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随分と恥ずかしいホームゲームだったが...

いくら予選突破が決まった後の試合で、モチベーションが低いといっても、お粗末なホームゲームであったことには違いない。

メンバーがかなり入れ替わったというのも分からないでもないが、ならば新たに入った選手にはアピールするドン欲さがないのか?どうも代表には、甘い点が多々あるようだ。


カタールにしても、絶好の勝ち点3を得る機会だったのに、悔いの残る試合だったろう。


筆者が期待した本田は、試合の残り時間が10分での登場では、ちょっと気の毒だった。

ただ、たった10分だったが、けっこうチャンスを演出していた。

最終戦のアウェーでのオーストラリア戦は、先発出場が濃厚だろうから、あらためて期待したい。


アジア最終予選のA組は、最終戦で、バーレーンとウズベキスタンが、A組3位の座をかけて激突する。

勝ち点3の差で、バーレーンのホームゲームだから、常識的にはバーレーンが圧倒的に有利だが、W杯予選は何が起こるか分からない。


日本を苦しめたウズベキスタンが、アウェーで2点差をつけて勝利すれば、大逆転の3位だ。


一方、前にも書いたが、B組は予想通り、2位争いが壮絶になった。

サウジアラビアがアウェーの韓国戦を0-0のドローで乗り切り、勝ち点が11。

同じく北朝鮮も勝ち点が11。


この両チームが最終戦で、サウジのホームでぶつかる。

さらに、イランが予想通り、10日の試合でUAEを撃破。勝ち点は10となった。

イランの最終戦はアウェーでの韓国戦だ。


自力の2位がないイランは苦しいが、敵地で韓国を破り、サウジー北朝鮮がドローに終われば、大逆転の2位となる。

サウジと北朝鮮は当然ながら自力突破が可能で、勝てば文句なく2位で、本大会のキップを手にできる。

サウジは引き分けた場合、北朝鮮に対しては得失点差で上回るものの、イランが韓国を破れば3位となってしまう。


W杯の予選は、いうなら本大会よりも面白い。

まさしく死闘の様相を呈する試合が続出する。


オーストラリアー日本の最終戦は録画でいいから、サウジー北朝鮮戦をライブ中継で見たい。


本田圭佑が日本をベスト4に導くかも知れない

本田圭佑は無限の可能性を秘めた選手である。

遠藤、中村といった司令塔を押しのけて、もしかしたら本大会では、一躍スターとなるかも知れない。

誇張でなく、それほどの可能性を秘めた選手だ。


けっこう中田ヒデに似たところがある。

日本選手にしては、圧倒的に屈強なフィジカルを持ち、これは真夏の本大会ではとても重要だ。

中田ヒデと同じく、我が強く、一歩間違えればチームの和を乱す。


日本代表の監督が岡田監督というのは幸いだ。

彼はチームで戦う姿勢を最重要視するので、中田ヒデの時のようにはならない。

岡田監督ならば、本田も上手くコントロールできるだろう。


彼(本田)は、これから1年間の間に、本気で中村(俊)のポジションを奪おうと狙っている。

現時点でもフィジカルは勝っているし、FKでさえ互角の力を持つ。

あとは、他の選手とのコンビネーションと、信頼関係だけだとさえいえる。


守備を一生懸命やらない選手...という声もあるが、そうではない。

必要な局面ではやる。

また、本人も本気でポジション奪取を考えるなら、改善してくる筈だ。


おそらく、明日のカタール戦と、そのあとのオーストラリア戦で、彼は相当アピールする筈だ。

遠藤と中村(俊)の欠場がほぼ確実なこの2試合で、彼はたぶんゴールも狙うだろう。

おそらくスタメンからの出場だ。


ワールドカップの本大会までは、まだ1年もある。

今の先発メンバーがそのまま1年後にも同じというのは考えられない。

ましてや、監督の(チームの)目標はベスト4である。


真の中心選手が出現すれば、その目標も現実味を帯びてくる。

その可能性を秘めた選手が本田だと思う。

色んな意味で、日本人離れした選手である。


得点源に、岡崎という選手が一歩抜き出てきた。

1年前では、彼がここまで出てくるとはあまり誰も思わなかった。

現時点では日本のエースとなっている。


それでも、まだFWには興梠(現在は故障中)もいる。

岡崎も分かっているので、まだまだ慢心はしていない。良いことだ。


あと1年の間に、岡田監督が、チームをどのように進歩・進化させるのかが楽しみだ。

ワールドカップの舞台を経験している監督というのは、とても心強い。

強豪国とのテストマッチも、とても楽しみである。


明日のカタール戦がとても楽しみである。

決して消化試合でないと、各選手が本気で思っているのは当然だ。

1年後のメンバーへのアピールの舞台は、もうそれほど多くはないのだから。

祝・W杯出場決定

4大会連続でワールドカップ(以下W杯)出場を決めた日本。

以前から言っているように、アジア最終予選のA組では、出場決定は当然だったとはいいえ、やはり予選は突破してナンボ。出場決定を先ずは素直に喜びたい。


今回のアウェーでのウズベキ戦。

あちこちで主審の酷さが言われたり書かれたりしているが、まあ、あの程度はある程度予測された。

中東でのアウェーゲームでは、いつもこの程度は覚悟しなくてはいけない。


「審判ヒドイ 」、「汚い!」、「ズルい!」

日本では皆が一様に騒ぐが、そういう環境で勝ったことに大きな価値がある。

もし負けていたら、すべてが戯言になる。


サッカーの世界では、審判のジャッジを含む、どんな「劣悪な環境」でも勝つことが、強国の使命だ。

少なくとも、アジアの強国となった日本は、アジアの中ではアウェーでの洗礼はあって当然。

その中でも勝つことが出来るようになった点こそが進歩なのだ。


同じアジアの強国、B組の韓国も同日、敵地UAEで、退場者1名を出しながらもキッチリ0-2で勝ち、本大会出場を決めている。このあたりはさすがである。

北朝鮮は、ホームでの大一番のイラン戦をスコアレスドロー。ちょっと苦しくなった。


さて我が日本代表。

本大会出場は決まったが、最終予選はまだ2試合ある。

日本にとっては「消化試合」となったが、次の10日のカタール戦は、相手にとっては消化試合ではなく、重要な試合だ。その点がとても良い。


日本もホームゲームだし、当然勝ちにいく。

ここで大量得点でスカっと勝てば、完全な消化試合となった、最終戦のアウェーでのオーストラリア戦がドローでも、得失点差で首位通過となる。


ぜひ首位通過をめざして欲しい。


本大会でベスト4が目標というのは、ちょっと高過ぎる目標かと思うが、ベスト8はめざせる山だと思う。

それももちろん、これから1年の鍛え方次第だろう。

課題はまだまだいっぱいあるのだから...。


次回からは日本代表の今後の課題と問題点を、筆者の観点から分析していきたい。