はじめに
*13w1d 出血、絨毛膜下血腫の診断
*18w2d 出血とともに羊水が減る
*18w4d 羊水が完全になくなる
後期流産の宣告を受ける
*20w1d 〜入院中 すがる思いで継続を選択
*22w3d NICUのある病院に転院
飲み薬はマグミットのみ。点滴など特別な処置もなし、ひたすら安静。
羊水は毎日出てた。
*29w2d 2017.11.1 小さな男の子を出産♡
*生後3日 11月3日 永眠
頑張り屋さんの自慢の息子でした
そんな燿くんと、家族の記録です。
ぞろり家が燿くんと一緒にした事は
こちらです。
現在、燿くんが繋いでくれたご縁を大切に
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こんばんは、ぞろりです
昨日の記事に
思ったよりもたくさん
コメントいただいたり
その前にもこーゆーことを
他のブロ友さんへの
コメントで書いたことあって
自分なりにいろいろ考えました。
ぞろりの半分くらいは
優しさで出来ているのかもしれませんね。
だけど
きっと他の人と同じように
残りの半分には
妬み、羨ましい気持ち
寂しい気持ちやらイライラやらも
もちろんいっぱい入っています。
ブロ友さんの妊娠報告を聞いて
とっても嬉しかった気持ちには
間違いありません。
でも、微塵も
『いいなぁ』とか
『羨ましい』とか
そーゆー気持ちはなかったかといえば
そんなわけはないんです。
『いいなぁ、羨ましいなぁ』
『でも、私もいつか』
今は、そう思えました。
自分と同じように悲しい思いをされた
天使ママさん達の妊娠だからこそ
自分もいつか叶う、叶えたい、という
未来への希望に繋がったからです。
だけどもし、もしも
これが燿くんを亡くした直後だったなら
どう思っただろう。
きっと…
『いいなぁ…羨ましいなぁ…』
『私のかわいい息子は
亡くなってしまったのに』
『なんでだろう…』
こんな風に思ってしまったに違いないです。
事実、燿くんを亡くした2ヶ月後に
『〇〇ちゃん(友達)が妊娠中てで、
予定日は燿くんの予定日の半月後』
と聞いた時には
心がフリーズしました。
正直羨ましくて仕方なかったし
出産報告を受けた時にも
ドキっとしました。
赤ちゃん産まれた報告を受けてから
未だに会いに行けてない友達もいます。
妊娠出産は奇跡だって
身を以て知ったからこそ
大切な友達の妊娠出産は喜んであげたい。
おめでとうと言いたい。
それでもまだ
実際赤ちゃんに会いに行くには
ものすごく勇気がいるんです。
今回ブロ友さんの報告を受けて喜べたのは
きっと
ぞろりの未来に希望が見えているから。
でも、もうそれが叶わない人だっている。
明日が来ないかもしれない人もいる。
そしてきっと
ぞろりは今に満足しているから。
燿くんに、生きていて欲しかった。
もう一度会いたい、抱っこしたい
でもそれはもう一生叶わない。
どれだけ人を羨んでも妬んでも
それだけはもう一生叶うことはない。
だからかわりに
毎日ご飯を供えて
お花の水を替えて
おはよう、いってきます、
ただいま、おやすみと声をかけて
燿くんに愛情を注ぐ日常を受け入れ
満足しているからです。
あの時には
こんな日が来るなんて思いもしなかった。
そしてそれはたぶん書く側も同じで
まだ妊娠報告を受けるのは辛いかもしれない
書くべきではないのかもしれない
誰かに辛い思いをさせるのかもしれない
と思ってるんだと思います。
かつて自分がそうだったように。
だから皆様
『注意書き』されてるんですよね。
本当に他人のことを思いやれる
優しい方々だと思っています。
でもなんていうか、
書いてても難しいけど
全ては、タイミングだと思ってます。
ぞろりが特別優しい人なわけじゃない。
大切な我が子が亡くなってすぐ
他人におめでとうって言える人なんて
どこ探したらいますか?
明日をどうやって生きて行くか不安な時に
他人の幸せのことなんて
正直心を乱される以外の
何物でもないですよね?



