おはようございます。
この記事では2019年に惜しまれながらもサービスを終えたオンライン版モンスターハンター、フロンティアに登場したモンスターの中から歴史別に最強モンスターを紹介していくぞ!!
了解。
この記事の注意点その①
貴方がプレイを開始したのはシーズン7だから、それ以降の時代から歴史別に最強を選別
注意点その②
完全に独断なので、人によって意見は変わる
注意点その③
複数選出する事もある
これでOK・・・?
OKです。!
●2010年台その①
●剛種ナナ・テスカトリ
まずはソロでしか挑む事ができなかったモンスター、ナナ・テスカトリの剛種!
このクエストには複数の問題点があって、聊かソロ向けとは思えない意味不明な調整があります。
1つ目が、PTで挑める剛種テオ・テスカトルよりも遥かに強いこと。
ナナ・テスカトリはソロ専用なので、PTで挑む事ができない。
それなのに、剛種テオ・テスカトルよりも遥かに強いので、ハメやガンナーでしか倒せなかったハンターも多いと思います。
2つ目はクエストの仕様。
この剛種ナナ・テスカトリのクエストではほぼ確定で銀冠以上のサイズが登場し、最悪の場合は金冠の中でも最大サイズの個体が超高確率で登場します。
とにかくめっちゃデカいです。
一目でバカでかい事が目視できるほどにでかいです。(笑)
どう考えてもサイズがおかしい。
3つ目が、個体の強さ。
シンプルに強いのではなく剛種ナナ・テスカトリには最大の強みがあります。
それがターボ化による行動スピードの増加。
通常のナナ・テスカトリよりも行動スピードが跳ね上がっており、とんでもない巨体でとんでもないスピードの突進を連発してきます。
あまりにもデカすぎるので、ただの突進が正面だと回避不可能レベルの攻撃に化けます。
ソロ専用だからといって攻撃力が低い訳もありません。
しっかり剛種しています。(笑)
突進は当たれば当時のHR100以上で基本水準だった防御力600程度だとHP150から8割程度が消し飛びます。
そして、突進で轢かれた後に待っているのはデカすぎる身体で戻って来る突進です。
つまり、1回のミスが死に直結する可能性が極めて高かったですね。
運よく火炎放射ブレスをしてくれたりすれば良いのですが、何故か突進の頻度が滅茶苦茶に高いので、油断できない。
ちなみに、あまりにデカすぎてナナ・テスカトリの腹部と地面の間に謎の空間判定が出ている事があり、突進に対してジャストのタイミングで回避すれば下を潜って反対側に出る事もできたりしますが、難易度はかなり高い。
大体は後ろ足に引っ掛かったりするので、素直に斜め前付近から頭部を攻撃して突進を予め対策するのが吉でした。
リーチ武器の落とし穴としては、首か翼なのか覚えてないのですが、頭部を狙った際にサイズの関係で弾かれてしまいやすく突進の餌食になりやすいのが厄介でしたね!
巨龍剣オリンポスとかは特に「やらかしやすい」武器だったイメージがあります・・・。
なので自分は鋼氷大剣SPで地道にやってました!
●2010年台その②
●剛種グレンゼブル
お次は高地の番人でリーゼントの如き角を携えた飛竜種モンスター、グレンゼブルの剛種!
グレンゼブルは基礎攻撃力がかなり高いモンスターだったので、HR100以上の防具でもガンナーの防御力では下位のグレンゼブルに殺されるくらいの火力を誇っていましたが・・・
上位では下位よりも更に攻撃力がバカ高くなり、HR100以上の剣士防具でも3発耐える事はできませんでした。
その上に君臨していたのが剛種グレンゼブルですね。
ただ、上位と剛種グレンゼブルに攻撃力の差はそこまで開いておらず、上位も剛種も2発喰らえば基本アウトって感じです。
剛種グレンゼブルの厄介ポイントを挙げると以下のようになります。
その①:サンダーボルトがやべぇ!
その場で少し屈み、一回転しつつ尻尾の棘を周辺にばら撒くモーションですね。
ばら撒かれた棘は天候が雨の際に避雷針の役割を果たし、ハンターが接近するとサンダーボルトが降ってきます。
棘の量がかなり多いので、慣れてない内は逃げ回ろうとして被弾してしまいやすい罠がありました。
ちなみに高地というマップはグレンゼブルが怒り状態になると、自動的に雷雨へと天候が変化するので怒り状態=サンダーボルトが確定します!
