はじめに
*13w1d 出血、絨毛膜下血腫の診断
*18w2d 出血とともに羊水が減る
*18w4d 羊水が完全になくなる
後期流産の宣告を受ける
*20w1d 〜入院中 すがる思いで継続を選択
*22w3d NICUのある病院に転院
飲み薬はマグミットのみ。点滴など特別な処置もなし、ひたすら安静。
羊水は毎日出てた。
*29w2d 小さな男の子を出産♡
*生後3日 11月3日 永眠
頑張り屋さんの自慢の息子でした
そんな燿くんと、家族の記録です。
こんばんは、ぞろりです
もうそろそろ通常運転で
あみあみの間の更新です
実はあまり意識した事がなかったんですが
春のお彼岸真っ最中ですね
彼岸には
春のお彼岸と秋のお彼岸
年に2回あるんですが
今まではうすらぼんやり
あるなぁ、
くらいにしか思ってなくて。
秋のお彼岸の方が
彼岸花も咲くし
祖母が
『彼岸だからお墓まいりに連れてってくれ』
と言うのでしっかり覚えてました。
※春彼岸は春分の日を中日として前後3日間
秋彼岸は秋分の日を中日として前後3日間
どちらも計7日間の事を言うそうです。
ただ今年は
燿くんが亡くなってから
初めての春のお彼岸
お墓まいりに行こうかなと思ってた矢先
実母から
『燿くんのお墓まいりに連れてってほしい』
と言われて
実母と妹1も一緒に
燿くんのお墓にお参りをしてきました
普段実母とは
あまり燿くんのことは話さないけど
こーゆー風に言ってもらえると
やっぱり燿くんも
ばぁばの孫なんだよなぁ
って思えて
なんか嬉しかったです
春の彼岸の7日間は
ぼた餅食べたり
先祖や家族の事を考える時間
(都合のいいとこだけ抜粋w)
とありました
春のお彼岸の過ごし方には
特に決まった事があるわけじゃないですが
ぼた餅はまだ食べてないから
近所の美味しい和菓子屋さんにでも
買いに行こうかな♡
そして先祖や家族の事を考える時間。
もちろん毎日
燿くんのことを想う時間はあるけど
先祖や家族の事、か。
以前も何回か話には出ましたが
ぞろりの義母は39週で死産した
先輩天使ママなんです。
燿くんの入ってるお墓には
義母の2番目の赤ちゃん、Mちゃんも
一緒に入っています。
(納骨の時、燿くんのと同じサイズの骨壺があったから、多分それだと主人が言ってました)
本当は主人には
お姉ちゃんが2人いるはずだったの。
いや、だけどもし、もしも
Mちゃんが元気に生きていたら。
『子供は2人がよかった』
と言ってた義両親の元には
主人は産まれて来なかった。
そうすると
ぞろりは主人とは結婚しなかったし
倖くんも燿くんも産まれなかった。
Mちゃんの事は
義両親はとてつもなく辛かったに違いない。
予定日付近で産まれて来た時には
へその緒が巻きついてて…
元気に産まれてくるはずだと
信じて疑わなかったはずなのに…。
だけどぞろりは
Mちゃんの事があったからこそ
この世に産まれて来た主人と
出会って恋をして
一緒に大人になって
結婚して幸せな家庭を築いています。
だから彼女の事は
不謹慎だけど
意味があったことなんじゃないかって
感謝せずにはいられないんです。
燿くんを亡くした直後には
そうは思えなかったかもしれない。
でもこの先20数年経って
倖くんと燿くんの妹か弟ができたとして
その子が大人になって結婚する時。
きっと、その相手の子は
不謹慎なんだろうけど
燿くんに感謝する事に
なるんじゃないかと思って。
まだいないけど
燿くんが無事に産まれて育っていたら
誕生しないはずの命。
燿くんが繋いだ命。
その子もきっと
燿くんに感謝するのかもね??
今は、燿くんがいなくなって
寂しい。辛い。
だけどこの先、新しい命が産まれた時
20数年後にその子が結婚して
さらにその子供が産まれた時
出会うはずのなかった孫に出会えた事を
ぞろり自身、
燿くんに感謝するのかもしれない。
この子に会わせてくれてありがとうって。
義母もきっと
同じように思ってるかな?
だからぞろりは
主人のこと、倖くんのこと、
目一杯大切にしようって思いました。
義母にとっては
Mちゃんが繋いだ命である主人が
そこから繋がって産まれた倖くんが
幸せそうにしてることが
嬉しいんじゃないかなって思うから。
きっと未来のぞろりがそうであるように。
普段イライラしがちだけど
ブログ書いてて今猛反省
ぞろりは宣言するとできるコだから
皆さまの前で宣言しとこ(笑)!
主人を、倖くんを
今いる家族を目一杯大切にします
燿くんのぶんまで、ね
もちろんこれからも燿くんだって
大事な大事な息子には変わりないけどね
同じように我が子を亡くして辛い思いをした
天使ママ、天使パパ達も
いつか、何十年先でもいいから
そんな風に思える日が来ますように
その子が繋いでいく命に
いつか出会えますように