『米国・中国・日本の国勢 2024』 イントロ | 奈良の鹿たち

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米国・中国・日本の国勢 2024 』 

イントロ

 

 

 

米国・中国・日本の国勢を分野ごとに比べてみます。

言えることは、人口、工業、財政などどの分野においても「中国は優等生、米国は普通、日本は劣等生」であるということです。

しかも、このことは現在のみならず、将来においても続くのです。

中国はますます発展し、日本はますます衰退していきます。

日本は、2023年、GDPではドイツに抜かれて世界第4位になりました。

来年2025年には、インドに抜かれ世界第5位になります。

そりゃあそうでしょう。1992年以来30年間もGDP成長率はほぼゼロなのですから。

客観的データから、既に日本は「大国」ではありませんし、将来は「中進国」としてメキシコやインドネシアの後塵を拝することになるのです。世界の著名人たちも「日本に未来は無い」と言っています。対策を講じるには、もう遅すぎました。

そもそも、米国、中国と比較することにムリがあるのです。

これから先も、少子高齢化、巨額の財政赤字が何十年も続きます。いまだに根強く残る日本特有の融通の利かないタテ社会、儒教的組織風土や民族優越感が世界に立ち向かう障害となっています。

 

<目次>

第1回 人口

第2回 GDP

第3回 工業(製鉄、自動車、産業用ロボット) 

第4回 工業(半導体)               

第5回 エネルギー 

第6回 貿易

第7回 財政・金融・物価

 

 

  

   

(担当 E)

 

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