もっと楽に生きたいあなたへ

 

こんにちは!

心理カウンセラー

うえのゆり(ゆりちゃん)です。

 

 

私は誰にも愛されない。

あなたはそう思いますか?

 

 

私は自分がアダルトチルドレンだと自覚して

心理学も学び始めたころ

「私は誰にも愛されない」と信じていました。

 

 

最初は自分でも気づけないくらい

きつく蓋をしていた部分。

 

 

人間関係を作るのが苦手で

人に嫌われてしまう恐怖から

いつも笑顔で武装して

誰にも傷つけられないようにと

頑張って生きていることに気づきました。

 

 

心理学の長期講座を受けているときでした。

知識を学び、自分の内側を掘り下げるワークをしたり

日常に戻って、実践していく中で

自分が信じている「ビリーフ」が見えてきたんです。

 

 

「私は親にも愛されなかったのに、他人が愛してくれるわけがない」

私はそう固く信じていました。

 

 

そのことに気づいてから

根っこにあるのは

「私は親に愛されない」というビリーフ。

それを書き換えようといろんなことに

チャレンジしてきました。

 

 

私は愛される存在です。と

アファメーションを唱えたり

「親に愛されていた証拠を見つけよう」と

記憶をたどって、いい記憶を思い出してみたけど

「愛しているなら、なんであんなひどいことをするの?」と

ますます苦しくなったり。。。

 

 

「私は親にも愛されなかったのに、他人が愛してくれるわけがない」

このビリーフは根強くて、視点を変えることでは

どうにもならなかったんです。

 

 

親に愛されない自分を認めたら

世界が終わりそうで怖かったから

見ないようにしてきた感情。

 

 

それを認められるようになったのは

もうどうあがいてもダメだ。と

自分が諦めるまで、あがいたから。

 

 

「私は親に愛されてる」と信じられないのに

信じようと頑張って

子どもの頃の記憶から、親の愛を探したり

親にされて傷ついてきたことを

親の立場に立って考えてみたり

私のためだったんだ、と考えてみたり。。。

ワークもアファメーションも

もう嫌になるほど、やりました。

 

 

それが私が親の愛を吹っ切るための下地を作り

どこかで「もうどうあがいてもダメだ」と認める気持ちがありつつ

「いやいや、親に愛されてないと認めるのは怖い」と

相反する気持ちが戦っていた、ある日

本当にふと唐突に

「あ~私、親に愛されてなかったんだ」

腑に落ちたんです。

 

 

そう腑に落ちた時

なんか笑えてきたことを覚えています。

 

 

自分は「親から愛されていない」と信じて

それを握りしめているのに

懸命に「本当は親から愛されてるんだ!」と

証明しようとする自分の滑稽さ

笑えてきたんです。

 

 

本当に不思議ですが

親に愛される自分を信じようと頑張ってきたことが

「親に愛されない」と信じる自分を救ってくれました。

 

 

そしたら、これまた不思議。

親に愛されていた記憶が

蘇ってくるようになったんです。

 

 

「あのとき、こんな風に守ってくれた」

「抱きしめてくれた」

「こんなことで笑いあった」

些細な出来事だけど

私が望んできた、親からの愛は

実は、忘れていただけで

日常の中では、小さく小さくあったことを

思い出すことができました。

 

 

親の価値観や接し方で

息が詰まるような苦しみがあったことには

変わりありませんし

生きていてはいけない。そう思う罪悪感が

その気づきによってなくなったわけでも

憎しみや悲しみが0になったわけでもないけど

「私も憎しみや悲しさで愛された記憶に蓋をしていた」こと

「親は私の望むように愛してくれなかった」こと

気づくことができました。

 

 

自分の親を、酷い親だと思ったら

その気持ちを認めていいんです。

そこから、心の深いところの癒しが始まります。

 

 

親の酷さを認めることは

罪悪感がわいてくるかもしれないし

恐怖を感じるかもしれない。

また感じる心に蓋をしたくなるかもしれない。

なにがあったとしても、それは必要なことです。

 

 

私がその時には効果がなかった

「親の愛を信じる」ワークやアファメーションが

その後の気づきに繋がることもあります。

 

 

辛い気持ちを受け止めて

認めていくことで

その感情を終わらせていくことができます。

 

 

でも痛みが強いと、すぐにはできないし

タイミングが来るまで、待つこともあります。

でも、タイミングが来たら

本当に拍子抜けするくらい

私みたいに、あっけなく変わってしまうこともありますよ。

 

 

今日のブログを読んで

なにか感じてくれたら嬉しいです^^

 

 

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