タイの子どもの本日記

タイの子どもの本日記

タイの絵本や子どもの本、タイの文化などについてぽちぽちと書いていきます。もと日本人会バンコク子ども図書館ボランティア。ご質問などはメッセージにお寄せください。

 

6月20日、いつもなにかとお世話になっている家庭文庫こひつじ文庫さんの主催される


はせがわさとみさんトークイベント

に行ってきましたニコニコ

 

はせがわさとみさんの『ぞうのフニフとわにのワムくん』シリーズが大好きなのです。ラブ

そして、このシリーズに出会ったのもこひつじ文庫さんが定期的に開催してくださる「はじめましての絵本たち」でだったのでしたニヤリ

 

短編が4話ずつ入っている幼年童話です。

どれも発想がおもしろく、なにかおもいついては、うまくいかなくておちこみがちなぞうのフニフくんを友だちのわにのワムくんがいつもいいところを見つけてくれるあたたかいお話ですニコニコ

ちょっとアーノルド・ローベルの『ふくろうくん』などを思い出しますが、良質な「幼年童話」ってとても貴重だと思います。

その創作のひみつが聴けるかな、と楽しみにしていました。

 

イベントははせがわさんと、こひつじ文庫のMargaretさんのインタビュー形式で行われました。

 

Margaretさんとはせがわさんの絵本の出会いは、絵本デビュー作『のはらでまたね』『みんなおやすみ』、

なんていい絵本だろうと思われたそう。

 

 

「たぬき」「こぐま」という呼び合いがとてもよく、それは工藤直子さんの『どもだちは緑のにおい』の呼び方がとてもいいなと思われたからだそう。

子どもさんたちもいらしていて、最前列は「子ども用」のはりがみがしてあり、みんなではせがわさんの読み聞かせを聴きました。

続編『つきよのうた』では歌も歌ってくれました。

 

 

はせがわさんは、それまではコピーライターとして文を作る仕事をしていたのですが、自分で創作してみたい、と、プロの絵本作家養成で有名な「あとさき塾」で修行されたのだそうです。

このあとさき塾は、荒井良二さん、酒井駒子さんなど、そうそうたる作家さんを輩出されているとか。

 

絵も自分で描かれますが、ほかの画家さんとのコラボも、世界を広げてくれてとてもお好きだとか。

『バスにのるひ』

(これもオチが最高)

 

変わったお仕事としては、企業コラボで文を書いた『たべっ子どうぶつ」の絵本

『らいおんくんのビスケット』

 

グラニフの人気キャラクターとのコラボ『おさんぽスシトレイン』

これらの作画は、もともとのキャラクターを描いている方が描かれました。

 

そして、柿本幸造さんの「ファーストブック 全3巻」は、『どうぞのいす』や『どんくまさん』シリーズで有名な柿本幸造さんの絵本を現代で再出版するためのテキスト作成。

 

私、柿本幸造さんの絵のすばらしさを改めて知りました!びっくり

これも読み聞かせしてくれました。

 

かみしばいのお仕事もされていて、かみしばいが絵本と違うのは、絵が「前に開いて」いないといけないこと、一場面にたくさんんの情報を入れないこと。

 

紙芝居『あめ、ぽつり』これも読んでくださいました。

 

 

シンプルですが、「雨で喜ぶ生き物たち」→「冷たくて悲しむ忘れられたスコップ」→「スコップがぬれないようにしてあげる生き物たち」→「わすれたとかさをさしてとりにくる持ち主の子どもとの再会」という大団円まで、ちゃんとストーリーの骨格があり、この展開、タイBLドラマでもあるしあわせのパターンです。

 

さて、幼年童話ですが、もともと野山で思いっきり遊びながらも、絵本を読むのが好きで、とくに『ふらいぱんじいさん』や『こまったさん』『わかったさん』などは、ひとりで読めるのがうれしくて、たくさん読まれたそう。

 

 

それで、幼年童話づくりは、たいせつにされているそうですラブキラキラ

 

なぜゾウとワニなのか?

それは、たぬきやこぐまの野山の動物の絵本は描いたので、そこからはずれたかったこと、そしてゾウとワニなら、捕食関係にないので、なかよくできそうと思われたとか!

