珍しく6時に目が覚める。

15分ほどヨガ。

ここのところ朝起きて、軽くいくつかのヨガをしている。

胃腸が冷えるのには、体幹に筋肉をつけるとのと、あとは腹式呼吸を行うといい、となにかで読んで、

以来、筋肉はジムでのトレーニングと自宅での腹筋でつけるとして、

腹式呼吸のほうは、少しだけだけど、朝晩になんちゃってヨガを実践している。


夫もほぼ同じタイミングで起きたのだが、

ヨガをしている間に朝ごはんを食べていた。

「はらへってん」と言いながら。


いつもは夫が行ってくれるゴミ捨て、今日は私が行こうと

我が家のある3階から2階に階段を下りていくと、

なんと2階の外廊下にねずみの死体。

それも結構大きなねずみがものすご~い存在感を放っていた。


ううう・・・思わず声が出そうになるが早朝ということもありなんとか押さえ、

急ぎ足で(ねずみの前を通るわけじゃないんだけど)ゴミを捨てていえに戻り、

夫に「ねずみがいた!ねずみの死体!」と伝える。

きっとにゃーにゃー猫(目が合うとにゃーにゃー鳴くので命名。夫はにゃーにゃー猫という名前が通用するならわんわん犬だって一緒やと最初は言っていたのだがいまではちゃんとにゃーにゃー猫と呼んでいる)からの貢物だね、ということで一致。


猫を飼っている方はご存知だろうが、猫というものはねずみやら蝉やらをとっつかまえて、

ご主人様に「ほらえらいでしょ?」と見せにくるのである。

長野で飼っている猫もそうで、自慢気になにか持ってきて目の前に置いたと思ったらなぶられた子ねずみだった、なんてことはしょっちゅうらしい(母曰く)。


にゃーにゃー猫は野良猫らしいのだが、

うちのマンションの2階の住人が餌をあげているらしく、

頻繁に2階の外廊下にやってくる。

おそらくはその、ねずみを置いた場所が餌をあげるひとのいえなのだろう、と思う。


貢物持ってくるなんて、なんやかわいいなあ、けどねずみかあ・・・と夫。

確かにそうだよねえ。

朝起きて、さて会社に行こうかなと思ってドアを開けたら、

目の前にねずみの死体、ってちょっとシュールすぎやしませんか。

それも猫が「えへへ、これ捕まえちゃったんだよ」と自慢気に置いていくわけなのだから。


夫とともにねずみを見に行き、ひょえーこわいーなどといいあいながらいえに戻る。

数時間経っても撤去されないので、サービスセンター(マンションには24時間管理のサービスセンターがある)に電話をし、撤去を依頼しておいた。


まったく困った貢物であった。


桂の甥っ子、姪っ子から

絵手紙が届く。

色とりどりの折り紙で切り絵風にしてあって、

とてもかわいらしいメッセージもついている。

かわいいなあ、いいなあ。

姉からの手紙によると、

5月に会ったときはまだ片言だった姪っ子が、もうかなり喋れるようになっているらしい。

次に会うのがとても楽しみだ。

素敵なお手紙、ありがとう。


ランチにパスタキッチンへ行くと、オーナーが

「いつものと、まったく同じ注文をされる方がいたんですけど、お友だちですか?」と聞かれる。

なんでも、ガーリックベースの魚介きのこミックスにキャベツとベーコンをトッピングする、というお客様がいらっしゃったらしい。

こんな注文はじめてだし、もしかしたらKさんのお友だちかと思って、とオーナー。

もしかしてそれはこの日記をどなたかが読んで、

注文をしてくださったのかも?

