タイの子どもの本日記

タイの子どもの本日記

タイの絵本や子どもの本、タイの文化などについてぽちぽちと書いていきます。もと日本人会バンコク子ども図書館ボランティア。ご質問などはメッセージにお寄せください。

 

私の持っているタイ映画DVDのご紹介、その2は『風の前奏曲』です。

(その1は『シチズン・ドッグ/ヌーヒン バンコクに行く』こちらです)

 

この映画は、2004年の作品で、2005年に日本で公開されました。

タイの映画が公開されたおねがい、ということで観に行きました。

 

物語は、実在したタイの伝統楽器「ラナート」の国民的奏者である、ソーン・シラパパンレーン師の生涯をモデルにしたフィクションです。

ラナートというのは、上のDVDパッケージにも出ている、半月形の木琴です。

タイドラマ『Bad Buddy』でOhmくんが演奏している楽器としてご存知の方もいらっしゃるのではニコニコ

 

19世紀末、アンパワーというバンコク近県の地方で生まれ育ったソーン。

お父さんは、伝統音楽劇団の団長で、ソーンは幼いころから、人並みはずれたラナートの才能を見せます。

 

ところが、そのまま成長して青年になったソーンはそれで少し天狗になってしまっていました。

お父さんに連れられて、バンコクの伝統音楽競奏会を見学に行ったとき、調子にのってラナートの腕を見せびらかします。

ところが、それを快く思わなかったのが、競奏会で敵なしとおそれられているベテラン奏者のクンインでした。

「音がにごっている」

そして、自分がソーンの前で演奏してみせます。

雨を呼び、嵐をまきおこす迫力ある演奏に、ソーンは、うちたおされて気を失ってしまいました。

 

しばらくトラウマになってラナートを弾けなくなってしまったソーン・・・

 

しかし、故郷の自然の中にいて、ソーンはしだいに、風の音、草花や樹々のそよぎ、自然の中にこそ音楽があるのをさとり、立ち直ります。

そして、王室楽団に入団しますが、ふたたびクンインとの競奏会がめぐってきます。

命と魂をかけて、2人の競奏が始まりますキラキラ

 

この映画では、その若き日のソーンと、老齢になりみなに敬愛される師になったソーンの、第二次大戦時代のようすが交互に現れます。

実はソーンが老齢になったころ、、ラナート始め、タイの伝統音楽やリケー芝居などは演奏を禁止されていたのでした。

その少し前から、タイは首相ピブーン・ソンクラームによる近代化政策が進められ、服装から食習慣、文化にいたるまで、欧米洋式に変更するよう法律がつくられたのでした。

タイの伝統音楽はすべて「時代おくれ」ときめつけられていました。

 

ちなみに、シャムから「タイ」へ国名を改めたのもピブーンです。

 

それに違反すれば、軍部による厳しい取り締まりが待っています。

しかし、ソーン師は、「根の部分がなくなれば、どうやって木は生きていけるのか」と訪れた軍部の中尉に言います。

そして、軍部が家を出たあと、弾き始めるのです、法律違反のラナートを。

その音に足を止める軍部の面々。

音を慕って住民たちが続々と集まってきます・・・

 

この映画のみどころは、なんといっても、ラナートのすごいわざです。

若いソーン役のアヌチット・サパンボンと老師ソーン役のアドゥン・ドゥンヤラットは2人とも、ラナートを弾いたことがなかったのですが、上手に見せられるように、簡単な部分なら弾けるように特訓したのだそうです。

ほんとうにむずかしい部分は吹き替えられたそうですが、ほぼマスターしたと、特典映像のインタビューで2人は語っていました。

 

そして、ライバルのクンイン役のナロンリット・トーサガーは本物のラナート奏者です。

この方がとってもかっこいい!

当時日本でも演奏に来られたそうで、聴きたかった~~~おねがい

 

ということをふまえて、次の英語字幕トレイラーをごらんください。

 

 

 

さて、この若き日のソーンを演じるアヌチット・サパンボンさんが、とってもハンサムさんなんです。

今だったら、BL作品の1つや2つはオファーされたと思います照れ

 

ということで、アヌチットさんは2005年の日本映画、三島由紀夫原作『春の雪』のタイ人留学生役にばってきされました。

この映画は、行定勲監督、妻夫木聡と竹内結子主演です。

 

 

これはすごい!

