駆け込み女と駆け出し男

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炊事と銭湯の場面がすごく好き。

垢をこするところはこうなってるのかとか、

湯までけっこう離れてるなとか、

江戸の風景が見れてとても楽しいラブ

 

馬琴先生の里見八犬伝も、

いろいろ言われてたんだな〜

 

 

鎌倉にある縁切り寺、駆け込み寺の

東慶寺が舞台。

離縁を望む女性の保護と救済をしていた寺で、

2千人以上の女性が救われたという。

1870年に終わったとか。

 

男子禁制だから、病気になった人を診るとき

目を見たらダメとか

お尻を見たらダメとか

法秀尼さまとのやり取りにワロタ笑い泣き

 

親分が押し掛けて来て、柏屋での

「火あぶりまで45年」と言う話も

声を出して笑った。

 

 

離縁するのに、相手が応じなかったら

大変なことになるね汗

やばい夫はどこまでもやばい...

 

 

男子禁制の東慶寺に入る前に、

柏屋で事情を聞いてから入る。

 

鉄練りのじょごは、顔に水ぶくれを作っていた。

夫が自分に仕事を押し付けて女遊びばっかりして、

もう耐えられなく東慶寺へ。

 

お吟は実は病気で、

悪くかっこいい惚れた男が

自分のために涙を流したら千年の恋も覚めると

東慶寺へ駆け込んだ。

病気になれば人は変わるし、

自分以外の女に行く姿も見たくなかったんだろうな。

 

堀切屋三郎衛門は、お吟が寺から出て亡くなるとき、

柏屋の前で念仏?を唱えてた。

最期までお吟を想っていたのが、

すごく良い照れハート

 

じょごとお吟が東慶寺に駆け込むとき、

ほんとハラハラしたし、

二人の友情がなんかほっこりできた。

 

 

柏屋源兵衛(女)の縁者で

戯作者に憧れる医者見習いの中村信次郎や、

鉄練りのじょご、お吟、法秀尼さま、

曲亭馬琴、堀切屋三郎衛門が

すごい味があったチュー


鬼滅の刃もそうだけど、この映画も

人を想う姿にぐっと来る。

 

 

最後は、じょごは復縁はせず、

信次郎とくっついて

馬琴先生のところへ行ったのがまた良かった。

 

 

日本の江戸はいいな〜ラブラブラブ

面白かった。