また、この攻撃はガード方向が特殊だったのも厄介。
それはグレンゼブルに対してハンターがどの位置にいても正対ガードしなければいけなかったことで、テオ・テスカトルの粉塵爆発と同等の性質です。
なので、グレンゼブルの真後ろにいても、グレンゼブルに背中を向けてガードしないと吹き飛ばされてしまいます。
吹き飛ばされると、その先に棘があって・・・っていうのが初見から慣れるまでのテンプレです(笑)
その②:1度ダウンしてしまうと、ヘイトを余計に買う仕様
グレンゼブルはダウンしているハンターを執拗に狙う傾向が非常に強いので、PTで挑んでいてもダウン=死という事も多かった。
特にガードできない武器種は地獄で、尻尾回転やサンダーボルトなどを喰らってしまうと起き攻めによって消し炭にされてしまうことも多い。
特に完全に重なっていたり、壁際で吹っ飛んでいた場合の突進はガチで詰む事が多い。
その③:尻尾回転の異次元判定
ベルキュロスの尻尾回転は明らかに当たってない位置でも当たる異次元判定を持つのですが、グレンゼブルの尻尾回転は別の意味で異次元判定を持っていました。
頻度はそこまで高く無いが尻尾回転に被弾するとグレンゼブルの方に吹き飛ぶという謎の現象が起きていました。(あまりにも謎)
普通にグレンゼブルの外側へ吹き飛ぶ事もあれば、グレンゼブルの方に引き寄せられるように吹き飛ぶ事もあり、阿鼻叫喚に!
その④:バック風圧が脅威
翼を羽ばたかせ、前方に衝撃波を放つ最強モーション。
予備動作から衝撃波が出るまでの時間が極めて短いモーションだったため、回避するのが意外と難しかった。
さらに被弾すると打ち上げられるので、起き上がるまでのインターバルが異常に長くグレンゼブルの的になりやすい。
この時代のMHFはハンターの攻撃モーションに無限の回避受付が無かったので、ランス等は一瞬の判断ミスでこの攻撃に晒されてしまいます。
太刀だけは何故か回避受付がほぼモーション終わりまであったので、回避性能さえあれば簡単に避けれたがランス等では話が変わってきます。
そんなグレンゼブルですが、まともに戦うのがアホらしい!と感じたのか、睡眠ハメ等で高速周回するPT編成の募集も多く存在していた。
特に尻尾剥ぎ取りでしか出ない飛竜種の逆鱗を集める際は有効な高速周回方法であり、この時代にMHFで生きた多くのハンターが経験している事でしょう!
●2010年台その③
●剛種オルガロン
2010年台最後のモンスターはオルガロン!
厳密にはシーズン的に自分がMHFをプレイする前から剛種が存在していたので、狩猟が解禁されたのは2009年の頃です。
しかし2010年台でも剛種オルガロンは最強の一角として君臨していましたね。
強さの根源としては攻撃力が異常に高い2頭のオルガロンを同時に狩猟する必要がある点が挙げられます。
剛種オルガロンはエリア移動で分担する事ができず、1頭がエリア移動すると必ず合流する仕様があるので基本的に2頭セットで戦闘する必要があります。
攻撃力の高さは異次元で、当時の剣士防具で基本水準とされた防御力600程度の防具は殆どの攻撃が致命傷もしくは即死の威力です。
怒り状態=常に即死の危険性が伴う上、2頭に気を配る必要があるので難易度は相当高くなっています。
また、完全に成立するハメ技が存在しなかったのも厄介だったと言えます。
ハメ編成はヘビィボウガン×2+ハンマー1人+囮笛で、笛が囮となって1体を引き付けるのですが、角笛でヘイトを稼いでも低確率でハンマーやガンナーの方へ行く事があるので完全に成立するハメでは無かった訳です。
ヘビィボウガンは安定したダメージを稼ぐ事ができる麻痺弾による拘束及び毒弾によるスリップダメージ。
ハンマーでスタンも入れつつ・・・といった具合。
