緊急速報 FRB政策金利ゼロに引き下げ( 100bp=1%追加利下げ )
マニアックな読者の皆様、お早う御座います。遂にFRBは伝家の宝刀を抜いた訳だが、先進国中央銀行で唯一金利がプラスで利下げ余地があった米国がその全てを使い切ると言った最終のカードを切った格好である…バズーカ級の劇薬(毒薬)である。FRB FF金利の政策金利をゼロに引き下げ大胆な利下げに踏み切ったパウエルFRB議長(REUTERS)米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、緊急の連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを1ポイント引き下げ、ゼロ近辺とした。また、債券保有を7000億ドル(約74兆7000億円)増やす方針を表明した。新型コロナウイルスの米経済への影響軽減を目指す。The Federal Reserve swept into action on Sunday in a new bid to save the U.S. economy from the fallout of the coronavirus, cutting its benchmark interest rate by a full percentage point to near zero and promising to boost its bond holdings by at least$700 billion.The central bank also announced several other actions, including letting banks borrow from the discount window for as long as 90 days and reducing reserve requirement ratios to zeropercent. In addition, the Fed united with five other central banks to ensure dollars are available around the world via swap lines.Fed Chairman Jerome Powell will hold a press conference at 6:30 p.m. Washington time to discuss the actions.Big GunsThe action comes as the U.S. economy faces sharply curtailed activity in everything from basketball games, to dining out and travel. That’s likely to hurt revenue for thousands of companies and put many jobs as risk, if not cause outrightlayoffs.With Sunday’s announcement, the Fed is firing some of the biggest guns in its arsenal, but economist say without a similar, forceful response from the government, the country could stumble toward a recession.“The Fed cannot combat a public health crisis, but they can provide a helpful hand when the crisis abates,” said Neil Dutta, head of U.S. economic research at Renaissance Macro Research LLC.The Fed said it will keep interest rates near zero “until it is confident that the economy has weathered recent events and is on track to achieve its maximum employment and price stability goals.”Bloomberg相場(世界株式市場はこの思い切った金利政策を好感するかどうかは微妙であり、逆にそれ程米国経済が逼迫しているのかと言う思惑が広がって大きな混乱を招きそうである。今後の金融政策余地を全て吐き出す格好なので、これで万策尽きる訳だ…非常に危険な賭けに出た。MBSも大量購入する事で、サブプライムローンの同じ轍を回避する意図も窺えるが、逆にそこまで個人債務が無担保融資に寄って増加しているのではないかと言う疑心暗鬼に繋がり不安を煽る結果になる。。何度も繰り返すが、金融政策ではコロナウイルスには勝てない…今回の米国大幅利下げで玉切れになり世界中央銀行の金融政策余地がなくなった事による副作用の方が大きいと考えるべきである。ドル円に関しては、金利差が殆どなくなるので多少は円高に振れるであろうが、通貨円に対する信認が失われつつ昨今では依然として円売り圧力も強い為に短期的には若干円高に振れても100円を割る様な円高にはならず、105円前後で下げ止まり、その後は殆ど動かない可能性が大きいと考える。