”33年に一度の大祭。にぎやかに、おごそかに”
おごめ~ん、団長タカッチ親方です(`・ω・´)ゞ
今回はお祭り:神楽の話題👹
団員により豊後大野市紹介としてご紹介いたしますm(__)m
私の近所の神社で、遷宮(かんぐう)という大きなお祭り開催(詳細後述)。
そこで同じ町の大木神楽さんが神楽を奉納。
私の身内も神楽に加勢しており、1演目だけ拝見(なお今回の紹介の演目には身内登場なし)。
農村にある神社で、激しくも荘厳な舞をご紹介しますm(__)m
(1)遷宮とは|33年に一度、神様が地上におわします。
▽竹のしめ飾りが立つこともある、豊後大野市の遷宮。
遷宮(かんぐう)とは、33年に一度、その神社の神が人々の暮らす土地に降りてくることです。
その際は、盛大なお祭りが行われます♪
なお、「遷宮」は通常「せんぐう」と読み、神社などが改修等される際に行われます。
(Ex:伊勢神宮→20年に一度、式年遷宮実施。神社の維持や文化・技術の継承の意味があり。)
ただ、豊後大野市では「遷宮」を「かんぐう」と読むようです。
なお、「かんぐう」という読みから、私は「還宮」という表現を過去に使用していましたが、おそらく非公式の表現です(笑)
過去の私の記事(後述)や、昨日奉納された楽員のSNSから「遷宮」の表記を今回採用しますm(__)m
- 33年に一度行われるのが「本遷宮」
- その中間に行われるのが「中遷宮」(16~17年に一度開催)
今回は本遷宮とあり、大変にぎやかにお祭りが行われたようです♪
神楽も10数演目奉納推し、お昼頃から19時くらいまで舞われたそうです👹
<Cf:📝過去の遷宮ブログ記事(いずれも団長の個人ブログへ)>
📝2006平尾神社中遷宮記事→https://ameblo.jp/takatch/entry-12734327150.html
📝2013柴山八幡社本還宮記事→https://ameblo.jp/takatch/entry-11503678737.html
https://ameblo.jp/takatch/entry-11503678737.html
(2)千歳町田原園地区の神明社で奉納|何度もお世話になっています。
今回の舞台は、豊後大野市千歳町前田、田原園(たわらぞの)地区の神明社という神社。
広域農道、千歳総合運動公園から大野町へ抜ける道沿いにございます。
一般的に、神明社(神明神社)=天照大神を主に祀り、伊勢神宮内宮を総本山としております。
過去に何度かこちらの神明社で、大木神楽さんの舞を拝見。
今回の本遷宮も、大木神楽さんが奉納♪実は、田原園地区&大木地区は隣同士♪
Cf:📝2010年田原園神明社 大木神楽奉納記事→https://ameblo.jp/takatch/entry-10506076904.html
☆「神社仏閣」動画集→https://www.youtube.com/playlist?list=PLCP8H0iqHBwBN6zcqlWPYthJTkVIX3hsf
(3)大木神楽のご紹介|ひときわテンポの速い浅草流神楽
浅草流の中でもひときわテンポが速いのが特徴。
豊後大野市千歳町大木地区の三島神社付きの神楽。
明治8年には大分市中戸次にも伝播。
近年は、三重高校・三重総合高校神楽部やその卒業生により結成の「すずかけ神楽」にも伝授。後継者の育成にも励む。
私の地元の神社でも、長い間奉納されていた大木神楽さん。
私が小さい頃から一番たくさん見てきた神楽座です。
大木神楽の速く激しいテンポに慣れ親しみ育った私。
普段は特に推しの神楽座はなく、どの系統・流派の神楽もよく拝見します。
ただ、浅草流の速いテンポを聞くと、特に親近感やなじみを感じます♪
(もちろん、他の系統・流派の神楽も好きです♪むしろ近年は浅草流以外を多く見る傾向)
Cf:大木神楽「神逐」inちとせ桜まつり2022動画→https://youtu.be/aU1S6x0EO-s
(4)綱伐|真剣で綱をズバッと伐りまっせ!
👹綱伐(つなきり)
スサノオノミコトによる大蛇退治の演目を簡素化した演目。
綱を大蛇に見立て、真剣で綱を切るのが特徴。
大野系岩戸神楽を代表する演目の一つ(臼杵系三輪流神楽にもあり)。
▽大木神楽「綱伐」@田原園神明社本遷宮 動画→https://youtu.be/7XYWGIuBy5s
▽綱の前で口上を唱えます。
▽刀を激しく振り回します。
▽ズバッと綱を伐ります!
▽若手による元気で激しいお囃子
なお、伐られた綱は牛に与えると健康になるという言い伝えもあり♪
緊張感と情熱のある舞とお囃子をありがとうございましたm(__)m
(5)まとめ|地元に愛され続ける豊後大野のお祭り
コロナ禍で地域のお祭りも自粛ムードの中、神明社ではにぎやかに開催♪
やはり33年に一度という大切なお祭りであり、こういうご時世だからこそ疫病退散の想いもあるかも知れません。
私は異なる地区の人間ですが、同じ町内であり、なじみの方々も多かったです♪
ゆえに、私に声かけくださったり、お菓子をいただいたり(笑)
このにぎやかで明るい雰囲気がこれからも続きますように✨ 疫病退散!
そして、お祭りや郷土芸能を継承されている方々にも感謝✨
過疎化が進み、お祭りや郷土芸能の継承が難しいという状況が全国各地であるようです。
そんな中、地域の方々が協力したり、各地の若者が文化継承に励んだり。
先述のとおり、遷宮が20~30年に一度レベルに行われる理由のひとつに、「文化や建築技術の継承を行うため」もございます。
遷宮を機に、若い世代へお祭りや神社建築を伝えるものです。
先日の大分合同新聞の一面にて、「コロナ禍で行事が自粛・中止→伝統の継承が困難に」と大きく取り上げられておりました。
1~2年レベルの中止でも、継承が困難という現実を痛感。
今回の本遷宮は無事に行われ、関係者もほっとされたでしょう。みなさまお疲れさまでしたm(__)m
また33年後にお会いしましょう✋(もしくは中遷宮で16~17年後(笑))
以上です(`・ω・´)ゞ最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m
☆「神楽👹」動画集→https://youtube.com/playlist?list=PLCP8H0iqHBwAosSliscfHBGaa6toOM7_u
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<大分県豊後大野市青年団なないろベース>
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