイズだった。
バッターの荒木は、さほど難しくはない球をキャッチャーフライ。
ボールは3塁に送られ、ランナーは戻れず、最悪の併殺となり一瞬でチャンスが消えた。
この時点で西武のサヨナラ勝ちは見えた。
ゲームとはそういうものだ。
勝ち試合を勝ちにできないチームの弱さ。それが如実に現れたゲームだ。
落合という監督は、あまりバントを好まない監督である。
ましてやスクイズは、滅多にさせない。
それを敢行したのは、明らかに奇襲である。
スクイズをさせたさせないは、関係ない。
それは作戦なのだから、とやかくはいえない。
問題は失敗した荒木なのだ。
誰でも失敗はある。それは事実だ。
だが、あの難しくはない球を、「雑」とも思われるフォームでフライにしてしまった彼には失望した。
敢えて言おう。プロ失格である。
あんなプレイを見るぐらいなら、電気を消して寝てしまったほうが良い。
あれなら高校生の方が、まだ上手にバントするだろう。
それほど雑なバントだった。
ましてや彼は2番バッターだ。
理解に苦しむとしか言いようがない。
練習しているのか?と言いたいようなプレイだった。
もちろん練習はしているだろう。
だが、荒木という選手は、いつもそうだがプレイに必死さが見えない。
「石にかじりついても...」という感覚がない。伝わってこない。
巨人の1、2番とはこのあたりが違う。
プロなら、守備だけでなく年俸に見合ったプレイをすべきだろう。
今年の中日は3位すら危ないかも知れない。
鹿島の興梠に天性の素質が見える。
辛口ブログは今回は休憩にして、期待を込めての内容。
アントラーズの興梠選手についてである。
日本代表の救世主になる可能性を秘めた大器だ。
他のFWとの違いは、何といってもシュートまでの動作の速さである。
とにかく早い。
だいたいFWというのは、シュートを放つタイミングが分かるものだが、彼の場合はそのタイミングが2テンポは速い。
だからDFはブロックのタイミングがつかみ辛い。読み難い。
更に、彼は足の振りが速い。
南米の選手に近いものがある。これは半分は天性のものかも知れない。
確かまだ22、3歳の選手である。
DFとの駆け引きや、ゲームの流れに対する対応など、まだまだ未熟な面はあるものの、アントラーズという高いレベルのチームに在籍している点が幸いである。
彼が日本代表のFWに定着したとき、代表の得点力は数段アップする可能性が高い。
それほどの可能性を感じさせる選手だ。
注文を敢えてつけるなら、ケガに強い選手になってもらいたい。
名選手はケガにも強いものだ。
彼が今年のリーグで何ゴールするのか、とても楽しみである。
点を取れないFWと、沈みゆくチーム
「FWの仕事は点を取ること」
サッカーの世界では、当たり前に使われる言葉だ。
点を取ってこそFW。まあ当然である。
その昔、あの柳沢(現・京都サンガFC)が、あまり得点を挙げられない試合が続いた時に、マスコミに向かってこう言った。
「点を取ることだけがFWの仕事じゃない。」
確かに。
点を取ることだけがFWの仕事じゃない。
これも正しい。
だが、そういう台詞は、それまでに沢山点を取ってきた選手が言う台詞である。
どんな理由があるにせよ、FWの仕事はまず点を取ること。
そしてたとえ得点できなくとも、激しく得点シーンに絡んでゆくことなのだ。
たとえば現・横浜FCのカズ。
昨年はリーグ戦30試合に出場し、僅か1得点。
MFでの出場が多かったのせよ、たった1得点だ。
今年はこれまで11試合に出場してPKによる1得点。
昨年と違い、そのほとんどがFWでの出場である。
これはFWの数字ではない。
横浜FCはなぜ、彼に高額な年棒を払い、契約し続けるのだろう?
その意図が分からない。
言いたくはない。思いたくはないが、彼は客寄せパンダなのか?
今年の横浜FCの試合は何度かTVで見た。
彼の動き、キレは全盛期の影もない。
あの程度のフェイントなら、高校生のDFでもひっかからないだろう。
引退すべきだ。もう。
現役にこだわりたい気持ちは分からないでもない。
だが、もやは現役のFW選手の動きじゃない。
彼とよく比較されるジュビロの中山はどうか?
彼はまだ身体にキレがある。スピードも捨てたものではない。
ただし15分間の出場に限っての話だ。
100歩譲っても30分だろう。試合の流れを変えるスーパーサブ的な役割なら十分できる。
横浜FCは、本気でJ1復帰を考えているのだろうか?
チーム全体の得点力の低さは尋常ではない。
14節終了時点で、得点は僅か10。勝ち点6でダントツの最下位だ。
サポーターのことを考えているのだろうかこのチームは?
少なくとも、カネを払って試合を見に行く価値があるチームとはとても思えない。
一昨年にはJ1にいたチームなのだ。
怒りを超えて、哀れみを感じてしまうのは、筆者だけではない筈だ。