マヤコフスキー、言葉のサーカス。円空、歓喜天の音楽。 | 奏鳴する向こうに。

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好きなものを書いていく覚書


 アイオナ ブラウンとその仲間たちによるヘンデル合奏協奏曲集作品6より2曲。


琥珀色が積み上がる。


ブラウンとペトリを中心にしたヘンデルのソナタ集より3曲。



リヒター指揮によるバッハのカンタータ第104番。



 伊藤栄麻とその仲間たちによるモーツァルトのピアノ協奏曲、その弦楽四重奏伴奏版。

 


 ギレリス最晩年のベートーヴェン第2番イ長調。

 


 プレトニョフ指揮によるベートーヴェン全集より第1番ハ長調。

 


 シュトゥッツマンとセーデルグレンによるシューベルト「白鳥の歌」後半。

 

レオンスカヤによるMDGレーベルへのメンデルスゾーンの無言歌集。

 


 シェブリン独奏ホリガー指揮によるシューマンのチェロ協奏曲イ短調。

 


ブルンスとトヴェルスカヤによるブラームス第2番ヘ長調。



ベルグルント指揮デンマーク国立管弦楽団によるニールセン第1番ト短調。

 



ディック ハイマンによるジョプリン全集より。

 





プレトニョフ他によるタニェーエフのピアノ三重奏曲ニ長調。

 



マヤコフスキー叢書全15冊より3冊。平田俊子氏、佐々木幹郎氏、谷川俊太郎氏といった詩人たちが寄せる各序文の素晴らしさ。そして今年没後10年となる翻訳の小笠原豊樹氏の言葉の魅力。

 

まだ心からマヤコフスキーを愛せないのに惹かれるという自分の心が興味深く、今日も読んでいる。

「言葉のサーカス」「叙情の底にドラマ」「傲慢なふりをしながら繊細な内面」といった、詩人たちがマヤコフスキーに寄せる言葉に、自分の心の秘密を解く鍵があるのかもしれない。


 

 

「円空上人の心を伝える会」発行の冊子は全15冊。昨年惜しくも亡くなられた長谷川公茂先生を偲びつつ。

氏が円空を追った60年以上に及ぶ足跡から、素晴らしいカラー写真。


先日大阪あべのハルカスで開かれていた円空展のショップで見つけた。

円空の彫りにはベートーヴェンの響きがある。豪快と繊細の振り幅。苦悶の受け入れ方の晴れやかさ。