 

(タイは関係なかったです汗うさぎ

 

新しい幼年童話「ホカリさん」のシリーズも、春夏秋冬とあり、季節ごとに読んであげるのに最適。

これも発想がとても楽しいです。

 

ほかに『かえるのラミー』も読んでくれました。

 

これは、質問の時間に、「色づかい、特に夜の空の紺色がとてもきれい」というものが出たのですが、

 

「となりにおいてきもちのいい色があると教えてもらって、ゾウのフニフシリーズも背表紙はそういう色にしてもらいました」

 

とのこと。

たくさん絵本を読んでもらって、創作のひみつもきけて、おとなも子どもも大満足でしたラブラブ

 

終わったら販売コーナーもあり、買いこんでしまいました。

かわいいサインもいただきましたよニコニコ

 

 

こひつじ文庫さん、はせがわさとみさん、ありがとうございました。

 

ご紹介した本の詳細はこちらをごらんください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月9日に、「『ちきゅうパスポート原画展』を観にブックハウスカフェに行ったことは前回書きましたが、(こちらです)

そのあと、ブックハウスカフェの店長さんにすすめられて、カフェ内のもうひとつのギャラリーで開催されていた

 

ユウコアリサ原画展とオリジナル作品集

 

にも行きました。

こちらの会期は終了しています。(ブックハウスカフェの紹介サイトはこちら)

 

ユウコ アリサさんご本人もご在廊していらっしゃいましたニコニコ

 

そのユウコさんが出版された絵本

 

『すうじのないまち』

 

や、作品の展示でした。

 

『すうじのないまち』とは・・・?

実は学習障害の中の1つ「算数障害」という障害のひとつを、楽しい旅の形で紹介した絵本なのだそうです。

 

「学習障害」に関しては、かなり知られてきたと思います。

ことに文字の認識できない「識字障害(ディスクレシア)」については、当事者の方の発言により、認知が広まっていると思います。

 

それに関しては、いっしょに行った「今日も一歩の足あとを」のらくちゃんさんがすでにブログにしてくださっています。

こちらです。

 

らくちゃんさんが紹介されている『宙わたる教室』私も読んだことあります!

識字障害の青年が登場します。観ていないですが、NHKのドラマにもなりましたよね。

 

絵本では、パトリシア・ポラッコさんのものが知られていると思います。

絵がとてもきれいで好きな作家さんです。

ご自身が識字障害だったのを、そうした障害の存在を周囲のものが知らなかったために、なまけもの、頭が悪いなどと思われていた少女が、その障害を知っている教師と出会ったことにより、人生が展開していくのです。

ありがとう、フォルカーせんせい』『ありがとう、チュウ先生』などの絵本になっています。

 

でも、「算数障害」については、不勉強ながら、初めて知りました

ディスカリキュリア、というそうです。

社会に知られていなければ、

「もしかしてそうでは」とまず、思い至りませんよね。

子どもさんにとっては、自分の困難さを説明することもできないでしょう。

だれか大人が気がついてあげなければ、困難な生活をずっと送らなければなりません。

 

それで、こうした絵本は必要だと、作家濱野京子さんが文を書き、ユウコさんはそれまでイラストレーターとしては活躍していましたが、初めて絵本を制作されたそうです。

 

「イラストと違って、絵本はむずかしい!」

とおっしゃっていました。

ずっとページがつながる流れがイラストより重視されますよね。

 

ユウコさんの絵はこんなに明るくてあざやかで楽しいものでした。

 

 

算数障害についての本も紹介されていました。

 

私もこのブログを書くことで、算数障害について名まえだけでも認知が広がって行けばいいかなと思います。

 

良い展示を見せていただきました。

 

紹介した絵本の詳細はこちらをごらんください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログでは前後しますが、6月8日神保町ブックカフェに行ってきました。

そして、全国を巡回していた「『ちきゅうパスポート』原画展にやっと行けました。

 

実はこのブログでも相互フォローの「今日も一歩の足あとを」のらくちゃんさんに1年前にお借りしたタイの絵本をやっとお返しできる日程で、このイベントがあることを知って、おさそいしたのでしたニコニコ

 

(お借りした絵本はこちら『塩の話』小さな小さな通り』

 

ブックハウスカフェのイベント紹介ページはこちらです。

 

「『ちきゅうパスポート』原画展 ~24人のえほん作家から地球の子どもたちへ~」

 

合わせて開催されたトークイベントの追いかけ視聴をしました。

 

「『ちきゅうパスポート』ここまでとここから」

こちらのページに概要があります。

 

追いかけ視聴ページは7月4日までお申し込み、視聴できますので、まだまにあいますニコニコ

 

『ちきゅうパスポート』はご存知の方もたくさんいらっしゃるとおり、じゃばら折りのつくりになっています。

 

 

トークイベントを視聴する前から、この製本はたいへんだったのでは?

