こんばんは。

本日は幽遊白書のS級妖怪のバーゲンセールである魔界編で、その存在が明かされた作中屈指の人気を持ち、そして作中史上でも雷禅と並んで最強と称される事も多い軀(むくろ)について触れていくぞ!

 

●軀とは・・・!

幽遊白書の本編時系列よりさかのぼる事1000年以上も昔から、魔界の闘神「雷禅」と肩を並べる勢力として魔界に君臨していた存在。

現在は雷禅、軀、黄泉が魔界の三大勢力と呼ばれており、それぞれが異なる意見のもと睨み合い、膠着状態が500年間にも及んでいた。

1つ言える事は魔界の中でもブッチギリの最強格と呼べる妖怪であり、その戦闘能力は魔界編以前までに登場し、幽助の強敵だった戸愚呂・弟や仙水が足元にも及ばないほど絶望的な領域に達しています。

その正体は三大妖怪の中では唯一の女性妖怪で、普段は呪符だらけの包帯で顔を隠しているが、破り捨てると幽遊白書でも屈指の美人顔。(軀よりも可愛いキャラクターは多いが、軀と並んで美人なのは孤光ぐらい)

作者の冨樫先生曰く「軀の過去はもっと詳しく描きたかった」とのこと。

軀のモデルキャラクターはジブリ作品の「風の谷のナウシカ」に登場するクシャナ姫。

名前の由来は物騒だが、死を意味する「骸」からだと思われる。

軀の登場経緯として「飛影が付き合うなら、どんな相手が良いのだろうか」と考えた末に完成したキャラクターとのことで、お互いに作中でもかなり悲惨な部類の過去を持つという共通点がある。

アニメ版の声優は高山みなみさん。

なので、軀が話す度にどこぞの死神もとい少年探偵が脳裏を過るが・・・断っておくと高山さんが軀を演じていたのは死神よりも前なので、印象としては軀が話す度に死神を思い出すというより死神が話す度に軀を思い出す・・・方が理に適ってるハズだが。

 

●軀の勢力は魔界でも最大級

軀はS級妖怪で、しかも果てしなく広い魔界の中でも作中最強候補に名前が挙げられるほどブッチギリのS級妖怪だが、自身が率いる軍は凄まじい戦闘力を誇る事でも有名です。

まず、軀の軍に所属する妖怪は何れもA級妖怪以上の猛者ばかりで、その辺のモブのような軍兵でさえも戸愚呂・弟を遥かに上回る実力者が揃っている。

数え切れないA級妖怪の下っ端の他に軀は自身の直属の精鋭77名を従えているが、それらは1人1人がS級妖怪で1つ前の章でラスボスを務めた仙水をも超える実力者揃いとなっており、軍事力という点においては魔界でも屈指の国家を築いているキャラクターだろう。(黄泉の国家は黄泉を除くと明確に判明しているS級妖怪が鯱と蔵馬しか居ないので、その差は歴然)

更に魔界編になると、雷禅の死期が近付いている事から彼が亡くなれば、もう1つの勢力になる黄泉との直接対決は必然だったため、戦力増強として飛影をスカウトし、人間界から魔界へと引き抜いている。

軀の軍で数多のA級妖怪と日夜死闘に明け暮れた飛影は僅か半年にも満たない期間の内にS級妖怪に昇華していた上に、少し前までは手も足も出なかった仙水を遥かに凌駕する実力を身に付けていた。

環境は人(妖怪)を育てるとはよく言ったものです。

そこまで強くなった飛影をして「強くなるほど、お前が遠のいていく気がするぜ、バケモノめ・・・」と畏怖の感情を持たされる底知れない強さを持つのが軀である。

 

●軀の本編での強さ

軀の戦闘能力データは黄泉の国に管理されるように判明しており、全てのデータが揃っている。

以下が作中の時間軸の軀の戦闘能力を数値化したもの。

TP:1575000

HP:351000

OP:231000

DP:423000

SP:570000

 

