脳心理学セラピストのNanaです
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→つづき
エリザベスは、何度言っても妻の元に会いに行くチャールズに嫌気がさしていました。
継母が家に来るまではずっとお手伝いさんに身の回りの事をしてもらっていたエリザベスは、家事などした事がありません。上の3姉妹を風呂炊き、食事の用意などをさせて、気が利かないと箒で叩き回っていました。
貸したアパートの収入も、現代のように振込などないので、毎月自分の足で集金に行かなくてはいけません。集金に行くと居ないふりをする住人、「今月だけ待って欲しい」とせがむ住人、身内の可哀想な話をして必死に家賃滞納を計る住人、と、どいつもこいつも信用ならない人間ばかりです。最初は家賃支払いを待っていたエリザベスでしたが、さすがに、堪忍袋が切れて、家賃を払わない住人はすぐさま家財道具と共に放り出し、次の住人に部屋を貸し、また滞納し始めると次の住人に部屋を貸す。安い部屋なのですぐに住人は見つかり、エリザベスは常に大金を手にしていましたが、その大金を狙って税務署や銀行が来ては、「払っていないお金はないか?」「お金を増やすために融資をしないか?」と声をかけにくるのです。
エリザベスはそんな甘い言葉に騙されたりはしません。しっかりお金を握り締め、毎晩お金を数えるのが楽しみで、財布にはいつも札束を入れて眺めるのが楽しみでした。
とある日、チャールズの1番目の男の子ブラウンが正妻はパープルなのだからこの状況はおかしい!と、裁判をかけてきたのです。
確かに、今のままではエリザベスは愛人。
正妻が勝訴するかと思いきや、裁判所は、「子供が4人いて、ずっとエリザベスと暮らしているのだから、パープルはチャールズと別れてあげなさい」という判決を下したのです。
その裁判後、パープルは失意の内に亡くなりました。
エリザベスはお金を持っている自分が勝訴した!お金が全てなのだと、今まで僻んでどうしようもない状況すら変えられた幸運に自信を持ちました。
晴れて正妻の座を手に入れたエリザベスでしたが、チャールズよりも1番下の男の子ピーちゃんだけがエリザベスの癒しでした。
ピーちゃんはすくすく育ち、やがてクリスタルという女性と結婚しました。
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