笛は演奏しつつ角笛です。
ですが、ガチの戦闘となると凄まじく強い存在で、ランダムボール無しで挑むのは厳し過ぎたモンスターです。
ランダムボールは怒り時のオルガロンに当てると怒りを解除できる便利アイテムで、支給品にも2つだけ用意されていました。
基本的には募集主がランダムボール5個を指定するのですが、、、、、たまに支給品から奪っていく輩がいたのは良い思い出・・・?w
そそくさとエリア移動していくハンターに追い付こうとはせず、なんか後ろめたい雰囲気で支給品BOXの周辺でウロウロしていたら、大体黒確定で面白かったです。
全てのモンスターハンターシリーズの歴代で最強の牙獣種モンスターといえば、MHF経験者ならこの剛種オルガロンか、後述するアレと答えるでしょうね。
●2011年台その①
●赤き金獅子
2011年台からは1体のピックアップ。
それは赤き金獅子で、ラージャンの超絶強化形態です。
HR100以上のハンターだけが挑める変種クエストを更に越え、HR500に到達してハードコアクエストが受注できるようになれば戦闘の機会がありました。
というのも、当時はハードコア変種ラージャンのクエストを受注した際に超低確率でしか遭遇できず、確定で戦闘を行う事はできなかったため。
戦闘機会がかなり少ない上に、当時のMHFモンスター全てを過去にしてしまう程の絶望的強さを誇る個体、それが赤き金獅子です。
強さとしては、バカすぎる攻撃力と、目にも止まらぬスピードがまず挙げられます。
攻撃力は赤オーラ時になると剣士でさえ殆どの攻撃が一撃死か、致命傷確定な上に、オーラによって攻撃判定の肥大化ができており回避が困難だった。
デンプシーはハンターが逃げている方向へ超正確な追尾を行い、ローリング突進は距離が離れていても視認してから回避するのが困難なスピード。
さらに鬼追尾なので、歩いてるだけでは絶対に回避できない。
圧倒的なスピードと暴力的なまでの攻撃力で暴れ続ける関係から剣士だとまともに殴り合う事さえ難しい存在だったため、挑むハンターの多くは即死対策の根性スキルを発動させたガンナーか弓を選択していた。
MHP2Gで登場した激昂ラージャンが超サイヤ人2なら、ハードコア変種ラージャンは超サイヤ人3とでも呼べる存在になっている。
それを更に越えたのが赤き金獅子で、モデルは恐らくですがブロリーか、オーラの色的に超サイヤ人4でしょう。
また、赤き金獅子は絶対に解除されないスーパーアーマーを常時展開しており、ハンターのいかなる攻撃でも怯まず(部位破壊されても怯まないし、尻尾は最初から切れているので怒り解除なんて不可能)、罠も喰らいません。
故に戦闘開始から討伐まで赤き金獅子の猛攻に晒され続ける絶望感まで併せ持ちます。
後にG級で再臨した時は調整されて怯みがあり罠も有効でしたが、当時の赤き金獅子はそこまで甘い存在ではありませんでした。
有名配信者の「よしなま」はこの弱体化した個体を紹介しているが、あの動画の赤き金獅子は実装当時の赤き金獅子の10分の1程度といっても過言では無いほど強かったです。
2011年の後半になると運営が赤き金獅子に挑む戦闘クエストを開放し、受注条件はHR999。
クリアすると運営が公式ページにおいて、ハンターネームを晒し上げるというとんでもないイベントでしたね。
武器なども晒されていたが、討伐スピードの速いPTはほぼライトボウガンか弓+笛で、剣士入りPTは討伐タイム上位組みの中にほぼ皆無であった。
しかし致命的に相性が悪いガンランスでソロ討伐を成し遂げる猛者なども現れており、隠れた強者たちの存在までもが明らかとなったイベントでしたね!
●2012年台その①
●覇種UNKNOWN
2012年台からも1体の最強モンスターが登場!