TPは基礎的な妖気の力で作中では妖力と呼ばれるもの。

HPは体力で、OPは攻撃力、DPは防御力、SPは特殊能力の値とされている。

しかし、この数値は本来の軀の強さからは程遠いのでは?とする考察も多い。

その理由は以下。

軀はここ数百年から過去100年間の間に氷泪石を手にしており、それによって心が穏やかになっていった。

かつての軀は自身の境遇に対する憎悪から目に映る者全てを皆殺しにていた時期があり、それが本編開始より約1000年以上も前で、いわゆる軀における全盛期であると判断できる。(つまり軀の全盛期は妖狐・蔵馬や黄泉が生まれるよりも前という事になり、黄泉は全盛期の軀の恐ろしさを全く知らないという事になる)

この時の軀は、その余りの強さ故に雷禅と並んで魔界の双頭とまで言われていた。

黄泉の軍が集めている軀のデータは、雷禅が衰弱し切った後の数値だった事から軀の方も必然的に全盛期の時期より遥かに弱体化している時期だろうというファンも多い。

故に上記のデータは軀の本気からすれば、ほんの一握り程度のものなのではないかとする説が濃厚。

軀は氷泪石によって心が安らかになっていき、次第に全盛期のような強さから弱体化していると考えられます。

軀や雷禅は作中でも最強候補なので戦闘描写が極限まで少ない。

特に雷禅の場合は作中で死亡してしまうので猶更。

 

●魔界統一トーナメントでの軀

軀も魔界統一トーナメントに出場しているが、この時は1人1人が黄泉と互角かそれ以上とまで言われた雷禅の大昔の喧嘩仲間も参戦していた。

軀はその中の1人だった棗(なつめ)に勝利しているが、後に優勝する煙鬼(えんき)には敗北してしまっています。

ただ、恐ろしい事にこの時の軀は本気時の半分程度の力しか出せないままとなっており、雷禅同様に大幅なナーフを喰らった状態での参戦となっていた事が後のエピソードで明かされています。

軀の眼は昔と比べて信じられないほど穏やかになってしまわれた・・・と部下からも言われてしまっているので、作中の時間軸だとどう足掻いても1000年以上前の荒れ狂っていた軀の真の力を見せる事は無い。

そんな状態でも黄泉と同等クラスの力を持つ棗に勝利しているのが、作中最強候補と言われる所以です。

 

より深く考察すると余計に軀の本当の恐ろしさが垣間見えてくる。

 

黄泉の軍が集めた戦闘データはあくまでここ「数年」のものである事が確定的です。

なので軀の戦闘データも、ここ数年のものでしょう。

ですが、この戦闘データも既に軀が大幅ナーフされている状態で妖力1575000という桁外れの数値になっています。

各国のナンバー2は奇淋が妖力90000ほどで、鯱と北神はは30000ちょっとしかありません。

余談ながらこんなナーフ状態でもなお、黄泉よりも妖力は軀の方が上です。

では全盛期の怒り狂った軀はどれほどの妖力だったのか。

雷禅は700年間も食事を取っていなかった事で衰弱によりナーフされてますが・・・軀は心が安らいだ結果大幅なナーフを受けています。

1000年以上昔は魔界の双頭と言われるほどの影響力があり、更に煙鬼のセリフも微妙に考察できる。

「今」の「軀や黄泉が当時の雷禅を見たら小便ちびっとるよ」

このセリフ、どこか違和感がありますよね。

そうです。

煙鬼もまた雷禅と渡り合えるだけの実力を有する超S級妖怪です。

そんな煙鬼は「今」という言葉を加えているんです。

という事は、煙鬼ほどの実力者が当時の軀の強さを知らないとは思えず、あくまで「今程度にまで弱っている軀であれば小便ちびっとるよ」と取る事もできませんか?