タイにもこんなハンサムさんがいるんだと、日本に見つかってほしい!星

と、観に行きました。

 

・・・でも、出番は少しだけ、あまりお顔もわかりませんでした・・・泣くうさぎ

残念です~。

 

でもアヌチットさんと行くタイ旅行ツァーなども当時組まれていて、今のタイ沼のはしり、かもしれませんね照れ


当時の監督とアヌチットさんのインタビュー記事が見つかりました、こちらです。

 

次回は『ミウの歌』『メモリー』『レター 僕を忘れないで』という北タイが舞台の作品をとりあげるのですが、そのためにDVDを見直しました。

それで、「イケメン」のイメージも時代とともに変化していることを感じたのです・・・

それはまた次のブログで。気長にお待ちくださいね。

 

『風の前奏曲』は検索するといろいろなオンラインサイトで中古品が販売されています。

が、中古品の購入は自己責任でお願いしますね。

私はこのDVDは当時売られていた正規品ですが、中古品の映りがどうなのか、保証できないので・・・

 

 

 

 

 

三島由紀夫の原作本です、『暁の寺』はタイが舞台です。

 

 

 

 

 

タイ語を学習している方々や、タイドラマを好きになった方々がタイ映画に注目するようになっているなあと感じられる今日このごろですニコニコ

 

私が有料会員になっている「タイのカルチャーやエンタメ情報をおとどけ」をポッドキャストやnoteなどで発信されている「WELCOMEタイ沼」さん、

ウェブサイトはこちら

 

こちらも最近、おすすめタイ映画などの特集をされています。

会員限定記事なので有料なのですが、その中には、「これは通!」と思われる作品もありますおねがい

 

そこで、私もそのおすすめにのっているものいないもの、私が持っているタイ映画の珍しいDVDをご紹介していこうと思います。

調べると、通販サイトで中古やレンタル落ちでまだ売られているものもありましたにっこり

 

今回ご紹介するのは、

 

『シチズン・ドッグ』と『ヌーヒン バンコクへ行く』

 

のカップリングDVDです。

これは、「珠玉のアジアン・ライブラリーシリーズ」のひとつとして販売されました。

 

実はこの当時、2008年に、「タイ式シネマ・パラダイス」という、六本木で8本のタイ映画が上映されるというミニ映画祭があったのです。

 

 

当時、マムアンちゃんで知られるマンガ家タムくんが日本で人気が出たり、Golf & MikeやIce Saranyuくんといったタイのアーティストが日本デビューしたり、「タイ式」エンタテインメントが少し知られるようになってきていたのです。

タイのアートの美術展もありました。

『シチズン・ドッグ』と『ヌーヒン バンコクへ行く』はその時上映された作品です。

 

私はこのイベントは、ホラー映画をのぞいて(超苦手)、がんばって連日観に行きました。

それというのも、当時今のような配信サイトでタイ映画が配信されるということはほとんどなく、こうした催しやごくたまにある一般上映が、数少ない日本語字幕のついたタイ語にふれるチャンスだったのです。

私はタイのエンタメ業界や映画には全くくわしくありませんが、行ける範囲であるものは観に行き、DVDも買ったのでした。

 

『シチズン・ドッグ』は、かなり変わった映画で、「シュールでカラフルな電動ポップアート紙芝居」っていう感じでした。

内容は「バンコクの生活をデフォルメしたもので」ということだそうですが、一応ラブロマンス要素もあったと思います。

長いMVっていう感じでもあり、楽しい映画です。

 

で、『ヌーヒン バンコクへ行く』です。

こちらは、「タイのちびまる子ちゃん」と言われる、当時国民的大人気マンガだったそうな『ヌーヒン』の実写映画化です。

東北タイの女の子が都会のバンコクへ出て、富豪の美人の娘のメイドさんになって、大騒動というコメディ映画です爆笑

 

これが、「なるほど、東北タイ」から「バンコクへ」という感じがわかっておもしろかったですよね。

 

最初ヌーヒンは、都会の「工場ガール」にあこがれるんですよ。

それがMVになっていて、とてもおもしろいので、ごらんになってくださいね。

 

 

 

「工場ガール(サーオ・ロンガーン)になりたいわ」

靴や制服を支給されて、高いお給料をもらってあかぬけて・・・という妄想を歌ってるんですニヤリ

 

で、そんな人気作品なら、ほしいと思って、バンコク在住の駐在員夫人の友人に、買ってきてほしいとお願いしました。

 

ところが・・・友人は、

「紀伊国屋書店に行っても、アジアンブックスに行っても無いわ。

知り合いのチュラ大の女子学生さんに尋ねたけれど、その子もわからないっていうの」

 

とのこと。

友だち、そこまでしてくれてありがとう~~おねがい

いつもご迷惑おかけしてます!お願い

だけど、いくら本を売っていないバンコクとはいえ、人気作品だったのでは・・・?にっこり

それがもう無いなんて・・・

と首をひねりながら、2009年バンコクに遊びに行きました。

 

そのときは、サイアム近くのホテルに泊まったのですが、朝、ホテルからサイアム駅に向かって歩いていると、コンビニでなくて、昔ふうの「たばこ屋」とでも言うべき、小さい雑貨屋がありました。

どぎつい見出し文字と写真の新聞も売っています。

そのとき、カンがはたらきました・・・

 

なんか、ここあやしい!

