私の持っている珍しいタイ映画のDVD第3弾です。
第1弾はこちら『シチズン・ドッグ/ヌーヒン バンコクに行く』(こちらをクリック)
第2弾はこちら『風の前奏曲』
さて、最後にご紹介するのは、北タイが舞台の映画です。
それにしても・・・今回見直してみて、タイBLドラマを観る毎日で、さまざまな美しい現代ふう男性たちに目が慣れてきた今観ると、昭和?と思う主人公たちに時代を感じました
その最たるものが『レター 僕を忘れないで』
です。
韓国のドラマのリメイクだそうです。
北タイの伝統建築様式の家でバンコクから来た女性ディウとチェンマイの農業研究所の研究員トンが愛をはぐくんでいくのですが、トンの脳腫瘍が発覚。
そして、ディウの必死の看病にもかかわらず、トンは天へ・・・
そのあと、悲しみにくれるディウのもとに、トンから手紙が来るのです
しかも定期的に。
この映画は2004年に制作され、2007年に日本で一般公開されました。
それを、バンコクで駐在員夫人仲間だった友人と観に行ったのですが、終わる時には、2人ともすっかりトンの優しさにやられて、
「トンさんファンクラブ」を作りました ・・・といっても、活動内容は、2人で
「トンさんよかったね~~!」とおりにふれて言い合うだけですが
しかしですね、今観ると、今の基準からすると、トンさんはかなり昭和のいかつい顔立ち
そこからあふれる滋味や優しさはかわらないのですが。
トレイラーが見つかったので、字幕無しですがあげておきますね。前半と後半に分かれています。
当時はバンコクでコンピュータープログラマーとして働くディウは時代の最先端を行く職業についていて、ガラケーも持っています。
ところが、トンはパソコンもできず、仕事場にあるパソコンからEメールをうつのも一苦労。
そこで小銭をためて、ディウには公衆電話から電話するのです。
なので・・・「手紙」なんです・・・
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そして見直して気づいたのですが、ディウとトンが出会うのは、長距離バス停近くの雑貨屋さん。
そこに、雑誌がたくさん売られているのです。
チェンマイの田舎ですが、本屋さんが!
そしてトンはそこで、小学校の図書室改装のための寄付金を集めていたのでした!
この年代、図書室のことは社会的にちょっと意識されていたのですね。
そしてびっくりなことに、DVDをあけると、すっかり忘れていたのですが、私当時の読売新聞の映画批評の記事を切り抜いてとってました!
2007年10月12日「涙、涙の純愛物語 」というタイトルです。
少し引用すると、
「タイ映画というと「マッハ!」のようなアクションが思い浮かぶが、これは、涙、涙のラブ・ストーリー」
「韓国映画「手紙」のリメイクだが、韓流のにおいはあまり感じない。女性監督のバウーン・チャンタラシリは、料理や仏教的死生観などタイらしさを巧みに取り入れ、素直に感動できる作品に仕上げている」
この作品には実は、続編と称された『タイムライン』という映画があって、佐賀でロケされました 。
それが、六本木の東京国際映画祭で「クロスカット・アジア」という特集があり、8本のタイ映画が上映された中にありました。
(ラインアップはこちら、『すれ違いのダイアリーズ』もこの時上映されました)
それを観に行きました。みなさんもご存知の方が多いジェームズ・ジラユさんが主人公です。
でも・・・続編というわりに、トンさんの影も形もなかったのでがっかりでした・・・
さて、次に北タイつながりでご紹介するのが『メモリー ~君といた場所~』です。
これは、2006年の作品ですが、『ヌーヒン』と同じく、2008年の「タイ式シネマ・パラダイス』で上映されて観ました。
こちらは、メーホンソーンのパーイ郡が舞台です。
『レター』と共通するのは・・・
寒そう!
めっちゃ寒そうです!
特にこちらは、雲海や山々や滝も美しいロケ地です。
そして・・・みなさんは、『ミウの歌 Love of Siam』(2007年作品、2009年日本公開)という映画はよく耳にされていると思いますが・・・
その中のとある場面で、
「私はチェンマイの森の中で記憶喪失になって、山岳民族に助けられてその村で生活していた」
という事情をでっちあげるシーンがあるのですが、
「『メモリー』からとったのよ」
とこっそり言います。
その『メモリー』がこの作品です
お話ですが、スーパースターののFilmさんをジャーという女性がお金のためにパパラッチしようと追いかけています。
ところが、パーイに休息に訪れたFilmさん、車の事故でがけから落ちて記憶を喪失してしまいます。
山岳民族のロース―に助けらるFilmさん。偶然山岳民族の定期市でジャーはロース―に連れられてきたFilmと出会い、特ダネをスクープしようといっしょに村に行きます。自分がFilmさんのことを知っているのは隠して(あかんやろ!と今観るとつっこみ )
そんな2人に愛がめばえるのですが、Filmはジャーが自分のことを知っているにの隠していたことを知ってしまいます。
そしてショックで倒れ、目覚めたFilmは、今度はジャーのことも山岳民族の村で暮らしたことも忘れてしまったのでした・・・
このフィルムさんを演じるのが、本当にRSプロモーション所属の看板スターのFilm Rattapoom tokongsubご本人です。
私は知らなかったのですが、今動画をさがしたら、こういうのがありました。
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彼も・・・昭和アイドルふうですよね。
ということで、この映画は、本国ではFilmさん人気にのった映画なようですが、日本では、日本の女性誌でもモデルをつとめたというジャー役ポーラ・テイラーさんが推されていたようです。
そしてこの映画、前半の山岳民族の村でのようすが、今観ると、山岳民族を見下してるのか~というようなおげれつな下ネタ連発 !
山岳民族のロース―役のイード・ボーンラーンサオーンという方は、東北タイの木琴に似た楽器「ボーンラーン」を使ったコミックバンドのリーダーだそうです。
そ、それにしても・・・後半のFilmを待ち続けるジャーのようすとあまりにも落差ありますよ・・・
トレイラーです。
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ということで、今観るとコンプラ違反では?
と思うようなことも許されていたのでしょう・・・
いずれのDVDも、検索するといろいろなネットショップで中古品が販売されているようです。
中古品を購入するときは自己責任でお願いします~。