それこそがUNKNOWNの覇種ですね。
通称:黒レイアと呼ばれる謎のモンスターだったため、その覇種ともなれば凄まじい強化が施されているのは確定的で、案の定絶望的な強さでハンターを屍の山に帰しています。
あまりにも強過ぎて、多くのハンターが集うメゼポルタでクエストに失敗したPTが帰還し「ごめんなさい」のセリフが入り乱れる事態が発生しており、「ごめんなさいオンライン」とまで言われていました。
どれくらい「ごめんなさい」が頻発していたかを凄い分かり易く言うと・・・
ハンターAの募集を見かける>ランドが密集して飛ぶまでに2分くらい掛かってしまう>数分掛けてやっと飛べた>ハンターAのPTが「ごめんなさい」を連呼している
こんな感じであります。w
移動の間にPTが全滅して帰還してくるという仕事の速さです。
数分で灰燼に帰すPTが続出する事態を招き、MHF史上最強モンスターとまで言われるようになりました。
赤き金獅子とは異なり、こちらは確定で戦闘ができるのに失敗率が異常に高かったため、正真正銘に赤き金獅子を超えた難易度を誇っていたモンスターと言えます。
こいつの場合は強さというより、環境の変遷によるところも大きいと言われています。
当時のMHFは秘伝防具至上主義のハンターが多く、ほとんどの募集が秘伝指定でした。
しかし、黒レイア覇種は秘伝防具では防ぐのが難しい龍風圧を持っていたため、手数を出す事自体が難しくなっている設計だった。
そこで、新たに登場していた天嵐防具が注目され始め、安定して手数を出せるスキル構成が求められるようになっていったのです。
天嵐防具+天嵐武器の方が秘伝防具よりも火力が出るというケースも多かったため、秘伝防具至上主義はこの黒レイアによって淘汰されていく事となります。
そのビジュアルや、見た目通りの実力でMHF屈指の人気モンスターとなった黒レイア。
後にG級でデュラガウアをベースとしたUNKNOWNも登場し、MHFの1つの人気コンテンツと化したのは言うまでもないですね!
本家に電撃参戦なんてしようものなら、本家しかプレイした事が無いハンターも大喜びだと思います!
自分が辻本Pであれば、真っ先にこいつの参戦を指示しますね。
●2013年台その①
●ヒュジキキ
2013年にはG級ランクが開放される大型アップデートが実施され、G級専用モンスターとして針纏竜ヒュジキキが登場。
G級ランク★3で看板を務めるヒュジキキでしたが、こいつの強さは異次元でした・・・
G級ランク★1では海竜種のポカラドン、G級ランク★2では鳥竜種ファルノックが解禁されたのですが、この2体の強さはG級クエストの準備段階として設けられた覇種モンスターよりも実力が相当低めに設計されており、多くの猛者を落胆させたが・・・
G級ランク★3ではヒュジキキが解禁され、その実力は覇種モンスターを超える超極悪モンスターとなっています。
針纏竜の名前の通り、ヒュジキキは身体中に針を持つのですが、これを縦横無尽に飛ばして地面に設置させ、ハンターの動きを縛りつつ仕留めに掛かるという「知能高過ぎぃ!」な一面を見せます。
G級では防御力のマイナス補正もあって一撃の威力もそこそこ痛いような状態です。
途中までは設置される針が少し鬱陶しいけどベリオロスとナルガクルガに設置する針を足しただけのモンスターだなってイメージです。
しかしヒュジキキの実力はそんな程度には収まらず、一定体力を削ると天候が雷雨に変化し、ヒュジキキが身体に竜巻を纏って覚醒モードへと変化。
この形態に変化すると撒き散らす針に触れるだけで麻痺・毒・睡眠の内いずれかの状態異常を引き起こされ、尻尾とかで吹き飛ばされて設置された針の真上にいこうものなら、ハンターが起き上がる>麻痺る>眠る>麻痺る>眠る>という最悪のループを引き起こす事さえあります。
大量に設置される状態異常針も厄介ですが、ヒュジキキも平然と動き回るので少しミスるだけで阿鼻叫喚となるのは確定かつ、雷雨なので突然の落雷で麻痺する事もある地獄絵図が展開されます。
さらに尻尾で軸合わせを行い、尻尾から針を大量に照射>そのまま尻尾の竜巻を放って針をフィールド全域に吹き飛ばすという大技を持ち、初見だとまず回避不可能。
ヒュジキキ自体が厄介な性質を持っており、そもそも軸合わせを行う頻度が少ないので尻尾で軸合わせされても攻撃チャンスにしか見えない罠となっている。
ここにノーモーションの針照射が飛んできて、そのまま竜巻の脅威に晒されてしまうという「考えたやつ性格悪そう」としか言えない攻撃となっています。
ちなみにヒュジキキはG級のテストサーバーで先行プレイができた最後のモンスターですが、この時の体力値は脅威の16万超えであった。
しかし防御率の関係で、覇種ドラギュロスと同程度の耐久力である事が判明したため、そこまで硬いイメージは無い。
正式リリースされたG級版の方は体力値こそ大幅に下がったが、防御率が下がった影響でテスト版よりもタフかったのは内緒!