そう思ってその雑貨屋さんに入ると、あったんです!

『ヌーヒン』が。

クリップではさまれて、吊るされて売られていました!

 

 

やーやっぱり、こういう庶民的な形で売られていたんですね!照れ

ということで、貴重な原作を入手できてうれしかった私でした。

 

映画DVDのお話、次回は『風の前奏曲』、その次は『ミウの歌 Love of Siam』『メモリー』『レター 僕を忘れないで』の北タイ三作をご紹介しようと思います!

気長にお待ちくださいね~。深い話してなくてごめんなさい!

 

このDVDはアマゾンほか、検索するといろいろなオンラインショップで中古品が販売されています。

 

 

 

 

 

明けましておめでとうございます門松

本年最初のブログです。

今年もタイの絵本やタイの文化についてマイペースで発信していきますので、おたちよりくださるとうれしいですニコニコ

 

さて、今年は午年、ということで、タイの絵本から、『馬の顔のゲーオ』を紹介します。

このお話は、タイの古典ということで、いろいろな絵本が出ているようですが、私の持っているのはこの「ハッピー・キッズ」社のものです。

文は、ハッピー・キッズシリーズのキャラクター「ふくろうおばさん」になっています。

お話は絵本とはいえもとが古典なせいか長いので、ごくあらすじだけまとめますね。

 

昔、ミティラー国の村にいたある夫婦、奥さんが妊娠したとき夢を見ました。

天の使いが、宝石(ゲーオ)をもってくるのです。

そこで、女の子の赤ちゃんが生まれると両親は「ゲーオ」と名付けました。

 

ところが、ゲーオは馬の顔をしているのですびっくり

でも、両親はゲーオをかわいがって育てましたおねがい

ゲーオは明るくてきだてのいい子だったので、村の人みんなにも愛されていました照れ

 

さて、ミティラー国には、ピントーン王子というとても見目うるわしい王子がいて、王さまおきさきさまに愛されていました。

ある日ピントーン王子は凧をとばして遊んでいましたが、その凧が飛んでいってしまいました。

凧が落ちたのはゲーオの前でした。

ゲーオは凧がきれいなので、自分のものにしました。

ところが、凧を追ってピントーン王子がやってきて「返してくれ」と言いました。

そのとき、ゲーオは王子を見て、その美しさに魅了されてしまいましたラブラブ

「あなたが結婚してくれたら返してあげるわ」

ピントーン王子は凧を返してほしかったので、

「いいよ、結婚しよう」と言いましたが、凧をもどしてもらうと、そのまま立ち去って帰ってきませんでした。

 

心がつぶれたゲーオは明るい子だったのにすっかり暗い顔になり、だれともしゃべらず、ごはんも食べません。

心配した両親は、わけを聞いて、王さまおきさきさまのところにおもむいて、この話をしました。

王さまは身分のいやしいものがそんなことを言いにきたので激怒しました。

ところが、おきさきさまは、約束したのなら守らなければならない、ととりなしました。

 

それでゲーオは王宮に呼ばれましたが、馬の顔なので、だれもが笑いました。

ひとりおきさきさまだけは、優しく接してくれました。

ところが、王さまとピントーン王子は馬の顔の娘がいやでたまりません。

ふたりでたくらんで、「須弥山をここまで持ってきたら、結婚させてやる」と命じました。

 

[注です。須弥山とはインドの神話に出てくる世界の中心にある山です。スメール山ともいいます。

タイ日大辞典によると、「1つの世界の中心をなす途方もなく高い(ざっと80万km)山」「山麓は七重の山脈に囲まれ、その間に七海がある。最も外側の四方に大陸があり、我々人間はその中の南の大陸である閻浮提(えんぶだい)に住んでいることになっている」 ということで、とても運べるものではありません凝視

 

