盲点に気づくには?〜姿勢と動きの整体院に行ってきました | 大阪 全国【赤ちゃんのようなしなやかな心身を取り戻そう】(旧 和のウォーキング整体)

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「違いの分かる」脳・神経を発達させてみませんか?
赤ちゃんの運動発達をたどる「体の声を聴く」動きのレッスン。

慢性の心身の不調・自律神経の悩み・発達の凸凹やグレーゾーン・動きの質を向上

杉本康紀です。

 

川西能瀬口まで姿勢と動きの整体院に行ってきました。

 

 

 

きっかけは12月から始まる部活動指導の準備のためのテニスの練習

買ったシューズが合わず、もともとの体の弱点がスポーツの負荷に耐えられてない感じ。

で古傷のある右膝(お皿の下正中)に痛み

 

「これはまずい…」ということでたまたまyoutubeで見たこちらの動画から

以前なんどか勉強会に参加してお知り合いの大重先生のところにインソール作成のグラインダーあったなぁと思って検索してみたら同じ入谷式。

 

 

関連 形にはめるのではなく、動きを変えるために感覚入力をしてみて反応を確かめることを大事にしているんですね

 

 

歯と足にはお金をかけろ」と言われているのを聞いたことがあります。

世間一般では違う意味(審美やステータス)かもしれませんが。

 

さっそくご連絡して、お邪魔してきました。

せっかくなのでインソールだけでなく、体の状態を一通りみていただいた上で

インソールもお願いしようと思っていたところ

「時間もかかりますし(施術で1時間、インソール作成で2〜3時間)、

よければ施術・運動指導時間内で、インソール作成の検査と簡易のもので試してみませんか?」

とご提案。役得ですね。ありがたくお願いしました。

 

 

 

 

もともとテニスを競技でしていた頃から、右半身がイマイチで

大体の自分の体の傾向は把握しているのですが、

結局、どこがボトルネックなのか?

  • 足?
  • 骨盤?
  • 背骨?
  • 歯?
  • 呼吸?
  • 目?
仮説は立てて色々やるんですが、自分を客観的に見るということはなかなか難しく
結論は出ていませんでした。
 
 
自分の見立てを紙に書いてお渡ししました。
  • 右膝ニーイン、右股関節内旋
  • 右内側アーチがハイアーチ
  • 右かかと過回内
  • 右大腰筋かたい
  • 左ハムかたい
  • 右手首内旋して加重すると痛い
  • 右目悪かった
  • 右上奥歯抜いている(顎関節症:痛みはなし)
  • 体幹左回旋・右側屈しにくい
 
 
実はシューズに関しては、急ぎで別の薄いソールでアッパーの柔らかい
足の動きを邪魔しない靴を買ったのでとりあえずオッケーなのですが
テニスを久しぶりに再開して
背骨の腰胸移行部が気になることをお伝えして、セッション開始。
 
 
結論としては、腰胸移行部は肋骨が動いてない分、動きすぎで違和感が出ているのだろうとのこと
右膝の直接の要因は骨盤が前傾しにくいのでパワーポジション(スクワットとかランジの姿勢)を取った時に大腿直筋にテンションがかかってお皿の動きを邪魔して痛みが出ている。
 
 
で、肩甲骨を動かしながら肋骨の動きを促すエクササイズをすると
股関節の違和感が軽減!
 
 
他にも色々みてもらって、動いたり、動かしてもらったりしていい感じに。
 
 
 
さて、その後にインソール
まずは伸縮性のあるテーピングで歩行や感覚の変化のチェック
施術もそうなんですが筋反射を見て、アプローチして確かめるということを繰り返して頂けるので
とても受け手にも分かりやすい!
 
で、一箇所変わると、他も変わるから
兼ね合いを考えながら、右足・左足をそれぞれ少しずつ変えながら確認していく。
時間がかかるのも納得です。
 
 
 
テーピングで方向性を決めたら
今度はインソールを作るために
足裏にあてゴム?皮?を貼って歩いた感じを確認。
mm単位で微調整してもらいました。
(本チャンだと、インソールを削る際0.25mm単位で仕上げていくそう。職人技ですね)
 
 
 
 
最後にシューズに簡易でゴム片を貼って、最終確認。
靴自体の影響もあるので、それも踏まえて微調整して
楽に安定して歩けるように仕上げていただきました!
 
※元のインソールが分厚くて柔らかいのが嫌なので抜いていて
 提案していただいた、100均一の薄いインソールで
 ゴム片が剥がれないようにしました。
 どこに貼ったかは秘密にしときます m(_ _)m
 
 
 
 
セッション中いろいろおしゃべりをしたのですが
あーだこーだと、議論を戦わせるのではなく
こんなこと考えてやってます
ということを聞けるのはとても楽しい時間でした。
 
 
 
こもってばかりいると
視野が固定されたり
同じ見方でヒトをみてしまう可能性が出てきます。
 
 
運動選手でも成績がいい人ほど
感覚の小さな違いに気づけるとおっしゃていて
「やっぱり!」と思いました。
 
 
日頃の臨床でも
こちらからすると「変わった!よしよし。」と思っていても
本人は「よく分からん」ということはよくあります。
そして、そう言う人ほどドロップアウトしがちです。
(本人の期待値の高さやニーズの狭さも影響しているかも)
 
 
個人的に思うのは
慢性的に悩んでいるなら
自分の判断基準を見直してみてはどうか?
ということです。
 
 
だれしも善かれと思っていろいろやっています。
でもそれでうまくいっていないなら
そもそも、どこかピントがずれているのでは?
という視点が大事だと思います。
 
 
 
 
だからこそ守・破・離の最初は「守」(素直に言われた通りにする)
ことが大事です。
 
※今は情報が溢れていて、誰のことを聞くのか?という嗅覚も必要なんですが
 それがないからこその、「守」なんですが
 ここはなかなか難しいところだと思います。
 僕から言えるのは、甘い話に気をつけろと言うことぐらいでしょうか。
 (見たいものだけを見ていて、結果が変わらないなら‥‥)
 オレ様(独自)理論を押し付けてくる人も個人的には好みではないです。
 普通に、色々な可能性を検討して、妥当性の高いもので検証して確かめてくれる、
 ちゃんと地に足のついたことを言ってくれる人の方が僕は信頼します。
 あと、「分からないことを分からない」と言える人も信頼できる気がします。
 
 
 
 
さて、家に帰って
教わった動きと同じやつ(いつもやってるお気に入りだけど苦手なやつ)をやっています。
 
こんな感じ

背骨が動かないように、肋骨を動かすことは基本無理です。
なので「どこに注目しながら動きを模索するか?」
で結果がだいぶ変わってきます。
楽しみながら、試行錯誤していきたいと思います。
 
大重先生、ありがとうございました!
 
 
 
 
 

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