●2013年台その②
●ディスフィロア
2013年から2体目は「真のG級最強モンスター」と銘打って実装された熾凍龍ディスフィロア。
本来であればG級ランク10で開放されるハズだったモンスターだが、G級が予想の斜め上過ぎるクソっぷりな仕様満載の影響でプレイヤーが大幅に減少してしまい、ランク制度ではなく極限征伐戦クエストによる狩猟で解禁されました。
もともと運営が用意していたG級プランは月1回ずつG級専用モンスターを実装し、その都度G級ランクの上限も解放されていくシステムでした。
G級ランク★1でポカラドン、★2でファルノック、★3でヒュジキキ、★4でミドガロン、★5でギアオルグ、★6でアノルパティス、★7でレビディオラ、★8でG級UNKNOWN(黒デュラ)、★9でシャンティエン、★10でディスフィロア・・・と続く予定だったが、大幅なプレイヤー減少によって前倒しとなって登場しているほか、極限征伐戦として解禁されています。
極限征伐戦クエストの仕様はモンスターを倒す度にLvが上昇し、どんどん強化されていきます。
攻撃力も底無しに上がり、Lv200にもなれば全ての攻撃がカスっただけで問答無用の即死となります。
多くの古龍種が持つ通称:猫パンチでさえ即死に至り、その際の地味な尻尾削り判定でさえ即死です。
唯一即死しないのはディスフィロアが撒き散らす氷の破片ぐらいしかありません。
この攻撃力はLv500にも達していれば被ダメージを7割カットする「元気のみなもと」を使っていても即死が確定するほどであり、即死対策には根性スキルしか無いです。
モーションも一定レベル毎に追加されていきますが、Lv500を皮切りに追加モーションは無くなります。
ディスフィロアは魔改造されたアルバトリオンとでも言うべき存在で、アルバトリオンに似たモーションを多く持っています。
実装当時は余りにも奇抜過ぎるモーションを多用する事から、ファイナルファンタジーコラボと揶揄されたりもしたモンスターです。
要するに世界観ぶっ壊れて魔法みたいな攻撃を連発してきます。
オマケにディスフィロアの攻撃は戦闘フィールド全域に危険が伴う物も非常に多いので、距離を取ってるから安全・・・とはなりません。
そのように真のG最強の名は伊達ではない存在として登場するが、後に強化個体の至天征伐戦クエストでも登場。
Lvは驚愕の9999個体で、体力値は防御率換算で245000にも達します。
攻撃は当然全て即死で、Lv500以上の個体を遥かに超える危険なモーションを多用する難敵と化しています。
また、ディスフィロアは討伐した場合、自身の氷のエネルギーが暴走してしまい、天に顔を向けて「我が生涯に一片の悔いなし」みたいな感じになるので倒れ込まないのですが、至天征伐戦の個体は氷漬けとなった後に演出が入り、一定時間経過で曲調が変化して流れ始め、身体に纏わり付いた氷を弾き飛ばして蘇る演出で戦闘が続くようになっており、展開も相当熱いものとなっていました。
この形態をも制する事ができれば、遂に地面へ倒れ込んで真の討伐完了となります。
とんでもないバケモノみたいなディスフィロアですが、名前の由来は冥界の神ハーデスで、まさに死神と呼ぶに相応しい強さを持ったモンスターでしたね・・・!