と思っていましたが、製本されたBL出版さんのお話もそうですが、原画を同じ大きさにそろえるなければいけないんですよね。

 

だって、原画は大きさまちまちなんですもの。

 

そして、各作家さんには、おとなりのページとどこかつながる絵を描いてほしい、とリクエストされたそうです

そう言われて本を見ると、なるほど、どこかしら、指先とかちょんとつながっています。

日本全国、そして海外在住の作家さんまで、絵は個別に描かれるので、よくうまくつながったなあと思いました。

これも、調整する必要があったそうです。

 

なぜイカ・・・?このイカさんもちゃんと前後つながっていますよー。

 

 

このきくちちきさんの原画・・・完成した絵本と違うんですよ!

お持ちの方は、ぜひ見比べてください。

1番来るのが遅かったという中南米での初の国際アンデルセン賞作家ホジェロ・メロさんの原画。

 

私もこれ、ステキだなあって思ってたのですが、細かいですもんーー照れ

 

原画ですが、つながっているようにしたのとともに、それぞれの絵に架空の国の名まえをつけてください、というリクエストを出されたそうです。

 

その意図は、国をこえて、みんながつながって、自由に行き来する、という世界を表すためだそうです。

実はこの絵本を制作しているときは、世界はコロナ禍で国と国の間で渡航ができなかった時だったとトークイベントで聴いて、あああのとき・・・と心にしみました・・・

 

また、この絵本の収益の一部を、ウクライナの子どもたちの支援のために寄付されるそうです。

 

世界中の子どもたちが1日も早く安心安全な日が過ごせますようにお願い

 

なお、このときのことは、らくちゃんさんもブログに書いていらっしゃいます。

こちらです。

 

(らくちゃんにさんをつけるのはおかしいのではないかと思われるかもしれませんが、「らくちゃん」というのは「ラック・チャーン、タイ語でゾウを愛する、という意味のお名前なので、さんをつけてもおかしくないのですOKゾウ

 

この日ブックカフェでいただいたランチは、サーモンとアボカドのサンドイッチ、『からすのパンやさん』のカップのポテトサラダそえ、

 

 

紅茶は『星の王子さまのカップ』でした。

 

このあと、同じカフェ内の別の会場の

 

「ユウコ アリサ原画展」を店長さんのおすすめで観に行きましたので、またあらためてブログにします。

 

らくちゃんさん、お忙しい中おつきあいありがとうございましたお願い

タイと絵本とタイに住んでいた経験と、タイ語についてすべて語り合える方がいらっしゃるなんて、ホント奇跡です!キラキラ

 

 

 

 

ホジェロ・メロさんの絵本も日本で出ています。

 

 

 

市ヶ谷のαMスタジオで4月11日から6月13日まで開催されていた

 

飯川雄大 デコレータークラブ:すべて違う姿 

 

観てきましたが・・・ここからはすべて

 

注意注意注意注意ネタバレ注意注意注意注意

 

ありですのでご注意ください!星

 

実は飯川雄大さんというアーティストさんのことを知ったのは、推しのSingto Prachayaさんが、タイのバンコク、ソンワート通りで開催された飯川さんの個展を観に行かれたと、Instagramで知ったからです。

その時のインスタに、飯川さんの原画と写真を撮った姿がありました。こちらです。

 

Inside Space 11月1日~12月31日まで開催されたそうで、飯川さんのInstagramに展示のようすがありました。

こちらです。

やや、おもしろそうです!ところどころに見え隠れするピンクのねこさんもかわいいラブ

 

さらに調べたら、なんと日本でも個展が開催されていました!

水戸芸術館から始まって、横浜のArt CentreNEW、KOTARO NUKAGA 天王洲そして最後の会場になるのが、この市ヶ谷でした。

シントーさんがふれたアート、私も観たいと思いました。

 

水戸は遠すぎるし、4月~5月はバンコクに行ったりタイフェスに行ったりしてほかに出歩く体力がなく、最後の市ヶ谷にすべりこみです。

 

そして・・・最初からこのアート体験はトラップにはまりましたえー

 

まず、市ヶ谷駅から3分の武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスの2階にギャラリーがあるというのでそこまで行くと・・・

キャンパスには駅の自動改札機のような入口があり、証明書をタッチしないと1階から部外者は入れないしくみ。

そして誰もいません。

そのとなりに無印良品があったので、そこのスタッフさんに尋ねても「すみません、知りません」と言われてしまいましたショボーン

 

???と無印良品の内外をウロウロしていると、店内の中央に階段があって、ちいさーい貼り紙で「αMはこの階段をあがってください」

と書いてるじゃないですかーー。スタッフさん、知っててください・・・

 

そして上がっていくと、

 

 

ここだー!

