梅干しが、皺が寄って梅干らしくなったので、梅酢に漬け戻すことにした。

 

まずは、ほうろう鍋に取っておいた梅酢を、日中、お日様に当てて温める。

夏の日差しだと、沸騰はしないが、人肌よりは熱くなる。

漬け戻す瓶は、エタノールで拭いておいた。

 

干した梅を瓶に入れて、

梅酢を注ぐ。

これだけあれば、一年くらいは裕に持つだろう。

 

乾燥させた赤紫蘇は、ミルで挽いてフリカケにする予定。

 

今年の梅干し作り、これにて完了。

 

 

勝手口を出た所の地面に、ポコポコと穴が開いている

蟻の巣穴かな。

と思っていたのだが。

蟻が出入りする気配がない。

(蟻の巣の周辺って、何匹か蟻がちょこまか動き回っているものだから。)

眺めていたら、

穴から蜂が出て来た。

おぉ?

ジガバチ?

いや、このまるまっちぃ姿はジガバチっぽくない。

ミツバチっぽい。

調べて見たら、マルハナバチらしい。

マルハナバチって、木や土に穴を作ってその中に巣を構築するのだそうだ。

庭の花に来ていた、あの子たちが、勝手口近くに巣を作ったのか。

 

それにしても、穴の数が10個くらいあるってことは、穴一つに巣一つなんだろうか?

それとも、巣は一つで、出入り口が沢山あるってことなんだろうか?

ファーブル先生なら、掘り返してみるかなぁ?

いや、ひたすら観察されるだろうかな。

この地面の下に、少なくても1匹は、マルハナバチの女王蜂がいるってことになる。

女王様のいる勝手口(の外)か。

良いかも。

(*^-^*)

 

 

 

雲一つない夏空の一日。

見上げていると、水面を見下ろしているような気分になる。

水面の底は、天国と言うより、地獄なんじゃなかろうか。

もしかすると、地獄って、真っ青でギラギラ光が照り付けているだけで、他には何もない所かもなぁ。
血の池や針の山も嫌だけど、何もなく青い光だけ、っていうのも、相当嫌だ。

ここは地上で、やがて、雲が空にやって来る。

やっぱり、空には雲があった方が好きだな。

海の日。夏空。

山間は、空が海。

里山を繋ぐ高圧電線を雲が横切って。

空に置いた琴の弦を夏雲が搔き鳴らして行くような。

「春の海」って琴の曲があったと思うけど、これだと「夏の海空」って曲かな。

昨日干した梅干しに、皺が寄って来て梅干っぽくなってきた。

お日様のおかげだ。

ちょこちょこと引っ繰り返して、お日様に当たる面を変えた。

後2~3日干したら、梅酢に浸して貯蔵する。

 

 

 

土用なので、梅干しを干す。

樽の蓋を開けたら、

まぁ良いんじゃないかな~

って感じ。

笊に、梅と紫蘇を広げて、

後は、お日様にお任せする。

梅に皺が寄って来たら、梅酢に漬け戻す。

赤紫蘇は乾燥させて、ミルで引いて、紫蘇フリカケにする。

お日様に干している内に、梅の色が変化していくのを見るのが好き。

明日は、どんな色になっているだろうね。