ちなみに、さらに後にこれ以上の難易度を誇る上級至天征伐戦が解禁されており、体力値は防御率換算で750000となっています。
自信のあるプレイヤーや、エスカトンジャッジメントなんて俺ならソロでもいけるぜ!なんて人はタイムスリップでもしてこいつに挑み、ぜひ絶望して下さい。(笑)
●2014年~2015年台その①
●ドゥレムディラ
2014年の年末付近には天廊クエストが解禁され、それと同時に謎の古龍種モンスター、ドゥレムディラもひっそりと実装されています。
このモンスターは運営が正式に至天征伐戦を超える難易度である事を明言していた事もあり、その凄まじいパワーで多くのハンターを葬り去っている。
ちなみに、数多の猛者が集うメゼポルタでしたが、初日の討伐報告が出たPTは2組だけでした。
つまり、大量のハンターが挑んでいるのにも関わらず、1日目はたったの8人しかクリアできていない事になります。
ドゥレムディラの厄介なポイントとしては天廊クエストのシステムの関係でエンカウントが難しい点が挙げられます。
ドゥレムディラは天廊クエストを40回層踏破する度に登場するのですが、天廊クエストを40回層も踏破しようとすると1時間では済まない時間が掛かり、ドゥレムディラのまともな攻略法を導き出すのが極めて難しい仕様となっていた。
そのため、慣れようと必死になったハンターはランダム遭遇に賭けてリセマラしまくった事でしょう。
ドゥレムディラは天廊クエストを受注すると、一定の確率でいきなり出現するため(確率はかなり低い)、最悪の場合は天廊を初めて受注>いきなり遭遇なんて事も有り得る相手です。
そして天廊クエストはHRからでも受注ができるので、G級ランクにもなっていない初心者帯のハンターが天廊へ遊びに行く>ドゥレムディラに遭遇>一瞬で狩られてしまうといった事態も普通に起きます。
モーションは何れも凶悪で、最初は氷属性をメインとした広範囲攻撃を使い、一定体力で覚醒モードへ移行。
覚醒後は壊毒を用いるようになります。
この壊毒はハンターの体力を急激なスピードで奪うほか、強制的に防御力を1にしてしまう性質があるので、喰らってしまうと全ての攻撃が即死になってしまいます。
ドゥレムディラは振り向きモーションと同時に猫パンチを使う事も多いので、振り向いた瞬間ですら死ぬ可能性があるため、壊毒の対策は必須です。
天廊スキル等で緩和できるし、支給されるアイテムで解除もできるのでまだ良心的ですね!
それでもモーションが非常にコンパクトで、2回跳ねてからの壊毒ビームや、地面に腕が刺さるほどの勢いで放つ超という言葉すら生ぬるいほどの極太ビームを何度でも放ってくる。
この極太ビームはドゥレムディラの頭部付近が安置となっているのですが、遠い距離でターゲットにされた場合はMHFの回避性能スキルを以てしても回避はできず、緊急回避が必須になってしまいます。
そして、恐ろしい事にこの極太ビームはガードこそできるが、超極悪多段ヒットによる実質ガード不能の技と化しており、ガードなんてしてもスタミナが0.1秒くらいで消し飛んで被弾>即死です。
ただ、ドゥレムディラは慣れてくるほど楽しいモンスターとして有名で、慣れているハンターは優秀な護石を求めて日々天廊を周回していたんです。
自分もそうでした。
ドゥレムディラに慣れたら、狩られる側から狩る側になれるという、成長した自分が視られるので達成感も凄いです。
し・か・し!
このモンスター、実はとんでもない問題を生み出した事でも超有名。
それが、ドゥレムディラに心を折られ過ぎて自分で討伐する事を諦めたハンターが続出し、俗に言う「代行討伐」が非常に流行ってしまったこと・・・!
要するに、ドゥレムディラをソロでも狩れるハンターに、心を折られたハンターが依頼を出す募集が頻発したのです。
依頼主のハンターは、ドゥレムディラが現れる部屋の前で待機>プロハンがソロでドゥレムディラの部屋に殴り込む>報酬だけ頂く!という、流れが生まれてしまう。
これによるメリットは依頼主側には楽して報酬が取れる代わりに天廊を40回層まで真面目に踏破する、代行を請け負った方のハンターは40回層の踏破を自分で行わず、報酬目当てで募集を待つだけ・・・という「こんなんモンハンじゃねーよ」という状況を作り出してしまいました・・・
強過ぎるとこういった問題も浮き彫りになってしまうという、良い例でしたね。。。
2015年には天廊の二区と呼ばれる新たな区域が登場するのですが、こちらに登場するドゥレムディラも当然ですが最強クラス。
真の覚醒モードを持ち、1度討伐したと思いきや、画面いっぱいに禍々しい紫色の氷が張り巡らされていき、それが一気にバコーンと破壊されます。
すると死体だったハズのドゥレムディラは消えており、いきなり部屋の上空から画面全域に即死判定を放つ極悪メテオを降らせつつ大★復★活★!