ゲーオはしかたなく須弥山をもとめて旅に出てました。

そして森に入ったとき、そこで親切な仙人に出会いました。

仙人はかわいそうに思って、ゲーオから馬の顔をはずしてやりました。

するとそこにあらわれたのは・・・とても美しい顔の娘でしたラブラブ

 

仙人は、ゲーオに魔法の大なたをさずけました。

そして、書物の1枚から飛行船をつくりました。

この飛行船は地面におりると姿を消します。

そして呼ぶとすぐ現れるということでした。

 

ゲーオは飛行船であっといういうまに須弥山について、魔法の大なたで須弥山をきりとると、飛行船に乗せてもどってきました。

 

しかし王さまは約束を破り、ピントーン王子を違う国の姫と結婚させようとしました。

 

ゲーオは失望して、村の両親のもとに帰り、馬の仮面をはずして両親の世話をして暮らしました。

 

ところがある日、ピントーン王子は国の地方巡行に舟でやってきて美しい娘がいるのを目に止めました。

実はその娘こそゲーオだったのですが、知るよしもないピントーンはそこで恋人としてゲーオと暮らしました。

ゲーオは妊娠し、王子は、自分のしるしとし指輪を渡し、生まれたら王宮に来るように言って帰っていきました。

 

かわいい男の子の赤ちゃんが生まれ、ゲーオは王宮へと向かいました。

途中で仙人のところに立ち寄ると、仙人が王子が鬼にとらえられている、と言いました。

ゲーオは若武者に変装して鬼のところにかけつけ、大なたをふりまわして活躍の末、王子を救い出しました。

 

王子が王宮に戻ると、そこに馬の顔のゲーオが赤ちゃんをつれてきました。

その赤ちゃんは、たしかに王子の指環を身につけています。

驚く王子。

 

そのとき、鬼の仲間が復讐にやってきました。

ゲーオはただちに馬の顔を脱ぎ、若武者に変装して鬼たちをみんな退治しました。

 

王子は今こそ知りました。

馬の顔のゲーオこそ、鬼から自分を助けてくれた若武者で、自分の恋人の美しい娘そのひとだと。

 

こうしてゲーオと王子は結婚してしあわせになりました。

 

いろいろと、ゲーオも王子も顔が美しければいいのか?と今見るとつっこみどころがあるでしょうが

馬の顔でも両親や村人に愛され、いざとなったら少年にもなり、魔法の力をふるうことができ、実は美女であった、

というストーリーは女性が活躍するお話として愛好されたのではないでしょうか?

 

裏表紙に、飛行船で須弥山を運ぶゲーオの絵があります。

ユーモラスで楽しいですね。

 

 

この物語ですが、もとはもちろん口承文芸だったでしょうが、いつごろ史実に現れるかというと、

 

冨田竹二郎編訳『タイ国古典文学名作選』のあとがきの文学史のページに少し言及されています。

 

「アユッタヤー時代にすでにあったのではないか、と思われる作品に次の六つがある」

「1 クライトーン 2 チャイヤチャート 3 プラローットメーリー 4 コープット

5 シンスリウォン 6 ナーン・ケオナーマー」

 

この最後のナーン・ケオナーマーが、「馬の顔のゲーオ姫」というこのお話ですね。

なお、この中の「クライトーン」は『クライトーンのワニたいじ』という題名で日本語訳が出ています。

 

このブログのこちらでもご紹介しています

 

タイの古典は、タイの心を表すひとつとして、味わう機会がふえればいいですねウインク

 

私も今年もこのブログでタイの美しい文化や伝統をお伝えできればと思いますイエローハート

 

ご紹介した本の詳細はこちらをごらんになってくださいね。

 

 

 

 

 

2025年に完走したタイドラマ、下半期です。

上半期はこちらです。

 

配信プラットフォームで観たものは、自分が選んで観たものです。CS放送などテレビで観たものは、放送されたものを選ばず観ました。

主要な出演者は、いわゆる「左右」関係なく記しています。

 

まずは待ちに待っていたこのドラマ!ラブ

 

『The Ex-Moring』(Krist Singto GMMTV 楽天TV)

 

SingtoさんのGMMTV復帰第1作にして、2人のW主役作品としてはなんと『SOTUSS』(2017)以来、8年ぶりの再共演!おねがい

ということで、この作品は、SOTUSシリーズや実際のKristSIngtoのエピソードへのオマージュも散りばめられていました。

天気予報の人気キャスターKristくんがある行為で人気暴落。

その人気をとりもどすべくオーストラリアからやってきたのは、かつての恋人なのに、不可解な別れを告げてKristくんを絶望に落とし消えたSingtoさんでした。バンコク近県の塩田がロケ地のひとつになっていて、その美しさに塩田人気も高まりました。