そうだとしたら、ありがとうございました。


今回はいつものガーリックのパスタと、ほたてと蟹のアメリカンソースのパスタを注文。

アメリカンソースに蟹の滋味がじっくり伝わってとてもおいしい。

ほたても巨大だし。

オーナーのいいところはこの「気前のよさ」にもあると思う。

なんだか宣伝してるみたいだけど、いいと思うことだから書いておこう。

ついでに、ホールスタッフさんも感じのいいひとが多いんだけど、

先日、いただくお水の氷をナシにしてほしい、とお願いをしたら、

今日からなにも言わなくてもお水に氷が入っていなかった。素晴らしい気遣い、そして記憶力。

いつも気持ちよく食事をさせてくださって、ありがとう。


朝ごはん。

夫は水キムチ、筋クッ。

私はメロンパンと茹でブロッコリーの残り、ゆでたまご。


昼ごはん。

パスタキッチンにて、パスタ。


晩ごはん。

鮨。



おいしいものは人生をハッピーにする。

甥っ子と姪っ子から届いた絵手紙。

水族館と奈良の鹿がいる公園に行ってきたらしい。



おいしいものは人生をハッピーにする。

ベランダの花、先日の強風でだいぶ折れてしまったので

切花にした。

濃い紺色が美しい。




昨晩からもりもりと仕事。

あいまを縫って用事を済ます。


朝、いつもより2時間は早い夫を見送りがてら、

気分転換に「ネルケン」に行こうと思い立つ。

しかし高円寺に着き、「ネルケン」前に到着するも、

時間が早すぎて開いていなかった。

この時間だと、ほかに行きたい喫茶店はない。

仕方なくそのまま中野まで歩いて帰る。

残念だが、電車賃をかけてウォーキングをしていると思うことにした。


帰宅後、また仕事。


さらに気分転換をかねてホームセンターに行き、

花の鉢などを見ていると

ふくらはぎを蚊に刺される。


いったい私はどうしてこんなにも蚊に刺されるのだろう?

子どもの頃から、家族の誰よりも、

そうしていまは当然夫よりも、

だんぜん私「だけ」が蚊に刺される。

逆にいうと、私がいると、ほかのひとは蚊に刺されない。

まるで虫除けだ!


よくO型のひと、とか、汗をかくひと、とか、体温の高いひと、などが

蚊に刺されやすいと聞くが、

B型だし、汗はあまりかかないし、体温は低い。

な、なぜ・・・。


最近思いついたのが、私はちょっと、鈍いのではないかということだ。

つまり、蚊がぷ~んと寄ってくると、

ふつうのひとは無意識に、あるいは意識的に振り払ったり動いたりする。

しかし私はその「ぷ~ん」に最後まで気づかないのではないか、ということ。

たまーに目撃するのは、腕や足などに「いままさに血をいただいておりますよ」という状態でへばりついている蚊である。

お、おまえ~そんな大胆に吸ってるんじゃない!と、そのときは勇んでバシン!とやっつけてやるのだが(ごめんよ)、そうなる前に気づかない私って・・・。

しかもひじから手の間の腕の内側、とか、そこに蚊が飛んできたらすぐに気づくだろう!というところをやられていたりするのだ。


夫に「もしかして私って鈍いってことかなーだから蚊に刺されるのかなー」と、件の説を力説すると、

それはありうるで!と言って笑っていた。

まあナオは虫に刺されたときに腫れやすい体質だから、

ひとより刺されていると感じてしまうというのもあると思うで~

と、一応はなぐさめてもくれたけど。


ゼラニウムが暑さでやられ、葉が黄色く変色してきたので

いえ中の鉢の場所を再考し、並べ替える。

ずうっと育てているゼラニウムたち。頑張っておくれ!

そうして鉢の移動中にまたしても蚊にやられるのであった。



朝ごはん。

夫は筋クッパ(冷凍しておいた筋クッを解凍して食べる)、

私はメロンパン。


昼ごはん。

ゴヴィンダスにて、本日のランチ。


晩ごはん。

おまぜ蕎麦、水キムチ、蒸し豚、茹でブロッコリー。

小川糸さんの「ペンギンと青空スキップ」を読了する。

いいなあ、小川糸さん。





また寝坊。

8時に目覚める。

あんなに毎日早く起きられたのに

どうしてまた寝坊の日々?謎である。


昨晩降った、まとまった雨と、久しぶりの曇り空で

だいぶ涼しい一日。

夫と駅へ向かう道に

しおからとんぼが飛んでいた。


昼過ぎ、アレルギーの病院へ。

中野で折り返す電車に乗り込むと、西洋系の男性2名、座席に座っている。

うーん、どうしよう・・・。

この電車にずうっと乗ってると、またもとに戻っちゃうんですけど。

としばし逡巡しつついると、

男性のうちの一人がなんとなく不信に思ったらしく、路線図を見始めて、「なんかおかしくない?」みたいなことを言っている。

(席が離れていて声までは聞こえないんだけど、そんな感じ)

