44年ぶりの快挙。北朝鮮の執念が実る。
ありとあらゆる条件が不利なアウェーで、北朝鮮が執念の引き分け。
44年ぶりのワールドカップ本大会への出場を決めた。
試合終了のホイッスルが鳴るとともに、泣きながら抱き合う選手たちの姿が印象的な素晴らしい戦いだった。
試合は、予想通り、サウジが圧倒的に攻め、北朝鮮が守る展開に終始したが、北朝鮮は守る一辺倒の意識ではなく、しっかりと、したたかにカウンターを狙っていた。
サウジもそれが分かっていたので、攻めていながらも、カウンターには怯えていたのが、TVの画面を見ていても分かった。
結局、最終成績は、北朝鮮、サウジ共に3勝2敗3分となったが、得失点差で2上回った北朝鮮がB組の2位を確保した。
北朝鮮は、B組でダントツで1位となった韓国ともいい勝負をしており(ホーム0-0.アウェー0-1)、その実力も、アジア予選の中ではホンモノだ。
特にスピリットが素晴らしい。今日の最終戦でも、汚いファールを連発するわけでもなく、ひたむきに戦っていた。
サウジは、最終戦がホームゲームだったのが、逆にプレッシャーになったようだ。
勝てなかったのはショックだろうが、ドローだったのが幸いで、まだチャンスはある。
B組3位となり、A組3位となったバーレーンとのアジア5位決定戦に挑む。
アジア5位を確保できれば、オセアニア代表のニュージーランドとのプレーオフを戦える。
そしてこれに勝てば本大会への最終キップが手に入る。
非常に困難な道のりとなるが、何といってもアジアでは断然の実績を誇る国である。
筆者は、サウジとバーレーンの戦いなら、サウジ有利とみる。
5位決定戦は、9月に行われる。
またNHKが放送してくれることを願う。
44年ぶりの快挙を達成した北朝鮮は、おそらく歓喜に包まれているだろう。
冗談ではなく、その喜びから、ミサイルも飛ばさないかも知れない。
サッカーというスポーツが、たとえ間接的にでも、世界平和に貢献できれば素晴らしい。
38度という地獄のような気温のアウェーの地、リヤドで戦い抜いた北朝鮮の選手たちには、心から拍手をおくりたい。ピッチを走りぬいた選手たちには、ミサイルも核も関係ない。
そこにはただ勝ちたい、ワールドカップに行きたい、というひたむきな心だけがあった。
その気持ちが、最後の最後まで集中力を切らせなかった。
歓喜の輪の中で号泣する選手。
疲労からピッチに倒れこみながらも、喜びを爆発させる選手。
サッカーは素晴らしい。
現時点での実力の差
6月12日付のブログで言った。
今の日本の実力では、アウェーでオーストラリアには絶対に勝てないと。
その通りの結果になった。
しかも、オーストラリア戦に於いての、お決まりの「逆転負け」。
まあ仕方がない。
現状を現状として受け入れるしかない。
選手の一部は、セットプレーでの失点。完全に崩された結果の失点でないから余計に悔しい...とか何とか言っていたが、お笑いだ。
セットプレーでの失点だろうが、崩されての失点だろうが、敗戦は敗戦である。
それを言うなら、日本だってセットプレーでの得点はお家芸なのだ。
今まで日本にセットプレーのみで負けた相手は、そんな愚かな言い訳などしない。
敗戦に言い訳などないのだ。
日本のサッカーは、敗戦したらやたら言い訳するクセが未だにある。
やれ主審が...だの、やれピッチが...だの。
聞いていて胸糞が悪い。
テレ朝の解説者の、セルジオ越後氏が、番組終了直前に、ひとつ良いことを言った。
「メンバーの選考を含め、もう一度すべてをリセットするぐらいの気持ちでやり直すべきだ」
まったく筆者も同意見だ。
時間がない...のではなく、まだ1年あると前向きに考えるべきだ。
本番まで1年のこの時期。
むしろ今日は負けて良かったと、筆者は本気で思う。
世界レベルのサッカーをめざしているのであるから、この時期に痛い目にあっておいた方が目が覚める。
今日の敗戦は、また一歩日本を強くするクスリには絶対になるはずだ。
そう信じたい。
サウジー北朝鮮戦をライブ中継! NHKさんに大感謝!!
2010ワールドカップ・アジア地区最終予選B組最終戦。
サウジアラビア対北朝鮮の決戦を、NHKのBS1で何とライブ中継。
さすが、NHKさんやってくれます。
ワールドカップの放送にかけては、何といっても歴史と実績があります。
82年のスペイン大会あたりから、NHKはその放送に本腰を入れていましたからね。
とにかくここは、感謝、感謝です、はい。
夜7時からの、オーストラリアー日本戦を見て(もちろんBSで)から、すぐに寝なきゃ。
深夜3時からのキックオフ。
そのままTV中継が終わったら、寝ないで出勤。まあこれぐらいは当然。
今週はコンフェデ杯の放送もあるし(NHKじゃないですが)、かなり寝不足覚悟の週。
でも、サッカー狂にとっては、それがまた快感なんですわww