たくさんのostも創作され、PERAYAとしては胸がいっぱいでした。

かつて『Romantic Blue』(Channel8と iQIYI )というSingtoさん外部出演ドラマで共演したOhm Thitiwatさんが、GMMTVに入って、再共演しているのも見どころです。

 

『Addicted Heroin』(August Mac WeTV CS日テレ)

 

中華ドラマで大人気だったという『ハイロイン』のタイ版です。

『ハイロイン』が未見だったので、CS日テレで放送されなかったら観なかったと思うので、よかったです。

主演のひとりMacくんはかつてSingtoさん主演の名作『清明節 彼は僕のお墓の隣りにやって来た』で、Singtoさんの相手役Ohm Pawatくんの少年時代を演じた子役さんでした。

りっぱに成長して、ということでSingtoさんファン界隈でも話題になっていました。

意外にも重い内容かと思いきや、明るくポップな進み方でつらい試練もあり、最後はオープンエンドでありながら、タイらしい明るい青い海で終わりました。

 

『The Boy Next World』 (Boss Noeul   Me Mind Y,  CS日テレ)

 

おもしろかったです。

平行世界で恋人だった、とやってきたBossくんにほんろうされるNouelくんですが、意外にも不思議なふんいきでBoss

くんのトラウマが描かれ、なんともいえない作品になっていました。

 

『Memoir of Rati』 (Great, Inn  GMMTV, 当時YouTube ファンサブあり。現在は楽天TVで配信が決まりジオブロ)

 

いやもう!美しいのひとこと!キラキラキラキラキラキラ

顔面のよすぎるGreatさんとInnさんが、GMMTV初の「時代もの」ドラマで雰囲気たっぷりに演じます。

時代は第一次大戦勃発のタイ(当時シャム)。

海外諸国の植民地になるまいと外交にふんばっているシャムの伯爵Greatさんと、タイの低い身分の子どもに生まれ、フランス人の養子になってフランスで暮らし、通訳としてタイにもどってきたInnさんの運命の出会いです。

男性同士の愛が認められていない時代でも、思いを貫く2人。

サブカップルのAouさん(人力車夫)とBoomさん(男爵のむすこ)という、もっと結ばれそうにない2人も、だんだんと近づく過程がよかったですし、AouBoomの良さを初めて知りました。

GreatさんとInnさんはカップル役は二作だけと決めていたそうで、最後のカップル役になりました。

Greatさんはなんと『愛の香り』(2024年はまりまくってBlu-rayまで買った)のBrightさんとカップルを組むことになりました。

 

『High School Frenemy』(Sky, Nani  GMMTV YouTubeファンサブあり)

 

タイ本国でSkyNaniというブロマンスカップルがすごい人気だと知って、長いドラマですが、字幕をつけてくださった方もいらして、手を出しました。

いやーうわさどおり、毎回こぶしとこぶしのぶつかりあい!何かというとまずこぶし!グーグーグー

女子も平手と平手のぶつけ合い!(この女子の間の平手からの友情もとてもよかった)

もう絶対致命傷でしょうという大けがをおっても翌日には立ち直る!いっそ痛快!

そんな中、こんな問題クラスの担任をつとめるジャン先生とFoeiさん先生がとてもよかったです。

退学や停学を他の先生に言われても、しんぼう強く見守り続ける。できることではありません。

とくにジャン先生はスウェーデン系タイ人でミス・ユニバース・タイランド出身だそうで、長身でステキな先生でした。

 

『My Magic Prophecy』(Jimmy Sea  GMMTV  楽天TV)

 

大好きカップルJimmy先生とSeaくん。医師であるJimmy先生が医者役っていう夢の配役。

美しい手さばきの治療が見られます。

毎回、放送のあと、今回の医療について説明ツイートをしてくれるJimmy先生でした。

そして2人で北タイの村で暮らすのですよね。

この村の子ども役で、Himawari Tajiriちゃんという売れっ子の子役さんが出てきます。その名まえがあらわすとおり、ご両親のどちらかが(どちらとは公表していないそうです)日本人だそうです。

 

 

『ケムジラ』 (Keng Namping DOMUNDI 楽天TV)

 

