暑い。

エアコンをずうっとつけていると電気代が怖いので

ときどき消す。

でもあまりにも暑くてまた点ける。

これではあまり意味がないような・・・というよりもむしろかえって電気代が高くつくのではないだろうか。そんな気もする。どきどき。


朝ヨガ、30分。

主婦友のAが教えてくれたヨガを加えてみた。

30分も柔軟をすると朝からからだがあたたまる(暑いともいう)。


掃除などをしていると

朝食がまだだった夫が朝ごはんを食べたいという。

本当は昨晩用だったホルモン鍋(オモニが送ってくれたもの)をあたためて食べる。


夫は「朝から(そんなの食べて)だいじょうぶなん?」と心配そうな様子だが

大丈夫だよ、1時間前に起きているし。とこたえて私もお味噌汁のお椀に一杯、ホルモン鍋を食べた。ところ、やはり夫の懸念どおり、ぐったりとしてしまった。


具合悪い・・・というと、

「それはそうやろう、朝からホルモン鍋はきついで。肉やし脂ぎとぎとやし。

俺は大丈夫やけどナオはあかんやろ」と心配そうにいう。

ああ確かにそうだ。そのとおりだ。

どうして気がつかなかったのだろう!

朝一の胃に、私の胃に、こんなパンチの効いたものが耐えられるわけはないのだ。


本当は午前中から仕事をしたかったのだが

調子が悪くてごろごろと過ごし、よくなってはすこし仕事をし、の繰り返し。


昼に夫が事務所に行くのを玄関口まで見送るにとどめる。


昼過ぎ、やっと快復してきたので集中して仕事。

今週は結構なハードワークだ。

急な打合せが入ってしまい、本当は行くはずだった友だちの家にもいけなくなってしまった。残念である。


頭を使って、かつ繊細な仕事、というのは数ヶ月以上ぶりなので

最初は戸惑ってしまった。

前は毎日ずっとこんなことしてたんだっけ。

そりゃあ肩も凝るし神経すり減るよなあ・・・と思う。あと2ヶ月くらいはこういうことが続きそうであるが。


唇と唇まわりのアトピーはちっともよくならないのも

つらいところだ。


週末に迫った友だちの結婚式。

スピーチを頼まれているが原稿も書いていない。ああ。


朝ごはん。

ホルモン鍋。


昼ごはん。

なし。


晩ごはん。

引き続きホルモン鍋。うどんを入れて。

人参と玉ねぎのサラダ、ひきわり納豆、トマト。

納豆に青紫蘇を入れるとおいしい。


8月最後のにちようび。

遊園地に行って、花火を見て、

おでかけしよう、ということになっていたのだが

夫の仕事が佳境ということもあり、とりやめにする。

今年は花火を見ていない。去年も。

来年は泊まりで見に行こう、と約束。


朝ヨガ、15分。

久しぶりに以前よく行っていた喫茶店で朝ごはんを食べたいというので

南口の喫茶店へ行く。

朝ごはんをそとで食べるのはほんとうに久しぶりだ。

モーニングのなかから違うセットを頼んでわけっこしながら食べる。


いえに戻る途中、タピオカドリンクを飲む。

高田馬場の事務所の近くにタピオカドリンク屋さんがあって、

いつもそこそこに混んでいる。

するとその真横につい一月ほど前から、まったく別のタピオカドリンク屋さんができた。

この狭いところでタピオカ戦争。

タピオカってそんなにうまいのか?と夫が飲んでみたところ

なかなかどうして悪くない、と夫がいう。

中野のクレープ屋さんにもタピオカドリンクがあるので飲んでみようということになった。

頼んだのがきなこなんとか味というのだったのでわらび餅のような感じだったのだが

ふつうのミルクティ味なら結構おいしいのかも。と想像しながら飲む。

しかし太目のストローでドリンク部分のみを飲もうとしてもタピオカが入ってくる。むむ。


帰宅すると、田舎の両親から白桃が届いた。

川中島白桃。

実家のあたりはこの白桃の産地である。

一年のうち本当においしい出荷期間は2週間もない。

お盆すぎ、夏のおわりの季節。


毎年いっとうおいしいときに送ってくれる。感謝。