うけつけの方もいます!

入場無料です。

 

 

「えっと・・・入口はどこですか?」

「その黒い壁をご自分で何かしていただくと」

 

そういうアートですか!

壁をたたいたり、軽く押してみますが、びくともしません。

受けつけの方に助けを求める視線汗うさぎを送ると、押してみるジェスチャーを・・・

 

えええ「わたしはとしよりで(見ての通り)非力なんですうーー」と言いながら両手で押してみると・・・

あれあれ!

思ったよりスムーズにずずーんずずーんと奥に行きます。

こ、これは・・・

ずずーんずずーん・・・と行けるところまで行くとぴたりと止まってそこには。

 

 

このカートと、カウンターと本棚とスタッフさん。

 

「ええーと、ここで終わりですか?」?

「はい、終わりです」(笑顔)

このカートは、事前に水戸芸術館から希望者が運んできためっちゃ重たい荷物ということは知っていますが・・・

原画は・・・ネコさんは・・・無い・・・

もしかしたら、扉をもっと押さないといけないのでは?

そこのスタッフさんに、

「まだ壁になにかありますか?」

「どうぞお試しください」

 

白い壁があったので押してみたら、動きました。

ずずーんずずーん

しかしやはり何もありません・・・

何もかくれていません!床だけです。

 

これは!私一人では絶対解けない!

だれか来ないかなぁーーーー。

 

しばらく待っていると、男性2人連れが来られました!

入口の黒い壁はもう私が押したのであいてます。

それで、なんのナゾもとかず、ただスタスタと入ってこられます。

そしてスタッフさんとお知り合いらしくお話しはじめました。

 

「この荷物、水戸から運んでこられた方もいらっしゃるんですよー」

「水戸から!」

思わす声を合わせます。

「中身は見たらいけないんです。ほかにも、危ないからエスカレーターは使わないとかいろいろな規則を了承されて、書類を書いていただいた方だけ」

ちょっとひっぱろうとしても、びくともしません。

めっちゃ重いです!

ここが最終地点でさびしそう?に置かれています。

 

そこで思い切って、声をかけました。

「すみません、押せる壁は押したのですが、ほかになにかナゾがあるかわからなくて、どなたかがいらっしゃるの待ってたんですーー」

 

男性ふたりは入口に戻り

「ここも押せるのでは・・・」と、受け付けカウンターの横のここはもとからある壁だろうと思うところを押したら、

 

う、うごいたーーー!

 

それで、押せる壁は全部奥に行ったというシュールな光景・・・

 

こちらのgalleryαMさんのXにその写真があります。こちらです。

 

「あの、この壁が全部あちらに行ったら、次の方は扉の謎がとけませんよね?」

 

「それは奥からスタッフがつど押し戻します」

 

・・・・・・汗うさぎ汗うさぎ汗うさぎ汗うさぎ汗うさぎ

 

「でも、今はスタッフさんみんなこちら側にいますよね?奥に誰もいませんよね?」

 

「だいじょうぶです、スタッフの秘密の通路があるので、今から押し戻してきます」

 

とスタッフさんは消えて、しばらくするとずーいずーいと壁が押し戻されてきました・・・

 

あとから思い出すにつけ、じわじわとおもしろくなってきました。

 

おもしろすぎて、そのあと、飯川さんのトークイベントがYouTubeにあがったのも観てしまいました。

 

 

 

なるほど!

壁とピンクのネコの小林さんと荷物と、あとこちらになかったロープは、飯川さんファンにはおなじみのアイテムだったんですね!

 

でもでも・・・この会場にはピンクのネコさんも原画もグッズもありませんでした・・・

 

かろうじて入口にあったグッズ。

 

この無料でいただいたパンフレットによると、天王洲の会場にはそういうのあったみたいです!

 

しまったー、天王洲も行けないことはなかったのに土地勘がなくて、駅から徒歩11分ってあったので、こちらをやめてしまったのでした。

 

というわけで、また次回あれば、リベンジしたいと思います。

まあ、おもしろかったからいいか!