自分はその説を推しています。

 

なので、本気の軀とは正真正銘、雷禅と互角で魔界の双頭と言われ始めた時期なのです。

要するにこの2人の全盛期はダントツで作中最強という事になる訳ですね。

流石に直接対決の描写が皆無なので、どっちが上かという論争は未だにやはり雷禅の方に分があるのですが、軀もぶっ飛んだ強さを持っていた事は確定です。

要するに冨樫先生は暗に「黄泉とかいう小僧に現実を知らしめるために魔界編」を描いたんです。

まぁ、これはあくまで個人の捉え方なんですけど。(笑)

 

●軀の戦闘描写や技

軀は飛影でも捉える事ができない圧倒的なスピードで動く事ができます。

飛影に対して「オレを捉える事ができないなら邪眼を使え」と推奨していました。

飛影の剣術も全て空振りさせる動体視力があり、一切当たりません。

魔界で真の獄炎を操る事ができる飛影が放つ渾身の炎殺黒龍波も軀は真っ向から受け止め、その妖気で黒龍を突き破って飛影に致命傷を与えている。

この時の飛影はどれだけ高く見積もっても妖力値150000から200000程度しか無いハズなので、仕方ないが・・・。

攻撃方法は原作では渾身の突き以外に視られず、アニメ版でのみ見る事ができる。

●サイコキネシス(仮名)

アニメ版限定の小技

某バトル漫画に登場する宇宙の帝王のように、軀は周囲の岩を破壊して超能力で自在に操る事ができる。

先端の尖った岩を遠隔操作して飛影に飛ばす描写があります。

●妖気の放出

拳から妖気を飛ばす事で周囲一帯を爆発させる攻撃。

S級妖怪に成長している飛影が1撃でかなりのダメージを受けているため、その辺の雑魚は触れるだけで蒸発すると思われる。

なお、過去の回想では両手から剣のような形状にして妖気を飛ばしている描写も存在する。

●空間の切断

アニメ版限定の必殺技

軽く手刀を振るうだけで周囲の空間を断裂させる軀の大技。

引き裂かされた空間はそのままになり、断裂部分に触れるとその者も断裂するので大ダメージを受けてしまう。

飛影は少し触れただけでイライラ棒の電撃に触れた時のように叫びながら激痛に襲われていたので、並みの雑魚が喰らえば文字通り空間ごと身体が真っ二つになるであろう大技。

この技・・・使えば魔界と人間界の境界にある障壁も簡単に破壊できそうですね!

 

●軀の過去・・・

アニメ版では放送できない内容だったので伏せられているが、原作では冨樫先生がしっかりと真実を描いている。

以下が軀の悲惨過ぎる過去となっている

 

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生まれてすぐに腹を改造された

あいつが遊びやすいように

0歳で立派な玩具

誕生日の度に新しい傷が増えた

抗うほどあいつは喜んだ

鼻の下のケツの穴でこう囁く

「頭を切り落として首から突っ込んでやろうか?」

「どうぞ」と応えたらあいつは子供のように笑い続けた

「さすが私の娘だ」そう言って笑い続けた

七歳の誕生日

自ら酸を被った

あいつの興味を殺ぐために

今日から本当の人生の始まり

肥溜の中で産声をあげた

 

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軀は生まれながらに奴隷商人・痴皇の性奴隷として生かされてきた。

0歳の時点で既に痴皇の玩具にされていた過去があり、さらに復讐しないように「優しい父親と何気無い日々を送る」洗脳まで受けていた。

7歳の時に自ら酸を被り、半身は焼け爛れてしまい、機械となっている。

誕生日が近くなると軀は異常な殺気と酷い陰状態に追い込まれてしまい、過去に「たまたま口答えした当時のナンバー2」を一瞬でミンチに変えた。

 

1000年以上もこの呪縛に囚われた生活を送るが、本編では飛影がサプライズで「とある」プレゼントを用意した事で軀は産まれて初めて心の底から優しさに溢れた笑顔を見せた 

 

ハッピーバースデイ

 

この時の軀の笑顔が大好きというファンも非常に多い。

冨樫先生渾身の作画なので、視た事が無い人は是非とも視てみよう。

アニメ版では前述したように性奴隷という設定そのものが到底描ける内容ではない事から、当たり前のようにカットされています。

アニメ版では囚われの身という風に変更されています。