逆にOlympic中止や延期が決定した場合には、一気に円が売られて120円~125円まで円安が進むと同時に本来なら円安株高になる株式市場にも日本売りに寄る下方バイアスが掛かって、日経ダウは15000円程度までの暴落が演じられる公算が大きくなってきたと言える。現段階で、FRBの今回の事実上の出口戦略無き金融政策の効果がどれだけあるか全く分からないので少なくとも現状では早計な判断を下さず、今後1週間の世界市場の動きを静観(注視)したいと思う。今日に関しての日本市場はNYダウ先物大幅下落と若干の円高進行を受け、かなりNegativeに反応して再度ザラ場で17000円を割れを試すと考える。本日の日経ダウ予想レンジ 16,700~17,500円 ドル円 105~107円【引け後雑感】 2020/3/16 17:00追記日経平均は4日続落、429円安 日銀緩和姿勢に失望感万策尽きた日銀金融政策 (言い訳はもう聞きたくない)砂上の楼閣であるアホノミクスの後始末は不可能である…東京株式市場で、日経平均株価は4日続落した。日銀が金融政策決定会合を前倒しで開催することが伝わり朝方から様子見ムードが続いたが、午後2時過ぎに日銀が会合結果を発表したことを受けて乱高下した。終値ベースでは2016年11月9日以来約3年4カ月ぶりの安値を付けた。米連邦準備理事会(FRB)が15日、政策金利をゼロ付近に引き下げ債券買い入れを再開するとしたほか、危機時の対応手段の活用に踏み切った。新型コロナウイルスのパンデミックによる景気悪化を下支えするため、世界の主要中銀と協調した。FRBの緊急利下げに対して米国株先物が崩れたこともあり、日銀の緊急会合の結果を見極めたいとする向きが多かった。日経平均は小反発で寄り付いた後、前場引けにかけて前日終値近辺で一進一退となった。後場もしばらくは小動きが続いていたが、午後2時過ぎに日銀が上場投資信託(ETF)の買い入れ額の上限を従来の年6兆円から12兆円に倍増すると発表すると動意づいた。マイナス圏だった日経平均はプラス転換すると上げ幅を一気に300円超に拡大。その後、伸び悩み、再びマイナス圏に沈むと一時500円超安となる荒い値動きとなった。日銀は手札が限られる中でできることはすべて行ったとの声がある一方、買い入れ増額の持続性には疑問の声も出ている。「12兆円を上限にETFの残高増加ペースを引き上げるとしているが、脚注をみると原則的な買い入れペースは引き続き年間6兆円ペースとしている。新型コロナ次第だが、一時的な買い入れ額の上振れはあっても、持続性は低い可能性がある」(ニッセイ基礎研究所のチーフ株式ストラテジスト、井出真吾氏)との指摘がある。(REUTERS)前倒しされた日銀の金融政策決定会合の結果に相場はAIAlgorithm売買が一瞬買いに反応した後、短時間で数十億円する高性能のAIが内容を吟味した結果、単なる買い入れ資産の倍増=日銀の超過債務拡大(国債も株価も下落)に繋がると判断して、強烈な売りバイアスが働いた格好です。世界株式市場も大混乱ですが、日本市場の場合は金融政策に打つ手がない事が明確になった事で、投機筋は安心して日本株に売り浴びせを仕掛ける事が出来る格好の稼ぎ場になっています。また、15000円以下のPutOptionの売り方も先物売りでDeltaHedgeを掛けているのでShortcoverを慌ててしなくても、利益が確保できるので売りが売りを呼ぶ展開が明日以降も継続すると考えます。更に、欧州筋からの情報では2020東京オリンピック中止は粗確定的になってきており、IOCや東京都が二年後の延長開催を目論んでいる事は容易に推察される中で、これも大きな売り材料になります。何故なら、本当に二年後に延長開催が出来るか懐疑的で、日本のみならず世界が恐慌(最悪の場合は不況下のinflation=スタグフレーション)になる公算が極めてが高い中で現実的に延長も不可能であると判断している事から、当然ながら日本上場企業のfundamentalsも悪化するでしょうが、その水準以上に売られて夏頃には崩壊寸前(日経ダウ年初高値の半値12000円前後)まで容易に暴落すると見ています。コロナが収束しても二年後までに地震が起こらないとも限らない日本で極めて大きなリスクを伴うOlympic延長開催に関しても懐疑的である。また、ドル円に関しては株式が暴落した事に寄るMarginCall(追証)が発生して、それが昨今迄RiskHedgeの代替資産として上昇していた先物金等のcommodityにまで波及してしまい、決済貨幣であるドルに資金が向かっているので(全ての資産からのドル転)今後もFRBのゼロ金利政策にも拘らず、ドル需要が拡大する事に加えて、米国債も現金化する必要がある機関投資家や個人投資家が続出してきており、皮肉にも米国10年長期金利は0.4%から0.6%まで反転上昇…この事から更に日銀が債務超過に陥る事に寄り、通貨価値が下がるであろう円に対してはドル需要が高まっている中で更にドル高に向かうと考えられます。無論、日本株式市場に関しては上昇の余地は皆無に近く、海外勢の投資対象からは完全に外れているので止むをないが、元来株式が占める金融資産保有比率が高い欧米市場の方が深刻であり、これ以上株価が下落してしまうと、企業も個人も投資消費活動が完全に停滞してしまう為に、年内に大不況に陥る公算が極めて高くなることを鑑みれば、日本市場以上に大きなダメージを受ける事は不可避になる。実体経済とは無縁の株式市場(株高演出)を意識した無意味な金融政策ではなく、少なくとも20兆円規模の財政政策を打たなければ日本も一蓮托生でRecessionは免れなくなる事は言うまでもない。 naniwa335