気持ちのいい小春日和の日、仲間で集まって、おとなの遠足をしてきました。
建築にくわしい友人が、東京駅周辺、丸の内を案内してくれるという趣向です![]()
まずランチは、大丸東京店のブラッスリーポール・ボキューズで。ウェブサイトはこちら
大丸東京店は、東京駅八重洲口改札からすぐです。
前菜は、根菜のキッシュ。
メインは、肉と魚から選べ、胃弱の私は、「愛媛県座間鯛のポワレ ソースサフランとハマグリのエキューム」
ソースがサフランの黄色に、ハマグリのエキスが入っているそうです。そしてふわふわしたメレンゲ?がのっています。
(この日のお肉は「コックオ・ヴァン ブルゴーニュ風 ジャガイモのピュレを添えて」)
デザートも二種類から選べます。私の選んだのは、「"ムッシュ・ボキューズ”のクリーム・ブリュレ」
なんといっても、ムッシュ・ボキューズの名前が冠せられているではないですか。
りくろうおじさんのチーズケーキみたいに、ボキューズさんの顔が描かれているのでしょうか?
・・・・・
お顔はなかったですが、おいしかったです、底にバニラ・ビーンズがたくさん敷きつめられていました。
(もう1種類は「キャラメルのムースと洋梨のコンポート カシスヨーグルトのソルベ」)
ひととおりおしゃべりがすんだあと、いよいよ丸の内散策、といっても、次のカフェの予約があるので45分しかありません。
駆け足!
まずは外に出て、北町奉行所跡へ。途中の道は、江戸城のお堀を埋めたものだそう。
そのときの、江戸城のお堀の石が残された部分がありました(案内板があります)。
そして北町奉行所あと。表示だけですが、ここでお白洲とかあった?
そこから、東京駅八重洲口駅舎、丸の内北口ドームへ。東京ステーションギャラリーの入口のあるところです。
第二次大戦の空襲で破損した駅を、大正14年の建築そのままに復元改築した八角形のドームには、干支のレリーフがあります。
そして、なんと、2007~2012年の復元工事で、この屋根と天井を支える三角の板ブラケットのオリジナルが偶然発見され、それには、月の満ち欠けが描かれるという遊び心があった、ということが発見されたそうです。
全然月の満ち欠けがわからない写真でごめんなさい![]()
この真ん中の緑っぽい色が三角板なんです。
東京ステーションギャラリーは時間がなくて入れませんでしたが、最初のレンガがたくさん使用されていて、入口にも、ところどころ爆撃で黒くこげたレンガも使用されています。
そこから外に出て、レンガの外壁には「覆輪目地」というわざが使われていることを教えてもらいました。
ふつうレンガの目地はへこんでいるのですが、これはふっくらカマボコ形にもりあがっているというむずかしいわざだそうです。
つまり、手仕事なんですね!![]()
またまたわかりにくい写真ですみません~。
このレンガですが、渋沢栄一が故郷深谷の工場で焼かせて運ばれたそうです![]()
そこから丸ビルに移動。
エントランスのガラスの床下に展示されている初代丸ビルの松杭を見学します。
おおお!長ーい松の杭が!
写真では全然長さがわからなくてすみません!
実際にごらんになると、迫力があります。長さ15メートルなんです!
1999年に旧丸ビルがとりこわされたとき、地下から昔の支えに使われた松の杭の丸太がたくさん出てきたのだそうです!
そのとき、まだ松の香りがたちこめたそうです。
松はとても強い木で、昔は日本でも大黒柱などで使われていたそうです。
この松はオレゴン州から搬送された松だそうです。
そこから、仲町通りを通って、三菱一号館に向かいます。
この仲町通りがとてもおしゃれな通りで、両側をハイブランドの店やアートが並び、街路樹があり、早くもクリスマスマーケットの屋台が並び、まるでニューヨークの通りのようでした。
(私ニューヨークにも3年駐在してたので、言ってもいいでしょう・・・
)
人が多すぎて写真が撮れなかったので、写真はこちらのウェブサイトでごらんになってくださいね。
そこから、赤レンガの建物、三菱一号館美術館の中庭を通り、(ここも美しかったのですが、人が多くて写真撮れず)
美術館内のCafe 1894で一休みして、また話に花を咲かせました。
こちらも予約してくれていました。
ステーションギャラリー、三菱一号館美術館など、単独でゆっくり訪ねたいところでした。
ステキな大人の遠足をプランニングしてくださった友人たち、ありがとうございました![]()





























