なまずのつぶやき

自負のほとばしり その2

自負のほとばしり その2あんなときこんな本情と理 後藤田正晴②政治資金の問題政治資金集めの手法一例が記されている。「竹下さんは僕に後藤田さん、すまんけど徳島県で俺の後援会を作ってくれんか、と言うんだ。いいよ、作るよ、と言う。そうすると150人か200人くらいいるわけだよ。それで月2万円の会費で年に24万円、とやっていけばいい。そうした後援組織を全国で作った。そしてその県ごとに政治団体が違うんだ」と、、、その他にも政治資金のIn, Out,管理に多くの既存法をすり抜ける方法があるらしい。議員立法でIn/Out,管理に透明性が確保できる改革できるのかしら。

自負のほとばしり

自負のほとばしり その1あんなときこんな本情と理 後藤田正晴高級官僚から政権の中枢閣僚を務めた後藤田正晴の口述筆記録である。先の戦争を生き残った超エリートの戦後の生き方の一例かなと読んでみた、保阪さんの推薦もあり。'自負'がほとばしっているが、最後まで読めた。リクルート事件を受けて政治改革委員会・委員長として政治改革に取り組んだ。実現まで6年かかった、与野党とも党利党略・個利個略故に。その時の具体的内容:①政治家、政党の政治に対する基本的な倫理観の回復②政治資金の問題(In/Out,透明性)③国会審議の非効率、分かり難さ問題④派閥連合になっている硬直化した自民党の運営裏金問題みると上記全て再発だわ

リーダーには最高のモラルが求められる

リーダーには最高のモラルが求められるこんなとき、あんな本保阪正康さんのことばである。氏は昭和史を検証し教訓化して次の世代に伝えることが戦後の民主主義を生きてきた自らの責務と捉えてきたという。久しぶりに関連の近作を読んだ。・昭和史 七つの裏側・後世にに残したい名著と人物・陰謀の日本近現代「なぜああいう昭和の前期のような時代があったのだろうか、なぜ我々は国は戦争という選択をしたのだろうか」昭和史の資料を調べ探し出し読込み、インタビューにより当事者の記憶を引出し個々の昭和史の事象を検証し、史実と背景を文書にしてきたのだ。日本社会が右翼化しているという近年、正しい昭和史を知るために読んで欲しい3冊である。・後世に残したい、、、 第1、2章の末尾に名著の推薦リストあり自民党国会議員のみならず全国会議員の皆様、リーダーたらんとするならばお忘れなきよう'モラル'は。https://profile.ameba.jp/me

政治裏金問題

裏金問題つぶやき何なんだ。巨額な裏金を貰って黙っていた。見つかったら、貰いました、政治活動に使ったので収支報告書を修正しました、以上です。これでだんまり、謝罪も無し。非公開の政倫審という政治ショーをするという、勝ってにやっていれば!以下が何故できないのだろうか。対象の国会議員各自が公開の場で説明する。各自の受け取った裏金の収支を説明する。収支が説明できなければ、何故できないのか説明する。その上で、倫理的に自らの行動に非があると思うなら、それが何であるかを明らかにし謝罪する。プロフィールページhttps://profile.ameba.jp/me

アメンバー限定記事光秀の定理より

直木賞受賞作

直木賞受賞作あんなときこんな本近年の直木賞受賞作10年ほど遡って読んでみた。図書館だよりで近々作品は順番待ちが長くパスした。さすが直木賞作品どれも楽しめた。時代を反映した問題や歪みが作家の視点を通してここそこに描かれている。ドキッとさせられるやら考えさせられるやら刺激になった。ニュースの上っ面で流すのではなく、物語を通して世情の問題や歪みを一歩深く知ることになるだろう。読書を始めようとしている人、入口はここからがおすすめです。（アメブロ）｜Amebaで無料ブログを始めようhttps://ameblo.jp/

2023/01/21

直木賞受賞作1こんなときあんな本しばらく近年の直木賞受賞作10年ほど遡って読んでみた。図書館だよりてわ近作品は順番待ちでパス。さすが直木賞作品どれも楽しめた。時代を反映した問題や歪みが作家の視点を通して描かれている。ドキッとさせられるやら考えさせられるやら刺激になった。ニュースの上っ面で流すのではなく、物語を通して世情の問題や歪みを一歩深く知ることになるだろう。多くの人に読んでもらいたい。プロフィールページhttps://profile.ameba.jp/me

絵師ひとすじの女

「白光」　朝井まかてこんなときあんな本山下りんの生涯である。笠間藩の下級武士の娘として安政4年に生まれる。明治維新をうけて我も女絵師として開花しようと生きていく。強い意志と凄まじい習練と努力の人生が描写されていく。山下りん、ロシア正教会のイコン画家であることは「街道をゆく」で概略は読み知っていはいたが、本書を読み改めて武家教育で育ち明治を迎えた若者の苦闘はいかほどであったかと改めて感じいる。また、ニコライのような宣教師が居たことにもこの時期の熱を思う。ニコライに関しては「ニコライと明治日本」岩波新書が良い。https://profile.ameba.jp/me

司馬遼太郎記念館

司馬遼太郎記念館近鉄奈良線河内小阪駅、ナビを頼りに記念館を目指す。閑静な住宅街にあると思いきや意外、せせっこましい道をたどる、ここは大阪や。自動販売機でチケットを買う500円、記念館入口でチケットがパンフに交換されるとのこと。途中、書斎が庭に面してガラス窓越しに公開されている雑誌でみた白い毛皮の椅子、書棚、、、記念館に入る。地下に下りメインは壁一面の書棚。楕円形テーブルの一角の席に座り書棚を見上げる。左側が辞書や資料、膨大な量、書棚の途中までアクセスできる可動式の階段棚、雑誌で見た景色である。今日は平日の金曜日訪問者は少く、他に座るろうとする人もいない。静な地下、地上階の解説ビデオの音声が繰返し流れてくる。憧れていた記念館、様々思い起こし過ごせた。立派な記念館、維持管理費も大変なものだろうと、、、。

