松尾湯立て神楽 | いっちきち!やっちきち!豊後大野

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大分県のなないろベース(豊後大野市青年団)のブログです。活動のこと、豊後大野市のことを紹介します!


テーマ:

”火花舞う 荒神も舞う 湯立神楽”

豊後大野カルタ27番、「ひ」の句ですね!

 

こんばんは、事務局タカッチです!

 

本日、三重町松尾地区で、湯立て神楽開催温泉

釜でお湯を沸かし、その中に人が入るという湯立て神楽。

これまで、三重町上田原佐伯市直川(※タカッチ個人ブログへ)の湯立て神楽は拝見あり。

今回の松尾は初拝見!

楽しみでした^^

以下、松尾湯立て神楽の模様をご紹介いたしますm(__)m

<目次(※当日の時系列と一部異なります)>

(0)松尾湯立て神楽のご紹介

(1)松尾獅子舞

(2)松尾子ども神楽

(3)松尾神楽

(4)湯立て神楽

 

 

(0)松尾湯立て神楽のご紹介

松尾地区では、数年に一度、湯立て神楽を開催。

今回は約9年ぶりだとか!
(恥ずかしながら、今回初めて、松尾地区にも湯立て神楽があることを知りました。)

湯立て神楽が行われるのは、松尾神楽・松尾獅子舞巻物伝授式の年。

詳細はあいにく不詳ですが、おそらく、代表交代(まさに巻物を新代表に引き継ぐ)だと私は考えております。

伝授式自体は、昨年10月に実施。

ただ、湯立て神楽については、寒い時期が相応しいということで、今回建国記念の日に挙行とのことです。

 

また、松尾湯立て神楽の起源は、盟神探湯(くかたち)。

古代の裁判と捉えてください。

罪の疑いをかけられた者は、熱くたぎった湯につけられる→やけどなし=罪なしと判断されました。

松尾の場合、武内宿禰兄弟の神話に由来だそうです。

(cf:同じ三重町の上田原湯立て神楽=修行僧由来だとか。)

 

(1)松尾獅子舞

まずは、獅子舞をご紹介。

西山古神流という、日向系統の流派。

文化4(1807)年、同じ三重町の川辺地区から伝授。

2頭(1頭2人)で、それぞれが別の動きをするのが特徴。

(Cf:私の所属する新殿獅子→御嶽流、4頭(1頭2人)、鳥居場揃い獅子(横並びで一緒の動き))

今回は五方舞を奉納。

初めて拝見。

同じ市内ですが、舞も格好も大きく異なります。

ただ、地吹・中など、共通した演目もあり。

同じ市内でそれぞれの文化を学ぶ…奥が深く面白いです^^

 

 

(2)松尾子ども神楽

松尾神楽の継承を目的に結成され、今年で13年目。

確実に後継者が育っているようです!

今回は初デビューの楽員も!

今回は2番奉納!

 

○「五方礼始(ごほうれいし)」

五方を清め、神楽の始まりを飾る演目。

みな姿勢がよく堂々としており、笑顔な姿が素晴らしかったです☆

上手です!

○「剣(つるぎ)」

刀をもって奉納。

浅草流のテンポが速く、軽快で勇壮な舞。

元気よく揃って舞っており、あっぱれ☆

 

(3)松尾神楽

続いては大人の神楽。

新楽長のもと、2番奉納!

 

○「綱伐(つなきり)」

大蛇退治の神話を簡素化した演目。

綱を大蛇に見立てて、真剣で伐る…大野系神楽の特徴的な演目の一つです。

今回は、前楽長(現区長)が区の繁栄を祈願し、新楽長が全身全霊で奉納!

その迫力に、会場から自然と大喝采が☆

○「五穀舞(ごこくまい)」

スサノオノミコトが不愉快なおもてなしをした保食神を斬り殺す→その遺体から五穀の種が生じる→それを田畑に蒔く演目。

餅まきで大賑わい♪

▽なお、餅まきでまかれる餅のことを、豊後大野では「しとぎ」と呼びます☆

 (しとぎ餅は焼いてはいけないと祖母から習いましたが、みなさまはそのような言い伝えを聞いたことがございますか??火事になるからだとか。)

 

(4)湯立て神楽

今回のメインです!

湯立て神楽には、いくつかの段取り・演目がございます。

5つに分けてご紹介。

 

1)神事(水入れ式・火入れ式)

大きな行事であり、危険とも隣り合わせ背の湯立て神楽。

丁重に神事が行われます。

 

▽宮司による神事

▽楽員全員によるお参り

▽水入れ式

▽火入れ式

 釜や土の舞台は、地域の方が日数をかけて作られたそうです。

 雨や雪も続き、苦労されたのだとか。

さて、湯立てに使われる水は、高千穂の真名井の神水を使用。

(前日に楽員が汲まれたそうです。大木の根元に湧く神聖な水とのこと。)

これを神事でたぎらせ、観客に無病息災として振舞われます。

あたたかさありの神水でした☆

2)禊

湯立て神楽舞手5名が、冷たい水で、ふんどし一丁の体を清めます!

極寒の中、見ているこちらが凍えそうな中、すごいです!(笑)

さあ、辺りも暗くなり、湯立て神楽本番!

 

3)湯玉とり

盟神探湯でいう裁判官の登場。

祝詞を唱えて湯を清め、湯の魂を神前に捧げます。

▽動画(30秒)

 

4)荒神

「湯はちゃんとたぎっちょるかえ~!!」

火の神、荒神が四方を清めながら、湯を確認します。

そして、地面にあるおき(燃えた木)を蹴散らします!

5)湯かぶり

フィナーレです!

白装束の2人が、湯をかきまぜ、散らします。

▽湯かきまぜ動画(20秒)

▽湯を散らす動画(9秒)

そして、ついに…

湯につかり、湯立て神楽終了。

▽湯かぶりで使用した熊笹が、観客に振舞われました。

 ありがとうございますm(__)m

寒い中、楽員のみなさまお疲れ様でしたm(__)m

また、会場では、地域の方によるしし鍋(前日とれたばかりの新鮮肉!)&甘酒の振る舞いも♪

こちらも大変ありがとうございましたm(__)m

初めての松尾湯立て神楽。

貴重な神楽を拝見できたこと、まずは純粋に興奮し、嬉しかったです☆

豊後大野はお祭り・郷土芸能の宝庫だと、改めて感じました。

また、地域で祭りや行事を大切にされていることも感じました☆

巻物もきちんと残り引き継がれているようですし、子どもから高齢者まで文化を継承し、祭りを運営され、観客をおもてなしされ。

寒い環境でしたが、心温まる湯立て神楽でした☆

改めまして、みなさまありがとうございましたm(__)m

 

 

先述のとおり、豊後大野にはたくさんの郷土芸能や祭りがあり、それを守られる方々も多くいらっしゃいます。

(私はじめ、なないろベースメンバーでも、郷土芸能に携わるメンバーもおります。)

弊ブログでは、引き続きこうしたお祭りをみなさまに紹介してまいりますm(__)m

(もちろん、すべてのまつりに参加はできません…ご容赦願いますm(__)m)

僭越ながら、いつか弊ブログが後年への記録や参考文献になれば幸いという想いもございます。

私もできる形で、今後も各地の郷土芸能やお祭りを応援いたします!

 

以上、松尾湯立て神楽の模様でした!

長文を最後までご覧いただき、ありがとうございましたm(__)m

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