まったくの白紙状態で行ったからこその体験でしたウインク

 

さてさて、タイフェスティバルや絵本展などをはさんでしまったので、まが開いてしまいましたが、

 

4月2日から6日に行ってきたバンコク旅行報告、タイブックフェアその7です。

(前回までについては、カテゴリー「タイ旅行」をごらんくださいね)

 

これまでの報告は、タイのブックフェアの目的のひとつ、子どもの本関係のブースを見ることだったのですが、もう一つ目的がありましたおねがい

それは・・・2026年度のタイ良書賞発表の動画を見ていたところ・・・(ブログはこちらです)

 

これですね。

後半で、ブックフェア(Bangkok International Bookfair2026)の発表もありました。

すると、こんな発言が。

 

今回のテーマは「Read the Legend」ということで、タイの古い本や貝多羅葉の展示もある・・・と。

 

星貝多羅葉!(バイラーン星ですって?!!びっくり

 

それは昔、タイに紙が無かったころ、オウギヤシの葉を四角く切って乾燥させてものに文字をきざんで経典にしたものです。

そして私は、在タイ中、タイの国立図書館で展示していた実物がとてもきれいで、また見たい!と熱望していたのですラブ

(それについて書いたブログがこちら)

そして当時はスマホはおろか、ガラケーも無い時代だし、おそらく撮影禁止だったかと。

写真に撮りたい!

もし今回のブックフェアで観られたらラッキーではないか?

実は昨年秋にブックフェアに行く予定だったのが、脚の内転筋を痛めて歩くのが困難になってキャンセルしたのです。

それが吉と出たのでは・・・汗うさぎ汗うさぎ汗うさぎ

 

と、子どもの本ブースを観終わったあと、広い会場内をそのブースを(全く興味がなく、買いこんだ絵本を入れたカートをひきずってくれる夫についてきてもらいながら)探し回ったのですが、見つかりません。

 

そこで、チーワン先生の本をさがしてもらった入口の開催団体PUBAT(タイ図書出版販売協会)のブースへ

バイラーンの正しい発音がわからないので、スマホで「ใบลาน」と出して尋ねると、スタッフさんが

「おー、バイラーン!ついていらっしゃい」」と先に立ってどんどん歩いて行かれるのであわててついていくと入口すぐの小さいブース、国立図書館のブースでした!

「この方たち日本人だけどバイラーンが見たいんだって」

と説明してくれて、あざやかに立ち去って行きました・・・

忙しいのに何度もすみませんでした~ありがたやありがたやお願いお願いお願い

 

バイラーンの実物はありませんでしたが、くわしいパネル展示がありました。

そして、スタッフさんがタイ語で説明始めたのです。

困ったー、私はいいですが、夫はタイ語全然わかりません・・・

と思ってますが、説明はもう始まってしまいました。

(今思えば通訳してあげればよかった・・・)

 

最初にあげた写真がバイラーンです。

バイラーンの基礎知識はあったのでわかりやすかったですが、バイラーンにはイサーン語のものもあると初めて知りました!

 

そしてバイラーンだけでなく、アユタヤ時代、コーイの木から作ったコーイ・ブックという上流階級で文字が描ける者だけが使ったものの写真も。

 

 

コーイ・ブックには白地のものと黒地のものがあるそうです。これも初めて知りました!

 
葉に文字を刻んだら、インクはないので、炭をぬりつける。それから布でこすりとると、刻んだ部分が黒い文字になるとのこと。
オウギヤシの葉と、それをきざむ当時のペンです。

ここでなんと!

実際に貝多羅葉に文字を刻むワークショップがあったんです!


夫とともにいすにすわって、ペンでカリカリ刻みます。

 

それをスタッフの貝多羅葉職人さん?が墨をぬりつけたあと、布でこすってくれます。

とっさのことで、自分の名まえを刻んでしまったので、全部をお見せできませんが、そこにふさをつけてくれて、

 

しおりとして、お持ち帰りできました!

 

あこがれの貝多羅葉体験もできたばかりか、持って帰れたのです!

うれしいーーー。ラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブ

 

展示にはほかに、国立図書館が所蔵する古い本の写真展示もありました。

 

 

ゾウとカエルの内臓の説明・・・?

 

アユタヤ版「木を植えるひと」

などなど・・・これらは題名を検索すれば、e-bookでウェブで見られるそうです。

 

というわけで、念願かなって楽しいブックフェアとなりました。

 

実はこのブックフェア、BLGLブックフェアも内部にあったんですが、そちらはもう1日ないと回れないと思い、夫もいることだし、あきらめました。

翌日BLGL(日本のYAOIからとってYBookっていいます)の歴史というトークイベントもあったそうです。

脚の状態もあるし、高齢なんで、夫につきそってもらってとてもありがたかったんですが、一人で来ると自由に行動できるという利点もあるのですよね。

その点はしかたないです、行けただけでもラッキーですから。

 

今回は、日本語を独学しているという若い女性スタッフさんに3人も会えたのが印象的でしたし、スタッフさんたちにもたいへんお世話になりました。

 

というわけで、本好きな方はぜひブックフェアへ~。