SNES(海外SFC)『Might and Magic3』をクリア。

ホログラムカードを集めて、ピラミッドのコントロールセクターにやってきました。

誰かが戦っている。

シリーズ通じての物語の導き手であるコーラックと、シリーズ通じての悪役シェルテムだ。

シェルテムに逃げられてしまったので、追いかけることになった。

宇宙へGO。

Fin。

スコアが表示されて終了。
ちなみに、ここでボタンを押すとそのまま続行。
スタッフロールとかはありません。

Might and Magicシリーズは古典RPGのひとつ。
洞窟だけでなく野外まで3Dで描写され、高い自由度の中で様々なクエストを消化して進行するのが特徴。

広い世界の中で冒険生活を送ることそのものを楽しむゲームであり、物語を楽しむたぐいのゲームではない。
この3も、全体で起きるストーリーを説明すると「シェルテムを追いつめたら逃げられたのでさらに宇宙まで追いかける」で済んでしまう。
ラスボスもいない。
ただしそのバックストーリーが非常に凝っている。
一見すると他のファンタジーRPG同様の中世ヨーロッパ風世界だが、実は謎の超文明人が作った宇宙船や箱庭空間の中であり、強いSF色を持っている。
そのため、冒険の中で垣間見えてくる世界の秘密にわくわくしてくる仕組みだ。

自由度は高いが難易度も高い。
なんの予備知識もなければクリアまで数百時間かかるとされる。
もちろん忍耐力も必須だ。
ただし、宝箱の位置や各種パスワード、パワーアップできる箇所を知っていれば、かなり効率よく進めて、あっさりクリアできる。
これは想定通りのゲームデザインだと思われる。

1はFCでも発売されたが、難易度が高過ぎて敬遠された。
2はSFCでも発売されたが、今度は易しすぎて魅力が損なわれてしまった。
結局3のSFC移植版は日本未発売。
僕はPC版で遊んだことはないが移植版の1、2が好きなのでどうしても遊びたかったので、念願が適った思いです。
今回は全編英語だということもあり、こちらのマイトアンドマジック攻略サイトピンクのこつぶさんを頼りました。
膨大なデータをおさめた、すばらしいサイトです。

SNES版は一部の敵グラフィックが他の色かえになっていたり、一部の魔法の名前や謎解きのたぐいが他機種版とちょっと違ったりしている。
また、処理がちょっと遅い。
ただ、グラフィックはきれいで雰囲気がよく、さらに音楽がとても素晴らしい。
とくに街の音楽がとても好きです。


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