早速2個ほど夫と食べる。

香りが高くみずみずしい桃のかおりが部屋いっぱいに広がる。幸せ。


午後、いくつかの仕事。


合間を見て昼ごはん。

つくりおきのミートソースでスパゲッティにする。


夕方に散歩がてら街をぶらぶらとし、

漫画喫茶へ。

2時間ほど読んで、中華料理屋さんでご飯を食べて帰宅する。



朝ごはん。

喫茶店にてモーニング。


昼ごはん。

スパゲッティミートソース、トマトのサラダ、人参とスプラウトとたまねぎのサラダ。


晩ごはん。

中華料理屋さんで餃子とラーメン。




朝起きるといのいちばんにすることは、体温を計ること。
いまは「低温期」といわれる時期だ。
しかして過去最高くらいに低温な低温期。なぜ?
こういう細かいことがいちいち気にかかる。
穏やかに日々を過ごすのがもっともよい療法にちがいないのだが
いらちーな私はなかなかこれが難しい。

朝ヨガ20分。
起きて夫と朝食。

布団干しやらさまざまな家事を終える。

昼過ぎから、夫とともにフィールド調査。
夫とワークシェアすることになったのは、まったく新しい分野の仕事なので夫も手探り、私も手探り。
マーケティングはとても重要だ。

終了後、中野に新しくできたケバブ屋さんでランチ。
帰宅後、ためてあったテレビ番組の録画をいくつか見る。

倉本さんの「帰国」をまだみていないのが気がかりだ。
しかしゆっくり落ち着いた気持ちで鑑賞したいと思っている。

夕方、夫はフットサルへ。
私はジムでトレーニング。
筋トレ30分、ランニング20分、スイム10分。

終了後、来週末の友だちの結婚式に着ていく用のワンピースを引き取りに行く。
中野ブロードウェイにある、そこにあるとは信じられないくらい素敵なお店なのだが
客層が全然あわず敢えなく閉店。
マチコ・ジントさんの服を置いている数少ない店で
とても気に入っていたのに残念だ。

店主さんと暫く話す。
できればどこかで再開したいとのこと。
頑張ってください。再開を待っています。


朝ごはん。
チーズトースト、人参とスプラウトのサラダ、プチトマト。

昼ごはん。
ケバブ。

晩ごはん。
梨、野菜ジュース。
夫は外ごはん。


朝ヨガ、20分。


今日も夫は4時くらいに起きひと仕事をし、7時くらいから2時間ほど二度寝。

私が起きたのは7時半。

夫の邪魔にならないようにリビングでヨガール。


夫は仕事で考えなくてはならないことが重なってくるといつもこういう状態になる。

長く眠れずに、何度も起きる。

睡眠の総量はふだんとあまり変わらないのだが

質はきっと大きく変わるのではないかと思う。

こういう時期が、だから私はとても心配だ。

夫の仕事の負担が少しでも減るように多少なりとも助けることならできるので

昨日から夫とワークシェアの話し合いをしている。


朝食後、午前中は具体的な仕事の話。

私も新しい分野の仕事なので手探りだ。

うまくいきますように。

この事業がうまくいったら海がきれいなどこかの国で豪遊しようと約束する。


日課にしている大学時代の恩師、O先生のブログを拝見していると、

私の「決断」について書かれていてびっくりとした。

不妊治療をする、という「決断」のほうについてではなく、

そのことを日記に書く、という「決断」について。

私の心境を整理してくださっていたり、

また身に余る言葉もいただいた。嬉しく思う。


不妊治療といえばタイムリーなことに、

野田聖子さんが体外受精に成功したというニュース。

とてもよいニュースだと思う。


ご存知の方も多いが誤解している方も多いと思うので

簡単に書くと、不妊治療には大きくいくつかの段階があって、

一般的にはまず「タイミング療法」といわれる治療を行う。

これは治療、というよりは、卵子の成長(排卵時期)を医学的に検知し、精子との結合を速やかにおこなえるようにしましょう、という、文字どおり「タイミング教えます」というようなもの。