もう一人の男性はしかし、「いや問題ないっしょ」といった雰囲気で、口笛まで吹いて全然気にしていない。

うーん、やはりまずい気が・・・ということで、目があったタイミングで、

「この電車はここが終点ですよ」と伝えると、

「ええっ!ボクたち三鷹に行きたいんだけど・・・」という。やれやれ。

三鷹はあちらのホームですよ、と伝えると、「ドウモアリガト」と拙い日本語でお礼を言ってくれた。

ちょうど折りよく三鷹行きの電車が入線してきた。よかった。これで無事に三鷹に行けたであろう。


つい先日も、15段くらいの階段からいままさに転がり落ちんとす、というよちよち歩きの赤ちゃんを

神業のようなスピードで抱きとめたことがあった。

(お母さんはベビーカーともうひとりの幼い子を抱えていた)

ひと助け続きである。


病院で注射を打ち、診察もしてもらい、薬をもらう。

新宿の紀伊国屋に寄り、本をいくつか購入してから中野に戻り、ジムへ。

筋トレ40分、ランニング20分。


帰宅後、仕事の続き。


夜、今日の夫はそとごはんかな?と思っていたら

夫から電話。

「久しぶりにお好み焼き食べたい」というので、

ふたりでお好み焼きを食べに行った。


長崎の日。

平和についておもう。


朝ごはん。

チーズトースト。

夫も珍しく同じものを食べる。


昼ごはん。

なし。


晩ごはん。

お好み焼き。





早起き生活から一転、ここ数日はなかなか早く起きられない。

といっても6時とか6時半に起きていたのから→7時半とか8時に起きるようになった、

くらいのものなので

まだまだ早起きの部類、といえばいえなくもない。


午前中、用事をかたづけ

兄とうえの弟に電話。

お盆には帰省しないこと(夫ともども)、その理由などを話す。


兄は黙って聞いていて

弟は意見や感想をいちいちを述べながら聞いていた。

こういうときにきょうだいでも性格の違いが出る。


京都の兄とは、私たち夫婦が京都に帰ったとき(たぶん秋)に会おうということ、

弟には9月に長野に帰省する際に、できれば(弟の都合があえば)会おうということ、

などを最後に伝えて電話を切る。


午後、阿佐ヶ谷へ。

七夕祭りを見に行く。


中野に引っ越して以来、大雨で行かなかった年をのぞいて

毎年、楽しみにしている行事だ。

JRの阿佐ヶ谷駅で降りて、七夕飾りがにぎやかな商店街をずうっと歩き、

南阿佐ヶ谷の地下鉄に乗って帰るか、あるいは違う目的地に行くか、

というのが毎年のコースで、

今年も同じようにする。


いつもの。毎年の。

ふたりで歩く七夕祭り。


商店街のお祭りらしく、

店先ではその店々の屋台が出ていてひやかしながら歩くのが楽しい。

いくつかの惣菜やお菓子・・・焼き鳥だったりりんご飴だったり・・・を求めて歩く。

去年と比べて今年のほうが味がよい、というのが夫ともどもの見解である。


楽しくそぞろ歩き、南阿佐ヶ谷から、

今年は荻窪まで出てスーパー銭湯へ行く。

荻窪駅でその目的地の銭湯の抽選会がおこなわれていて

なんとふたりとも「無料券」を当ててしまった。やった。


そんなわけでふたりして無料になった銭湯でのんびりと過ごし、

晩ごはんを食べて帰る。


O先生のブログに、こんな詩が載っていた。

しずかにこころに残る美しい詩である。

引用。



しずかな夫婦     天野忠


結婚よりも私は「夫婦」が好きだった。
とくにしずかな夫婦が好きだった。
結婚をひとまたぎして直ぐ
しずかな夫婦になれぬものかと思っていた。
おせっかいで心のあたたかな人がいて
私に結婚しろといった。
キモノの裾をパッパと勇敢に蹴って歩く娘を連れて
