こんにちは!保育・子育てプロデューサーゆきのです。
今回は、公式LINEにいただいたご相談の中で、イヤイヤ期の保育に関してのお話に回答します。
私、イヤイヤ期は、超得意なんです。
だって、保育士していた12年間は1.2歳児を担任してきたから。
イヤイヤ期真っ只中で😅
ちょっと火がつくとイヤイヤ。
おまけに、友達や先生叩く。
穏やかに接していると、笑ってふざけて。
心を落ち着けて話をして、はい!わかった!と返事をするも、また走り出す。
みんなが頭を抱えてしまってます💦
私も出来るだけ、怒るトーンにならないように接しようとしますが、イライラしちゃうことも😝
ゆきのさんなら、どんな風に対応しますか?
じぶん自身の気持ちの切り替えは、どうやってますか?😁
あっきー、ありがとう💕
このご質問をもらったときに、「あれ?保育者さんたち叱ってないのかな?」と思いました。
だって、『友達や先生を叩く』は、アウトなこともある。
イヤイヤの勢いで、何かをして大人に止められなくてスッキリしてしまうと、その行動で子どもは自分の気持ちを発散しようとしてしまうから、止めるべき時は、怒ってでも止めるがゆきの流。
そうしたら、
それでもダメなので、園長始め先輩保育士も困り果てています😅
なるほど!!
優しく接しても・怒ってもだめなんだね。
イヤイヤは、子どもの脳の発達に関係があるから、大人は止めることができない部分もあるかもしれません。
でも、エスカレートしないように、繰り返さないようにすることはできます。
それは、プラスのストロークを与えられるように、子どもの様子を見てチャンスを掴むこと。
ストロークとは、自分以外の人から関心をもたれること。
こどもは『ちゃんとあなたのことを見ているよ』が欲しいのです。大人もだけど。
で、イヤイヤ期で、ひっくり返ってイヤイヤして、友達を叩いた時に、先生が一番構ってくれたってなると、その体験を覚えていて、自分をみてもらうためには、この方法が一番と誤解しちゃうってのは、子どもあるある。
自分の望まない、好ましくないストロークをマイナスのストロークといいます。
それでもいいから欲しいって状態に子どもはなりやすいんです。
そんな時に、一番効果的なのはストロークを与えないこと。
えっ、無視するの!?
それ、子どもの成長に悪いよね。という方、ちょっと待って。
先程、プラスのストロークを与えられるようにチャンスを掴むって書きましたよね。
穏やかに接していると、笑ってふざけて。
心を落ち着けて話をして、はい!わかった!と返事をするも、また走り出す。
実は、怒ってもいます。それでもダメ。
全部子どもにストローク与えてるじゃん。
それをやってみて上手くいかないなら、与えないでいきましょうって話。
ってことで、私がイヤイヤ期がエスカレートして、ぐずること、暴れることで周りをコントロールしようとするように見える子に対してしていたことは、してはいけないことをしたときには、無言でやめさせる。(叩く対象の子から引き離す等)
そして、そのことについては何も言わない。
ここぞという、好ましい行動をみつけ声をかける。
「わー、○○ちゃん。お友達と手を繋いで歩くの上手ね。」とか
「○○ちゃんのおてては、お友達と仲良くできるおててだね。」とか。
↑これ、イヤイヤで人を叩きに行ってるときに言っても効果ありません。
これは、いいぞ!って時をさっとキャッチして伝えてくださいね。
保育士をしていると、全体を見ることが多くなり、特に新人の頃は一人一人の行動がはっきり見えないものです。
だから、全体から、はみ出しちゃう子に目が向いてしまい、その子に声をかけちゃう。
だから他の子たちも先生のストローク欲しい欲しいって、やってほしくない行動をみんながするようになりクラスがまとまらない。
子育てでも、してはいけないことをしたときだけ、声をかけていると、子どもは親の声が欲しくて、してほしくないことしかしない子になりますよ。
だって、ママに・先生に、見て欲しいんだもん♫
ということで、子どもの叱り方については、子育てコーチング協会の子どものこころのコーチング講座の3日目でも
私オリジナルの『0歳から 子どもの能力を伸ばすハッピー子育て講座 子どもが自立へ向かう叱り方 』でもお伝えしています。
なんか上手く叱れない・褒めれない、子どもに響いていない。
そんな方はぜひ受講してくださいね。
あっ、それから、私のメンタルの整え方は、ブログがメッチャ長くなってきたので、明日以降でお伝えします。
保育士のAさん、毎日お仕事お疲れさまです
ブログがお役に立ちますように。
子育てのこと保育園のことなど、公式LINEでご相談いただければ、ブログでお答えします。
(無料・2日程度お時間いただきます)
公式LINEでは、ほぼ毎日ゆきの通信をお送りしています。
子どものこころのコーチング協会のメルマガは毎週水曜日発行。
子育てに役立つ物事の捉え方の話。
子どもとの関係をよくする話。