出ました!たぶん今年1番はまったドラマです!星星星

男子はすべて21歳までに死んでしまうという呪いにかけられたケムジラ(Namping)。

東北タイの村の呪術師パラン(Keng)くんのところに救ってもらいに行きますが・・・

タイの土着の文化、呪術、祭祀、輪廻転生、愛と業、すべてがミックスされ、タイ好きの身としてはぞくぞくしっぱなしでした。

東北タイや、幾層もの過去の時代すべての映像が美しいです。

しかも導師パランが出てくるたびに息をのむ美しさ!これは必見です。

そしてケムくんを救おうとする大学の友人たちとのきずなも良いですおねがい

第1話こそ、悪霊がたくさん押し寄せるホラータッチですが、その後はとにかく物語として目を離せません。

1話が2時間の回もありましたが、秒で終わる感覚でした。

しかも子役ちゃんたち、Udonちゃん、Ryujiくん、Himawariちゃんがもう達者でかわいくて!泣くうさぎ

すごかったですー。

 

 

『Beauty Newbie』(Beifern Win  GMMTV CS日テレ)

 

韓国ドラマ『私のIDはカンナム美人』(未見)のタイ版ということで、整形で美しくなって大学に入ったBeifernちゃんがさまざまないじめをのりこえて成長していく物語ですが・・・

このイジワルがつらくて、何度も途中で観るのをやめました・・・汗うさぎ

が、それをまた気をとりなおして見続けようという気持ちになったのが、当て馬役のGreatさんのチャーミングさ!

サービスカットもたくさんありました。Greatさんの良さがとてもよく出ていたと思います照れ

 

『Last Meal Universe』(Ritz , Gun   Very Great Channel  We TV)

 

VPNをつながないといけないドラマなのですが(無料)、Xでフォロワーさんたちが、Ritz先生(彼も医師です)が、宇宙人の役で、傘をさしてメアリー・ポピンズのように降りて来る、すごいおもしろいドラマだと聞いて・・・

・・・

すごいおもしろいドラマでした!照れ

地球を破壊する使命をおびて地上に落ちて来たRitz先生ですが、Gunさんの作るタイ料理の数々があまりにおいしくて、ついつい破壊するのを一日伸ばしにしてしまいます・・・

このタイ料理がほんとうにおいしそうなんですよ。

こんな破天荒な設定でも、ハートウォーミングでロマンチックに見せてしまうタイドラマ、すごいです。

大人2人の仲もとってもチャーミング。あと、ぶたねこさんたちもおもしろいです。

 

 

『Top Form 』(Smart, Boom  WeTVとTailaiEntetainment  CS日テレ)

 

今年最後に完走したドラマです。

日本のBLマンガが原作だそうで、エンディングのostが日本の歌でした。

原作は未見なのですが、独立したドラマとして、おもしろく観られました。

年上Boomさんと年下Smartさんがとにかく顔が良くて、ケミもとてもよかったです。

事務所の違う俳優どうしの恋愛ということですが、攻めていくSmartさんが愛らしいのに誘惑的で魅力的。

俳優としての経験は豊かなのに広い世界を知らないBoomさんも純真でよかった。

おふたりのこれからの活躍もお祈りしています。

 

【番外編】

 

『DMD Friendship』

『DMD Friendship It Takes Two』 (DOMUNDI、YouTube 日本語字幕あり)

 

 

 

『ケムジラ』にはまってから、ケムジラメンバーのデビューのきっかけになった、サバイバル番組に手をつけてしまいました・・・

今までボーイズグループ選出のサバ番、Project Alpha、Raz iCon、789Survivalと観ましたが、サバ番、1話が長いのと手をつけはじめたら続きが気になってそればかり見てしまうので、もう観るつもりなかったのに・・・

 

そうしたらこれがですね!

ボーイズグループでなくて、BLドラマの主演カップルをおたがいに選ぶっていうサバ番だったんです。

もうとにかく、エモい、エモすぎる!!

 

ここから『ケムジラ』ほかのDMDドラマができたんですね・・・

 

いやすごいわーーー。

 

ということで、下半期も充実した番組がたくさんありました。

 

今途中まで観ているのがNetflixの『ザ・ビリーバーズ2』、楽天TVでリアタイしている『MeandThee』どちらもすごくおもしろいですし、U-Nextには『Shine』が来てるし、テラサではリケードラマの配信が始まったし、これからも良い

ドラマがたくさん出て来そうで楽しみです。

2026年もこのブログともどもよろしくお願いいたします。

 

ということで、下半期の1曲はこちら。

『DMD Friendship』の『GEN3』メンバーによる『Cuteness Center』です。

このサバ番がめざすところがよく表れている歌とMVだと思いますニコニコ

 

 

 

