「まちの周囲のやさしい山の形」をかたどったという建築。
そのとおり長野県長野電鉄小布施(おぶせ)駅は「北信五岳」などの山に囲まれています。
そこから徒歩2分の小布施町立図書館「まちとしょテラソ」に夫と行ってきました
入口がわかりにくいので、小布施駅にある観光案内所で聞いてから行くといいと思います
以前、「日本の美しい図書館」として本仲間に教えてもらった東京都北区図書館に行ったのですが(そのときのブログはこちら)
その美しい図書館のリストに、この小布施の「まちとしょテラソ」もありました。
夫の実家は長野県なのですが、帰省のたびに、夫の友人家族が車であちこち連れて行ってくださった中に、小布施もありました。でもそのときはまだ図書館はできていなかったのでした。
そして今回、夫が帰省するとき、それにのっかって、電車でも行けるというので行ってきました!
Wikipediaによると、2013年に「死ぬまでに行きたい世界の図書館15」にも選ばれているそうです。
2007年に館長と設計者が公募で募集され、2009年に開館したそうです。
入口に近寄ると、絵本『どうぞのいす』をもとにした、どうぞのいすがあって、交換したいものをみなさんがかごに入れるのだそうです。
『どうぞのいす』も、次々に自分のもってくるものを交換する絵本ですものね
中に入ると、まず天井に圧倒されます。
これは、木の幹から樹冠が広がっているようすを表しているそうです。
図書館は平屋だてのワンルーム。
町民とつくる図書館ということで、くふうがいっぱいです
小布施に関する本のコーナーです。
推し棚に置く本は町民の方々の推薦図書だそう。
356日、毎日「~の日」っていう日がありますよね。
その日に関連した図書が置かれるたなだそう。
返却だなには「おかえり」。
児童室コーナーもあります。
くつを脱いであがります。
11時ごろには親子でいっぱいになっていました。
絵本以外の児童書は、一般フロアにコーナーがあります。
このソファは・・・?!!
小布施はほかにも栗と北斎の町でもあるので、セットで1日観光して、近隣の温泉に一泊するのもおすすめです。
なお、こちらの写真は、撮影の許可をカウンターでとって、「撮影許可」のカードを首からかけてから、利用者さんが映らないようにということで撮影しました。
SNS掲載許可もいただいています。
長野電鉄は30分に1本くらいしかないのでご注意を。
しかも今時珍しい紙切符で、交通系ICカードは使えません。
小布施駅の待合室にも「えきテラソ」が!
それから、この写真をFacebookにあげたとき教えてもらったのですが、初代館長花井裕一郎さんの
『はなぼん ~わくわく演出マネジメント』
という本に、この図書館のことが書かれているそうです。
今注文しているところです。
次記事は、小布施のおいしいものと、北斎について書きます。
『どうぞのいす』
の詳細はこちらをごらんください。