なむ子です(*^▽^*)
昨日は都内江東区に半日ほどおりました。
古い知り合いの葬儀社さんに会いに行ってきたのですが、
その葬儀社さん、いまだに葬儀の度に、
テント2張りをご自分で張って、
白木祭壇も自分ひとりで組むという地元密着型の葬儀社さんです。
こんな暑い時期のテント張りはキツイですよ~~~(;´Д`)ノ
さて、、、前回の記事 の続きです。
あ、ちなみにですね、、、
ただいまお昼の「時分時(じぶんどき)」ですが、
モノをいただきながら今日の記事を読むことはお勧めしません(b^-゜)
火葬後のお骨には赤や青、緑や黒などの色がつくことがあります。
人によっては「病気のせい」だとか「患部が変色して、、」などの
まことしやかな俗説を信じていらっしゃる人もいるようですが、
色の理由はハッキリしていないというのが正しいようです。
・・・というのも、確かにある病気の抗生剤によって
骨が青や緑に変色することはあるそうですが、
「それが火葬後まで残るかどうかわからない」(法医学教授談)
からです。
実際なむ子が目にしてきたお骨は病気の度合いによらず
ほとんどが白色または乳白色のものでしたし。。。
(全身「真緑」だったのは1回だけでした)
ただ、どのお骨も全部が全部真っ白、、というわけではなく、
ところどころに色味がこびりついている程度で、
それが患部に当たるのかどうかも分からない感じです。
火夫さんがお骨の説明の際の口上でよく言うのは
「お花や副葬品の色が映ったんですね~」ということですが、
赤いお花を入れたからと言って必ず赤い色が出るわけでもなく
また赤いお花をいれなくても赤い色が出たりします。
副葬品を入れない時も黒い塊が残ることもありますし、
どっさり副葬品を入れた場合でも
真っ白なお骨が残ることもあります。
つまりですね、、、
安易に「○色が出たから癌だ!」「○色だからここが悪かった」
などというふうには言えない、ということなんです。
関東火葬施設事業協同組合発行の「近代英国火葬史」
(1981年)は、英国での4つの講演録を収めていますが、
そのなかで、、、
『緑色は(火葬)件数の1%に発生して、鉄または銅によるものと
思われる。ピンク色は件数の15ないし20%に生じ銅による』
『鉄、銅などはすべて通常の骨に見いだされる』
以上 2006年12月27日読売新聞より抜粋
よくお骨の顔の部分や頭蓋骨の部分に赤い色が
出ていることがあります。
お花入れの際に赤いカトレアをお顔周りに飾ることが多いため
カトレアの色が出たんだ、とか
頭の毛細血管の色がついたんだ、など
言われることが多いようですが
なむ子が思うところ、、、
虫歯治療の詰めものの金属の色が出た、とも考えられますね。
生前の食習慣や、金属類を取り込みやすい環境にいたかどうかも
影響しているんじゃないかな、とも思います。
また、色だけでなく「もの」の塊が出てくることについて、、、
古い火葬場では炉に冷却装置が付いていないところもあり
火葬された骨がそのまま炉から出てくることがあります。
そういった火葬場では、
炉から出される時の立ち会いはなく、
ある程度お骨を冷ました後、別の収骨台にお骨が移されてから
ようやくご家族との対面、という形にご案内されると思います。
、、、というのも、人体のある部分や老廃物などは
火葬されても残ってしまうものもあるからです。
(とてもスゴイ臭いがします(>_<)!)
できるだけご家族の目に触れないよう、
火夫さんたちがお骨だけをより分けているのです。
これら老廃物などは臭いや形がグロテスクなため病巣だ、と
勘違いする人もいるようですが、
これは「うんちゃん」なんですよ(〃∇〃)
たいていどなたにもあるものです。
あとは●←こんな感じの炭の塊も出てくることがありますが、
なんと!コレは「枕飯」だったりするんですね~。
丸めたご飯は燃え尽きずに炭になっちゃうんです(b^-゜)
最後に火葬の副葬品に関する注意事項を
スイカなどの水分の多い果物などは禁止されています。
燃えて形が残る、、、というのもあるのですが、
あまり水分の多い果物を高熱の炉に入れると
はじけちゃいますよ~~、、、ヽ(*'0'*)ツ
一度炉が壊れますと、修理に200万円~程の費用が
かかるそうですからね、お気をつけください(*^-^)b

たいへん「南無なむ・・」でございます(^人^)
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■