校長の東です。
スクールの移転も無事済んで、少しは落ち着いてきましたね。
さて、今回は講師の質について、自分の考えをまとめてみたいと思います。
今回のブログは長いので、前編・後編に分かれます!
※注意※
これは僕の考えというだけで、特定の誰かや何かを否定するものではありません。
沢山あるボーカルスクールを選ぶ時にとても重要になる
ボイストレーナー・ボーカル講師の質
直接上達に関わる重要なポイントです。
さて、良いボイストレーナー・ボーカル講師とは?
・教えるのが上手?
・その内容は?
・歌が上手い?
・声が良い?
・経験が豊富?
・華やかな経歴?
・プロを教えていた?
・有名なスクールの講師?
・現役のミュージシャン?
・プロのアーティスト?
・有名な作曲家?
・現役プロデューサー?
はて・・・
この際、取り敢えず体験レッスンに行って相性という曖昧な感覚で決めてもいいかもしれません。
でも、自分の貴重な時間を割いてわざわざスクールに赴くのですから
やはりある程度考えるツールが必要ですよね。
まとめてみます!
大まかな種類で分けると・・・
タイプ1:~プロ講師型~
【職業講師・プロフェッショナルティーチャー】
・ボイストレーナー・ボーカル講師が生業。
・レッスンを行うことが仕事。
・ボイストレーナー・ボーカル講師としてのアイデンティティーが強い。
この種類のボイストレーナー・ボーカル講師は、音楽活動をしている、していない、に関わらず
レッスンを行うことが全てで、自分の仕事であるため
ボイストレーナー・ボーカル講師としての意識が高く
常に、知識や技術の向上に熱心です。
また、生徒さんの上達に対しての責任感が強い傾向にあると思います。
ただし、ボイストレーナー・ボーカル講師にはコレという資格が必要では無いため
教えるレベル、歌のレベル、発声のレベル、知識、経験に非常にバラつきが多く
凄くレベルの高い先生とイマイチな先生のギャップが激しいのも事実です。
タイプ2:~現役アーティスト型~
【現役ボーカリスト・ミュージシャン】
・歌うことが生業。
・レッスンで一定の収入を確保している。
・ボーカリスト、ミュージシャンとしてのアイデンティティーが強い。
自身の音楽活動がメインであり、ボーカリストまたはミュージシャンとしての経験が豊富で
歌唱力や表現力が高く魅力的な方が多いと思います。
また、勉強熱心で生徒さんにたいしての責任感が強い方も多いように感じます。
歌唱表現を豊かにするための指導が上手ですが
良くも悪くも、感覚的な指導で自分流な傾向も強く
発声力の向上を効率的に行うことや
生徒さん個々の悩みにアジャストしたレッスンが出来るかはやや怪しい場合があります。
いずれにしても、歌唱力、表現力に関してはもちろん一定レベル以上で
「さすが現役だなぁ。」と感じます。
タイプ3:~肩書・権威型~
【作曲家・プロデューサー】
・作曲やプロデュースをすることが生業
・レッスンで一定の収入を確保してる
・作曲家・プロデューサーとしてのアイデンティティーが強い。
ボーカルやギター・ベース・ドラム・キーボードなどで活動していて(または、「していた」)
作曲家やアレンジャーとして活動しているという人が多い印象。
音楽全般についての理解が深く、機材の扱いや知識も豊富
音楽業界のこともよく知っていて
「○○に楽曲提供」「○○にたいしての歌唱指導の経験がある」など
経歴が華々しいことが多い。
歌唱指導は上手な方が多いが、ボイストレーナー・ボーカル講師と呼べるかは・・・・
ただ、「先生!」とは呼びやすい!(苦笑)
大まかに3つのタイプに分けてみました。
一般的なイメージで考えると
有名なアーティストに曲を作ったことがある作曲家や
プロデューサー、歌唱指導したことがある講師と聞くと
「おお!何か凄そう!」と思いませんか?
その他にも現役のアーティスト・ミュージシャンで経歴が華々しいと
同じように凄そうに感じます。
しかし、それぞれのタイプに分けて特徴を見てみると
皆さんを上達に導くことができる、質の良いボイストレーナー・ボーカル講師と
華々しい経歴や特別な肩書は別物だと見えてきませんか。
ボイストレーナーと一言でくくっても、色々なタイプの方がいらっしゃいます。
もっと細かく分けることも可能です。
もちろん!どのタイプの講師でも素晴らしいボイストレーナーの方はいらっしゃいます!
また、分類出来ない、多分野にまたがって活躍されていらっしゃる素晴らしい先生方も多くいらっしゃいます!
あくまでも大まかに分けた場合ですので、その点はご理解くださいませ。
さて、ここからが重要です。
質の良いボイストレーナーとは?
で、後編に続きます。