ある日突然やってきた。
昼めし代わりにした東京ポテトの残りを新聞紙の上に置き
昨日入れたままの番茶にあわてて湯を注いだ。
下宿の鼻垂れ息子が窓から顔を出し
お見合いだ お見合いだ とはやして逃げた。
それから遠い電車道まで
初めての娘と私は ふわふわと歩いた。
 ―ニシンそばでもたべませんか と私は云った。
 ―ニシンはきらいです と娘は答えた。
そして私たちは結婚した。
おお そしていちばん感動したのは
いつもあの暗い部屋に私の帰ってくるころ
ポッと電灯の点いていることだった―
戦争がはじまっていた。
祇園まつりの囃子がかすかに流れてくる晩
子供がうまれた。
次の子供がよだれを垂らしながらはい出したころ
徴用にとられた。便所で泣いた。
子供たちが手をかえ品をかえ病気をした。
ひもじさで口喧嘩も出来ず
女房はいびきをかいてねた。
戦争は終った。
転々と職業をかえた。
ひもじさはつづいた。貯金はつかい果した。
いつでも私たちはしずかな夫婦ではなかった。
貧乏と病気は律儀な奴で
年中私たちにへばりついてきた。
にもかかわらず
貧乏と病気が仲良く手助けして
私たちをにぎやかなそして相性でない夫婦にした。
子供たちは大きくなり(何をたべて育ったやら)
思い思いに デモクラチックに
遠くへ行ってしまった。
どこからか赤いチャンチャンコを呉れる年になって
夫婦はやっともとの二人になった。
三十年前夢見たしずかな夫婦ができ上がった。
 ―久しぶりに街へ出て と私は云った。
   ニシンソバでも喰ってこようか。
 ―ニシンは嫌いです。 と
私の古い女房は答えた。










朝から夫とけんか。
久しぶりに。

昨日まで熱を出してふせっていたのに
今朝は朝からフットサルに行くという。
ぶり返すから行かないほうが良い、という私と
もう治ったから行くという夫とで
行くの行かないので言い合う。
まるで母と子みたいな内容だ。

夫は言い出したらきかないので、
途中で面倒になるのだが
しかし体調が悪くなって辛いのは本人だけではないということにどうして気がつかないのだろうか?
さらにいえば、どうしてそのことで煩わしいだの気持ちよく送り出してくれだの言われないといけないのだ?
今朝の状況下で体調の心配をしない嫁がいるなら見てみたいものである。

ああなんて腹立たしい。
一応仲直りをし(いつもは必ず自分から折れる私だが、今回はひとことも謝らず)、
駅まで見送り、
夫からはさらに謝罪のメールもきて、
ジムへ行き、スーパーマーケットへ行き、
ランチにカレーを食べる。
私は感情をとどめることが苦手。
だからすぐ発散するし、あとを引かない。
でも今日はずいぶん長いこと腹立たしかった。
起きた物事に乗じていろいろなことが引っ張り出されて頭をめぐるせいだろう。
けんかってそういうものだ。

昼過ぎ、夫、帰宅。
体調が悪くなっていないようなのでほうっとする。
けんか明けらしく、気遣いが多く、にこにこ顔の夫を見ていると気が抜ける。
まあこんなものだろう。

後輩かつ主婦友のAからメール。
ついに赤ちゃんができたとのこと。
昨日の夕方にメールをもらっていたのに、
携帯を充電する場所に置き放していて、気がついたのは今日の昼間。
こんな嬉しい報告に気づかず申し訳ないことをした。

それにしても良かった。
ずうっと子どもを欲しがっていたのを知っている。
良かったね、本当に良かった。

きっと素敵でかわいい、よいママになるだろうな。
嬉しい報告、ありがとう!

朝ごはん。
カステラ。

昼ごはん。
オルタナティブカフェにてカレー。
たまにここのカレーが無性に食べたい私。

晩ごはん。
鮭粥、おくらのたたき、トマトサラダ、水キムチ。