お話を書いている友人が
古代のあれこれについて
私に質問をしてきました
質問にちゃんと答えられたかどうか
全くもって自信がないんだけど
(聞く人間違ってるわよ
)

その時に思い出した本があり
新しくはない本なんだけど
(その後いろんな説が出たという意味で)
少しご紹介してみます

奈良大にいた数年前
この本が教科書の科目がありました
(「考古学なんちゃら…」あれ?科目名を忘れているけど
)

これ、目からウロコ的に面白かった!
そして、この後、古墳に
のめり込んだ時期がありました
(あ、奈良の古墳限定ね
)

この本、アマゾンで調べたら
1円でしたのよヘ(゚∀゚*)ノ
私でも楽に払える金額だわ(ノ´▽`)ノ
送料が268円だったかな?くらいかかりましたが…それでも払えるわぁ(´∀`)
素晴らしい価格設定だわ!
ということで、ご紹介
と言っても
当時は読み込んだ本ですが
内容を逐一書くほど覚えてないので(;^ω^A
写真パチパチ撮ってみました
まず、導入部
逆茂木(さかもぎ)で、敵の襲来を防御する倭人



縄文の室伏!


倭国が乱れた記事について書いてあります


第3章 倭人に国王はいたのか?


卑弥呼ちゃーん
、スタンばってる❓

という時期ね


有名な、
漢書地理誌の中の「それ楽浪海中に倭人あり。分かれて百余国となる、云々」とか
後漢書東夷伝の中の
「建武中元二年、倭の奴国、奉貢朝賀す」
「光武賜うに印綬を以てす」
その頃の倭人社会について書いてあります
この印綬は、西暦57年の志賀島の金印ね
(この前、東博に来てた、あのちっさいやつ)

第4章 倭人をなにがむすびつけたか

まあ、こんな書き方では内容が伝わらないけど(おい!)


面白そうな図を撮ってみると
土を掘って出てきたものを有難いと思うのは現代だけではなくて
↓ほら、すでに8世紀に銅鐸を見つけてマロも坊主も普通の人も牛もみんなでびっくりしているところを、鎌倉後期になって描いてくれている(ほんとかい?)

こんなん出てきたべ

あじゃー!

驚くマロと坊主

第5章 支配する倭人、される倭人

四隅突出墳の分布





このへんから、ぐっと面白い内容になる




だって、古墳を分断して線路が走ってるんだから!

奈良線で奈良に向かうとき、もうすぐ奈良に着くあたりで、まわりがこんもりして、
よくわかりますよ

古墳の中を走るなんて、なんということでしょう



このあたりも、面白いのよ、うん


みなさん、ヨダレ垂らさないように(そんな人はいないよ)
たぶん、この本の記述は、
数年前私が読んだ時点で
すでに少し古かったです
でも、ワクワクしたわ~!


実在しない「景初四年」の鏡


↓そして、この一枚の図!


胸キュンてやつですかね?
(この歳の胸キュンは心電図とったほうがいいね)
卑弥呼がもらった銅鏡百枚の話


邪馬台国はどこか?

これが、私の心臓をドキドキさせ、
血圧を上昇させた話題
(早く病院にいきましょう
)


つまり、ざっくり言えば

6章からの続きで
↓この表を見るとたしかに時代が進むにつれ、巨大墳丘は移動してるのがわかる

第8章 倭人と倭王

埼玉県稲荷山古墳の鉄剣銘の話

その記事の続き


…と、予想以上に


この図の説明は

つまり、ざっくり言えば
大和王権の王の墳墓の場所が
山辺→佐紀盾列(さきたてなみ)→古市→百舌鳥
と移動している…о(ж>▽<)y ☆
…という話
続けて…
第7章 倭人と王者

6章からの続きで
古墳の移動をどう考えるか?

これを、どう解釈するか?
この話題、面白くて大好き
(変態)

実際、数年前の私はこれを自分のテーマにしようとして、追いかけていた時期がありました
諸説紛々あー言えばこー言う、などなど

学者さんもホットだなぁ…という感想

それにこのテーマ…
自分のテーマにするには
相手が巨大すぎて、昔すぎて、
近寄ればただの山だし
文献資料殆ど無し…

で、ギブアップしちゃいました



↑元興寺文化財研究所の西山要一さんの名前が本文中にありますが
西山さんは、この後、奈良大学で教鞭をとり、私も数年前に教わりました
今は退官されたと風のうわさ

楽しい先生でした


ちっともわからない紹介文になりました
≧(´▽`)≦まあ、私の実力じゃこんなもんですよ、はい←開き直りました

あれこれと古い内容かもしれないけど、
話の取っ掛かりとして面白く読みやすく、
展開の楽しさに胸キュン、心臓バクバク(だから医者に行きなさい!)となります
1円です!
まあ、町の図書館で見かけたら
パラパラしてみてねо(ж>▽<)y ☆
おしまい