私が今回、まず行うのはこの「タイミング療法」である。


もちろんそれにあたってさまざまな検査も行う。

その検査において、男性か女性、あるいは双方のからだに妊娠しにくい要素があり、それが治療困難なものの場合、人工授精か体外受精をおこなうという選択肢がうまれる。

人工授精と体外受精は異なり、前者は体内で受精を行うが、後者は体外で、人の手によって受精を行う、というもの。

まだ人工授精と体外受精については勉強不足なので誤りもあるかも知れないが、ざっとそういうことだと認識している。


野田さんは卵子提供を受けるタイプの体外受精に成功し、

めでたく妊娠した、というわけだ。

これは同じ希望と悩みを持つ女性としては、やはり拍手!という感じ。

不妊治療は時間もお金もかかる。

だから誰でもできるわけではない。

どの過程をどれだけ進めるかは、健康や収入、家庭環境によって異なるし、いずれにせよ相応の覚悟が必要だ。

だからこそ野田さんの選択と決断、そしてこの素晴らしいギフトを応援したい気持ちになった。


それにしても自分自身が悩んだり、将来のことを考えたりしてみて思ったのは、

本当にこの国は少子化を食い止めるつもりがあるのか?ということ。

いまの若い世代は結婚がすこし早くなっていると聞くので、そうなると少しは歯止めがかかるかもしれないが、

その上の世代は私を含め明らかに晩婚化、少子化。

このままでは歪な人口ピラミッドができるだろう。

体外受精を続けている友だちもいるが、やはりお金がかかるから、年に2回、40歳までと決めていたりする。

もしお金があればもっと頻度を高められるわけで、こういうところに助成金を出してあげるとかできないのかなあ・・・と単純ながら思ったりしている。

たとえば私の住んでいる中野区は、高度不妊治療の助成金は年に10万円。

もらえるだけいいじゃん!ということもあるけれども、実際に不妊治療でかかる金額を考えると、10万円ですか・・・とため息が出てしまう現実。


そういえば歌手の大黒さんも仕事を休んで治療を行うというニュースを見た。

大黒さんも希望が叶うといいな、と思う。


昼は夫とパスタキッチンでパスタを食べ、

本屋さんで仕事に必要な本をいくつか見繕ってから帰宅。


午後は美容室の予約を入れているので、

夕方に事務所に行くという夫を残して高円寺へ。


カットとカラーリングだけにして、カラーは秋仕様で深めの茶色にしよう。

と思っていたのに美容室に着いたら突然気が変わってパーマをかけることにした。

担当のMさんにいい?と相談すると、今日は時間もあるし大丈夫、とのこと。

14時に到着し、17時には終わると思っていたのだが

パーマ分が長引いて終了は18時半。

外では土日に行われる阿波踊りの前夜祭でとてもにぎやかになっている。

いくつかの連を見る。


アシスタントのYちゃん、「ナオさん聞いてくださいよ」というので

なになに?ときくと、久しぶりにデートしちゃいました!と顔を赤らめながら報告してくれた。

一度だけ飲みに行って、二度目は富士急に行きました。

三度目の約束をしていなくて・・・どうしよう~という相談は初々しくてかわいらしい。

Yちゃんの恋がうまくいきますように!


夜、代々木の病院へ。

いつもは昼間に行くのだが初めての夜。

あまりの混みっぷりにびっくり。

しかし注射だけの私は誰よりも最初に診察室に呼ばれてしまい、

とても申し訳ない気分だった。


今夜の夫は大学院。

「キッチンことぶき」で晩ごはんを食べる。


朝ごはん。

夫は豆腐と若布の味噌汁、キムチ。

私はコロッケパン。


昼ごはん。

「パスタキッチン」にて。


晩ごはん。

「キッチンことぶき」にて。




通うべき病院が決まり、

診ていただくべき医師が決まると(行こうと思っていた病院には医師が何人もいる。同じ病院に通っていた友だちのアドバイスでこころの候補者が決定。あとは実際に会ってみて判断しよう)

