奏鳴する向こうに。

奏鳴する向こうに。

18の頃から集めたクラシックのCDを、それに合わせた絵や本とともに聴いていく、記録。と、イッカピ絵本。

たまたまこのページに来て下さった方、キック女子あきちゃん(akichan-24)さんのブログに行ってみて下さい。お気に入りドラマの考察のほか、美味しい料理も出ます(飯テロ上等、目で頂きます)。

先日ある実験に参加させてもらったら、「お礼」といってこのブログの熱い紹介を書いて下さって、なんか照れつつも、「人様がちゃんと見てくれてると分かるお言葉」ってうれしいなとあらためて感じました。

そのお礼、にはなりませんけれども、せめてもの気持ちをここに書かせて頂きました。

もちろん私はアキさんを直接知ってるわけではないのですが、

その書かれることから推察するに、アキさんはとても誠実聡明で、理に合わないような嫌なことは嫌だとハッキリ言える人。でも決して人間を否定しない。人々と人生をこんなに熱く愛せる人がこの世におられることに、私はいつも励まされ、心温めさせてもらっています。

なお些細なことですがとても美しいかたです。もしかすると外面は架空かもしれない。でもそれがなんです?それでもいいよね。内面は「言葉」としてはっきり実在している。そのほうがブログ界でもどこでも何より大事ですもんね。

 


アーノンクール指揮によるバッハのカンタータ第20番。

 

デームスが2004年に録音したモーツァルトのピアノ曲集。現代ピアノが使われたとのことだが、透明な古風な響きがする。

あっけないほど軽く弾かれているが、私はこれを美しいと思う。

 



チーム「フランスの風」によるベートーヴェンの五重奏曲。

 


ボシュ指揮によるベートーヴェンの舞踊音楽「プロメテウスの創造物」全曲。澄明鮮烈な響きだが、この曲はアーノンクールの熱くうねるような印象が忘れられない。

 


シュナイダーハンとゼーマンによるシューベルトのト短調とイ長調。

 


ダルベルトによるシューマン、「アベッグ変奏曲」と「フモレスケ」

 

同じくダルベルトによるリストの巡礼の年「イタリア」より。

 


ウルバノヴァーが歌うスメタナの歌劇「リブジェ」より。

 


 カリオペレーベルのフランク集成よりソナタイ長調(チェロとピアノ版)。

 


ソロモン独奏ドブロウェン指揮フィルハーモニア管弦楽団による1949年録音のスクリャービンの協奏曲。

 


エルガーのピアノ曲と歌曲の集成。古楽器のひなびた響き。美しいジャケット。

 


 ホルスト ヤンセンという画家に出逢った。エゴン シーレとハンス ベルメールを引き継いでいる印象。

 



エルガーの自作自演を集めた国内盤の箱より交響曲第2番。この曲の背景には無理やり葬った、ある婦人への密かな愛情があったという。

 


未知谷から出ているサドの著作をもう20年も読んでいる。まだ読み終えられない。欲望と愚劣さの聖書。人間の愚かさに耐えきれなくなる言葉の奔流。素晴らしいです。救いも何もない世界の叙事詩。