そして今年最後の宣伝、『タイドラマにときめきながら覚えるきほんのタイ語フレーズ』ですウインク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年もいよいよあとわずかですねクリスマスツリー

 

そこで、2024年と同じように、今年完走したタイドラマを書いてみますニコニコ

いつも観るのがぼちぼちなので、そんなにたくさんはありませんが・・・ニコニコ

配信プラットフォームで観たものは、自分が選んで観たものです。CS放送などテレビで観たものは、放送されたものを選ばず観ました。

主要な出演者は、いわゆる「左右」関係なく記しています。

 

まず、2025年最初に完走したのは、『Midnight Museum』(Tor, Gun GMMTV YouTube)

これは2023年の作品ですが、2024年最後に観た(2024年完走したタイドラマ下半期はこちら)

『Spare Me Your Mercy(原題・安楽死)』で主演のTorさんのことを知って、なんてステキな俳優さんラブ

と思って、こんなステキな俳優さんのことどうして知らなかったのだろうと思ったら、今はなくなったNADAOというかつて一大勢力だった事務所の俳優さんと知りました。

そのTorさんがNADAOが終了したあとGMMTV作品にゲスト出演していたと教えてもらったのです。

「Midnight Museum」は館長Torさんが招待したものしか入れない、過去の陰惨な事件の呪物がおさめられたミュージアムです。

ところがそこの呪物が放たれてしまうことによって起こる事件と過去の因縁がファンタジックに描かれます。

毎回、この俳優さんが!という方がゲスト出演しているのも楽しいです。(Brightさんもいました)

TorさんとGunちゃんのコンビが珍しいし、Namtanちゃん、Foeiさんも活躍します。

 

『ThamePo』(William Est GMMTV 当時YouTubeファンサブあり。現在はジオブロされていますが、1月4日にCS日テレで一挙放送あるそうです

 

まちがいなく2025年上半期たいへんもりあがったドラマでしょう星

人気ボーイズグループLYKNの神ボーカルWilliamくんと、もと国体水泳選手のEstくんが、ゆっくりとつむいでいく愛の物語ですが、実は彼は人気ボーカルグループMARSのメインボーカル、Estくんはそのドキュメントフィルムの監督という役柄で、ふたりの忍ぶ恋でもあります。

そのMARSのメンバーをLYKNが演じるというおもしろい趣向です。

アイドルの禁断の恋というところも描いていて、ちょっと考えさせるところもあるドラマでした。

 

 

『Ossan’s Love Thailand』(Earth Mix Shahkrit GMMTV テラサ)

 

日本の人気ドラマ『おっさんずラブ』(未見)のタイ版です。

日本の吉田鋼太郎さんの役を誰が演じるか話題になりましたが、タイの大御所俳優Shahkritさんに決まりました。

全員ふりきった演技で明るく楽しいのですが、Earthくんにとっても新境地といえるのでは?おねがい

 

 

『ホルモンズ』(Peach, Pattie, Kao, Tor,March,Pumpun,Gunn Michael , Fon テレビ神奈川)

 

このドラマは2013年に放送されたのですが、タイでは高校生の悩みと問題行動を描いたとして社会現象をまきおこしたほどのドラマだと聞いていて、機会があれば観たいなあと思っていたのですが、その後Torさんもご出演と知りました。

それが最初名古屋のUHF局スターキャットチャンネルで放送されたと知っていいなあと思っていたら、なんとテレビ神奈川にまわってきて、観ることができました。

Torさんはもちろん、今や『ザ・ビリーバーズ(原題サートゥ―)』などにも出演の名優Peachさん、そして今年向井康二さんとのBLドラマ『Dating Game』で向井さんの相手役となったMarchさんも出ています。

シーズン3まであるそうなので、また放送してほしいなあ。

 

『Project S Side by Side』(Tor Sky  GDH559とNADAO U-Next)

 

Torさんつながりで、2017年の作品ですが、観ました。

相手役が今をときめくブロマンスカップルSkyNaniのSkyくんとはこの素朴な短髪少年ぶりででまったく気がつかなかったという!汗うさぎ

バドミントンでペアを組む兄弟の兄Torさんはバドミントンにはとても才能のある発達障害の少年役を熱演。

弟Skyくんは、シングルで試合したいという願いをのみこまざるをえないという、家族や兄弟の葛藤と愛が描かれていました。

ProjectSシリーズにはほかに、JamesくんやBankくんなどが主演のエピソードもありますがまだ未見です。

 

 

『My Undying  Miracle』(Esther, Singto MONOMAX)

 