真の形態を開放。
一区のドゥレムディラが使わない超範囲に及ぶ凍結モーションと壊毒のハイブリッドモーションや、極太ビームを薙ぎ払うようになります。(笑)
この極太ビームは天廊の端から端まで射程範囲なので、離れているほど危険性が増します・・・
2014年~2015年の最強は間違いなくこの2体のドゥレムディラで間違いないでしょう!
●2016年台その①
●極み吼えるジンオウガ
2016年台からは1体の最強が降臨。
2015年に満を持して登場した本家モンスターのジンオウガですが、ハンターの多くは「そこまで強くない」という感想を持っていたため、運営が本気で更なる魔改造を施した末に登場したのが極み吼えるジンオウガでした。
このモンスターはMHFの歴史の中でも最強中の最強といっても過言では無いほど絶望的な強さであり、厄介なポイントは数多く存在しています。
●厄介なポイントその①
●搦め手が多い
極み吼えるジンオウガは麻痺を使用するので、麻痺+ジンオウガ自体の猛攻を同時に相手取る必要がある
●厄介なポイントその②
●制限時間が10分しかない
制限時間は超難関クエストなので10分しかありません。
つまり、10分の時点で時間切れなので9分台で討伐できなかった場合は時間切れとなります。
●厄介なポイントその③
●体力が当時として考えられないほど高い
極み吼えるジンオウガの体力は防御率換算すると実に54万程度とされており、この膨大な体力を10分未満で削る必要があります。
息する暇も無いほど苛烈な連続攻撃を多用するジンオウガを相手に手数を出さなければならないので、10分という縛りから時間切れが続出し、クエストのクリア自体が超困難でした。
●厄介なポイントその④
●肉質の関係で属性によるゴリ押しができない
極み吼えるジンオウガより先に登場していた極みイビルジョーは雷属性に弱いという弱点があったので、2体同時とはいえ初日のクリア報告もありましたが、運営はその傾向をしっかり読み取り、火力スキルや属性重視のスキル編成ではクリアが困難な肉質にして実装してきたのです。
かつて2012年に黒レイア覇種が齎した時代の変遷を、今度はこいつが実践してきた訳ですね。
火力スキルを積んだ上で、肉質軟化が狙える不退ノ構や、スリップダメージを与える事ができる氷界創生、肉質を軟化させる纏雷といったスキルの重要性がこいつの登場で注目され、以後これらのスキルの評価は一変する事になりました。
火力スキルだけをガン盛りしているPTでは4人でも一定体力で発生するマストオーダー1さえ届かないなんて事も・・・。
このように、極み吼えるジンオウガもまたMHFの歴史に一石を投じた存在として有名になっています。
なお、このモンスターの討伐報告が出たのは実装から3日後と、連戦できるモンスターにしては異常とでも言える難易度。
ドゥレムディラでさえ確実に戦闘できないにも関わらず初日に2組が討伐に成功していたのに、こいつは実装期間中は何度でもリトライができるのに3日・・・!
まさしく極みモンスターの強さを存分に盛り込み、数多のハンターを絶望の淵に叩き落した存在と言えるでしょう。
討伐に成功すると「月下を極めし者」という称号が手に入るので、この称号をつけて広場をウロウロするだけで注目の的になったのは言うまでもない・・・。(笑)
この記事で紹介するのは、これらのモンスターで以上です!
極み灼き凍るエルゼリオンとかは入ってないのか・・・。
あいつも初日に討伐報告が出ているので、やはり極み吼えるジンオウガと比べると絶望感という意味では足元にも及びません。
PTだったら初日でも、比較的簡単にクリアできる部類でしたしね。
ソロは・・・知らん!!!
てことで、実装当時のこいつらの強さが生で見てみたいって興味が沸いたハンターの皆さんは、YouTubeで当時の動画もあると思うので、チェックしてみてはいかがでしょう!
では、今日はこの辺で!