久しぶりの投稿です。
皆様いかがお過ごしですか?
書いている途中で放置してしまい、入学式のお話については
今更感がありますので、さらっと流し読みして頂けたらと思います。
今年は多くの大学が昨年度の新入生と合同で入学式を挙行しており本当に良かったと思います。🏫
報道されていた青山学院の学院長のお話にあった「今年度のうちに中止になった新入生の入学式を行わなくて今年度を終えることができない」との言葉が特の印象に残っています。
残念ながら東大は昨年度中止になった新2年生の参加は認めらませんでしたが昨日4月12日に日本武道館に於いて2021年度の入学式が無事に行われました。☺️
随分と遅い入学式と思われる方も多いかと存じますが、授業は4月6日から始まっており、新入生は新2年生と一緒にオリエンテーション合宿に参加し履修登録のノウハウを学びます。🤓
昨年はこのオリエンテーションが中止になり急遽オンラインで先輩との顔合わせになりました。
お互いにオンラインでの交流には不慣れということもあり、新入生にとりましては完全に受身のオリエンテーションでした。😩
何を質問したらいいのかもわからず先輩のお話も何が何だかわからないまま、6日から始まる授業に備え履修を組まなくてはなりませんでした。😭
履修登録〆切は4月20日頃ですので2週間はお試しで授業に参加し必修科目以外は選び直すことができる仕組みです。
今となっては理解できることも、昨年は先生も生徒もオンライン授業には慣れていませんでした。
娘は1週目に行われる各授業のガイダンスに参加しなくていけないと思っていたので、1週目のガイダンスに参加していない授業に2週目から参加していいものか?すでに課題が出されている授業もあり今更選び直しはできないのではないか?結局よく仕組みを理解できないまま履修登録を行なってしまいました。
最近知ったのですが、「履修登録前の課題は成績に含めてはいけない」「履修登録前の出欠も成績に含めず」と先生たちにはお達しがあったようですが、その認識も先生によってはまちまちだったと思います。
当初ガイダンスではそのような話は一切ありませんでした。
東大ならではの進振りに関わる点数の算出方法や成績表の見方など、冊子を読んでも良くわからなかった事がTwitterなどのSNSを通じて先輩方に教えていただき、1年生の成績が出た今年の3月にようやく理解することができました。😅
履修登録の仕組みがようやく理解できたと同時に進振りに必要な点数を考えなくてはなりません。
ここで履修に関して娘が失敗😣した事をお話ししたいと思います。
東大の1、2年生が在籍する前期教養学部では6つの系列に分類された文系理系共に幅広い授業が用意されています。
入学した科類によっては必要単位数が異なるのですが、娘の場合はTLP生ということもあり、第二外国語の授業が週に5コマ入っていたため、時間割の関係で興味のある授業を選べなくなってしまいました。
情報が少ない中、東大生協で販売されている「逆評定」なる冊子を購入し授業を選びました。
(逆評定とは?🧐
某サークルが発行している冊子のことで、セメスター毎に学生に先生を評価するアンケートを取ります。それによって
先生を「神、大仏、仏、鬼、大鬼」とランク付けし単位の取りやすさや授業の面白さなどをまとめて公表している冊子のことです)
どの程度信じていいのか?当初はわからなかったのですが、他に参考にできる資料もなかったので😣
この冊子を参考にして選んだ高評価の授業があったのですが、評価とは裏腹に娘には画面越しの先生の声が子守唄にしか聞こえなかったようです。
その授業は出欠も取らないので成績は最終レポートのみで評価されます。
残り2回の授業となった7月に娘は「撤退するのでレポートは出さない」と
ここでお話ししたいのが「撤退」の仕組みです。
当時の履修に関する知識だと「撤退」とは登録したものの進振りに影響を及ぼす低い点数を残す可能性がある授業は敢えて単位を取らず落単することです。
同じカテゴリー内の他の授業を次のセメスターで履修することで上書きされる。と思っていました。
ここに落とし穴があったことに気がついたのは1年生が終わる3月の成績表を見たときでした。
簡単に説明しますと
撤退=0点→同じ授業を取らないと上書きできない
→別の授業をとっても0点は残る
不可=点数つかない→別の授業を取ることで上書き可能
といことで、「撤退」してしまうと基本平均点を計算する際に0点も算入するので進振り点に大きく影響してしまうのです。
入学当初に配布されたマニュアルを1年経って、改めて読み直すと理解できるのですが1年前の初めての履修登録の時には「撤退」と「不可」の違いまでは、しっかり理解できていませんでした。
東大にご興味がある方以外には、「なんの話やら?」というお話ですが、進みたい学部が明確な方はもちろんですが、
1年生でまだ進路が定まらない方は特に進路選択の際に選択肢を増やすためにも、履修登録は慎重に検討されることをお勧めいたします。
文系に関してですが文1から法学部への進学はあまり点数を気にせずともほぼ全員が進学可能です。
しかし文1(法学部)から別の学部に進みたい場合はやはりしっかり点数を考えておいた方がよろしいかと思います。
文2からはほとんどの方が経済学部に進学します。しかし来年度以降は文2から進学できる定員数が減ると発表されました。
ご興味のある方はHPなどをご参考にされるといいと思います。
受験勉強で使用して良かった教材をご紹介します🤓