SingtoさんがGMMに戻る前の最後の作品です。

これは視聴するのにとても苦労しました。VPNでMONOMAXにつないで課金するのですが、途中からつながらなくなってしまいました。ところがある日突然、奇跡的につながるようになりましたが、改めて課金しなければならなかったという・・・

推しのSingtoさんのためにがんばりましたー。ラブ

ドラマはとてもよいものでした。ワーカホリックのEstherさんがある日乳がんに侵されていることを知ります。

治療より仕事を優先しようとする彼女をいさめるのが、偶然出会ったあと同じプロジェクトのメンバーだと知るSingtoさんです。

女性の仕事と病気治療という問題をラブコメふうにとりあげ、とてもいいドラマでしたし、ぜひ日本語で配信されてほしいです。

実はタイ語で字幕がなかったのです。私は半分くらい聞き取れたところからストーリーをおぎないました。

GMMではなかなかこういう役のこういう作品は無いのですが、Singtoさんは独立中に『Shadow』という作品でタイの業界人が選ぶ「ナタラジャ賞」にノミネートされたくらい才能ある俳優さんなので、これからも外部出演でいろいろな役に挑戦してほしいというのが個人的な望みです。でもSingtoさんの幸せが1番ですからね・・・おねがい

 

 

『4Minutes』(Jes Bible  Be On Cloud テラサ)

 

話題作『Kinn Porche』でもとてもいい役をつとめたBibleさんのドラマ、しかも『安楽死』などのとにかくおもしろいジェットコースターストーリーを現役医師として創作するSammon先生の作品、話題にもなっていたし、観たいと思っていたら、テラサに来ました。

(話題のドラマをいち早く観るにはVPNをつないでiQIYIに課金するという方法がありますが、私はどうも海外配信に課金するのが気がすすまないし、日本語字幕の配信でさえ観るのも時間がかかってたまっているので、まあいいかとやっていないんです)

「4分間」というのは心停止してから蘇生するまでに生き残れる時間だそうです。

何度も同じことをくりかえす自分に気がついたBibleさん。はたしてその4分間とは?スリルとサスペンスに満ちて期待をうらぎりませんでした。

 

 

『Love Sea』(Fort , Peat   Me Mind Y  CS日テレ)

 

『Love In the Air』とともにCS日テレで配信してくれたのを観ました。美形カップルと美しい海。

島の青年Fortくんがバンコクに行ってもなじんでいるのがよかった。

サブカップルの女性陣もよかったです。

日本版が制作されて、少し観ましたが、こちらも女性サブカップルがタイ版どおりでよかったです。

 

【番外編その1】

 


『トウキョウホリデイ』(Gulf,  瀧本美織 テレビ東京)

 

タイの人気俳優Gulfくんが日本のドラマに出演され、瀧本美織さんとともに、夢を思い出し、広い世界に出る背中を押されるドラマで、タイ語、英語、日本語が混合したおもしろい形でした。

毎回いやされるストーリーだし、Gulfくんてこんなにかわいいひとだったんだ!

と改めて知りました。

いいドラマでした。

 

【番外編その2】

 

『789Survival   』(Sonray Music  You Tube)

 

ボーイズグループをつくるためのサバイバル番組です。

今やタイで1番勢いと人気のあるボーイズグループBUS・・・

やはりここは基本は履修しておくべきかと始めました。

しかもMCがTorさんなんですラブ

(たまに審査員の方に候補生ではなくて「Torさんかっこよかったです」といじられていました・(笑)

そして・・・7人か8人か9人デビューのところをもうメンバーがわかってますからネタバレですが言いますが、最終選考に残った12人全員デビュー決定。

そして12人以外の候補生も希望者はDICEというボーイズグループでデビュー。

という視聴者を驚かせた愛ある裁定でした。

このプロデューサーYonさんは、NADAOの方だったそうで、今年になってからNADAOについてじわじわと学んできているなあと・・・

しかし、これだけ人数がいたら、顔認識能力が無い私は、半分くらいまだ顔と名前が一致していません!

すみません!

でもBUSの推しはNexくんで、DICEの推しはOttoくんですウインク

 

というところで、これが2025年1~6月まで完走したドラマです。

 

上半期からは、Ossans’Love Thailandの楽しいostをどうぞ。

タイの結婚式も観られますピンクハート

 

 

では下半期に続きます。下半期も名作つぶそろいです!

 

タイドラマを楽しむ手助けに最適なこの1冊。

たんぽぽびより(私)もフレーズ出しの制作協力にクレジットされてまーすラブラブ