ずいぶんと落ち着いた。

予約もきちんと取れたし、来週の通院までするべきことはない。

どこの病院がいいのか、数少ないクチコミ情報を探しまわったり、

気を揉む必要がない。

探しても探しても情報が少ないという意味できりがなく

またテストの点数と違って判断基準が明確ではないこの病院探し、

これが終わっただけで精神の安定と、これにかけていた時間の省略に貢献というものだ。


朝、夫は4時に目が覚めて仕事をしていた模様で、

私が起きる7時に二度寝をしにやってきた。

起きようと思っていた私も夫の健やかな寝息につられて二度寝。

9時まで寝る。

もしかしたらここのところ少し睡眠時間が短かったのだろうか。

たっぷりと寝たのでとても気持ちがいい。


夫と仕事の相談などをし、

昼に一緒にいえを出る。

夫は事務所へ、私は高田馬場の大きな文房具屋さんへ寄ってから原宿へ。

竹下通りの喧騒が嘘のような「クリスティー」でランチがてら読書。

毎度思う。「クリスティー」は原宿のオアシスである。


夕方まで原宿で所用を済ませ、

帰宅。


ほとんどしない化粧でもさすがに終わってきたので

ファンデーションを買いに行くと、

去年の夏前に購入したファンデーションから2トーン、さらに明るくなっていた。

フェイシャルエステのおかげかな~と化粧品の販売員さんにいったら、

それはすごく腕がいい方ですよ、とおっしゃられた。

そう、すごく腕がいい方なんですよ、池袋のTさん(私がいつも行っているサロンのひと)は。うふふ。


朝ヨガができなかったので

午前中と夜にわけてヨガール(小川糸さん風)。


夜、桂の姉が電話をくれた。

1時間以上、不妊治療について話す。

5年間の不妊を乗り越えて子どもを授かった、

その経験やまわりに同じ経験をしているひとたちのことを交えて

いろいろなことを教えてくれた。

姉は自身のからだの調子をまず整えること、にとても時間がかかったという。

「私に比べたらナオさんは赤ちゃん(のようにささやかな)程度の悩みやで~」というその言葉どおりに

姉はちょっと想像を絶する婦人系の体調の悪さが若い頃から妊娠までずっと続いていて、

(たとえば出血が2週間もだらだらと続き、これ生理なんかな?と思ったら「ほんとうの生理」がその後に来る、というようなことが日常だったそうだ。加えてずっと低体温)

自分の「体調の良さ」に改めて感謝をするとともに、

そんな状況でも自分と未来を信じて乗り越えた姉をさらに尊敬する。

自分の経験を惜しみなく教え、心から応援してくれることにも。


いまはにこにこと話をしてくれる姉だけど、

どれくらいのつらい夜を越えてきたか、すこしは想像ができる。


姉が結婚するとほぼ同じくらいに何人も夫の親族が結婚していて、みんなどんどん子どもを授かった。

でも自分だけいつまでも子どもができなくて、苦しくて辛くてたまらなかったこと。

一族の総領息子の嫁として、責任も感じていただろう。

(姉は「子どもができなくてすみません」とオモニの前で号泣してしまったことがある、と、以前、オモニが教えてくれたことがある。それがどんなにつらいことか分かるから、だから「子どもができなくてもええねん、ふたりが幸せならアボジとオモニはそれがいちばんなんよ」と、だからナオさんも気に病んだらあかんで、と、そのときのことを思い出したのか、声を詰まらせながらオモニは言った)


試せることは何でも試し、病院も何度も変わり、

京都でとても有名な病院でであった医師が

「大丈夫、生理があれば必ず子どもはできます。時間がかかっても必ずできるよ」と言ってくれたこと、

その言葉にすごく楽になったこと。

またちょうど同じ頃に、兄(姉の夫)がたまたまどこかで手相を見てもらったら

子どもが2人できる、といわれたこと。

「あ、なんやできるんや」と、すうっと肩の荷が降りるように感じた、と姉は電話ごしにいう。


ナオさんは36歳やろ、ということは、たとえば40歳まで子どもを産むとして、

12×4、あと48回もチャンスがあるんやでー。

それに40歳を超えたって産んでいるひとはいっぱいおるで。

という姉の言葉に、私も、そうか~確かにそうだよね、と明るい気持ちになった。


「できないならできないで、ふたりで楽しく生きていこうや」って明るく言っとったで、と

兄の口調を真似ながら姉は教えてくれて、

その一言一句変わらないことを夫も言っていて、やっぱり兄弟やね、とふたりで笑いあった。


やさしい言葉でたくさんのアドバイスをくれる姉。

ありがとう。感謝です。


朝ごはん。

スクランブルエッグとハムを乗せたトースト、サニーレタスと人参のサラダ、プチトマト。


昼ごはん。

「クリスティー」にて。


晩ごはん。

夫は仕事でそとごはん。

私はいえでひとりごはん。


豆腐と若布と葱とおくらの味噌汁、干しかれい、おくらのたたき、人参サラダ。



田辺聖子さんの「ここだけの女の話」を読了する。