他者が他者であること

他者が他者であることこんなときあんな本他者が他者であること　　宮城谷昌光著者は小説家である。　さらに細かく分類するなら歴史小説家である。この著者が『歴史小説』とは何かを定義するに至った思考の経緯をこの本のタイトルにもなっている『他者が他者であること』という一文にしている。自身の小説の原理を問いなおしたとき、自分は感性と理性とで創作活動を行ってきた。ことばの純度を高める方法論をおしすすめていくうちに、人間が乖離することに気づいた、、、これでは小説は書けない、、、5、6年の模索の末、『悟性』の不足のせいではないか、経験にうらうちされた理性が『悟性』というならと。この気づき以降、他者とは:他者は自分の外なる他者で、自分の安危にかかわりなく存在する者であり、理性ではなく悟性をそなえてはじめて理解の糸口をみつけうる存在であり、そうでなければ感情によって多少の出入りはあるがまったく無関係な存在である。そういう他者がこの世に、この世界に満ちていて、おおかたは社会構造などによって無自覚に助けあって生きている。人の存在に対する問いかけがなされ、小説といえる。その点で『史記』司馬遷は、個人を彫琢度が違う。人への問いかけの深さが違う。『人は豊かでありたい。その願いは、何においても共通であろう。そういう自分があるということは、そういう他者がいるということであるすべてはそこから発せられるようにおもわれる』。人へのとの文で締めくくられている。

やばい

やばいつぶやき最近アウトプット力が落ちてきたと感じている、、、本もそれなりのペースで読んでいて、メモも録っているのだが、、、さて、語りたいことを自分の文章にしようとするとさっさと出力できないのだ、、、老化であろう、、、久々に開きなおって書いてみる。日本政府のCOVID19対策プリンシプルを持たない政府、政治家を象徴している。民主主義における自由、権利、義務、、、の意味を理解しようよ!!世界に誇れる憲法を持ちながら、何故そこに記述されていると法の言葉の意味を理解しようとしないのか、、、政府、行政は国民の命、生活を守ることが責務、これをやる。国民の命vs国家の経済ではない、国民の命を守った後に経済など諸々がある。くどいが、命を守るには治療のための医療体制を作る。感染の拡大を防止する対策をこうじて実施する。具体策は世界のベストプラクティスを学べばよい、資金力もある。国民は自由である、但し公共益に関する行動はしてはならない。公共益に反する行為とは感染を拡大してしまう行為である。

学問の自由

学問の自由なまず～゜・_・゜～ごときが「世界」　12月号学術会議任命拒否問題、副題　ファッションの構図を読み解くから。保坂正康さんと上野千鶴子さんが学問の自由に関して危機感を持って対談している。現政権は前政権から続くファシズム的な方向をさらに一歩進める内閣であり、本丸は学術会議潰しであると、、、、。以下、引用；「なぜ学問の自由が大事かというと、学問の世界は異論だらけです。たとえ少数意見でも、エビデンスとロジックがあれば誰でも反論できる。それに従うからこそ私たちは学問の公正さを信じていられるのです。私は政権がやっていることは完全に矛盾していると思いますよ。科学技術イノベーションがこれからの生命線だと言っている。しかし異論のないところにイノベーションは起きません。異論を排除したら学術も文化も死んでしまう」学問の世界はこうであって欲しいと願うばかりである。

日本のコロナ対策の評価は

日本のコロナ対策の評価はなまず～゜・_・゜～ごときが『世界』岩波書店に10月号から連載されているレポート、コロナ世界と分水領に日本におけるコロナ対策のこれ迄の事実が記されている。コロナ戦記は、まさしく日本での感染の広まりとその対策（戦い)の実情である。分水嶺は、副題に示されている”ドキュメント　コロナ対策専門委員会”どのように組織化されどのように活動してきたかを物語るものである。多くの人たちに読んでもらいたいレポートである。なまずの思い過ごしかも知れないが、コロナ感染対策への内閣、与野党国会議員、高級官僚の感度の鈍さ、リーダーシップの欠如が気にかかる。特に与党の専制的な政治・行政の成り行きに不安を感じている。

記憶の不思議

記憶の不思議つぶやき『記憶に御座いません』、そんな映画もありました。主役は政治家だった。都合の悪いことは忘れたと答える、常套句だ。近ごろは記録さえも改竄、廃棄してしまう、、、、『良いことをしたら忘れろ、悪いことをしたら覚えておけ』、小さな村イタリアというTVで父の言葉として大切に生きてきたと語る村人がいた。政治家や高級官僚は、何時から『悪いことをしたら忘れろ、良いことをしたら覚えておけ』と教育されるのだろうか。Dimentica quando hai facco un nene, ricorda quand hai facco un male.上記イタリア語はnamazooの訳文、正しいかは保証しない(笑)

政治家は宮城谷作品を読んで

政治家は宮城谷作品を読んでこんなとき、あんな本政治家の倫理観が劣化しすぎていると思うのは、なまずだけではないだろう。とりあえず中国古典を読み、時の高官の行動、言葉、倫理観を学んで欲しいものだ。少なくとも先の首相のもりかけさくら問題や現首相のような自身の不都合を隠蔽、追求のはぐらかし、沈黙、、、、説明責任という言葉が虚しくなるような言動は少しは改善されるかと。宮城谷作品の入口は『三国志読本』が良い。多様な対談者との対談も中味が濃い。それにしても、さくら問題は終わりにしてはならい事件です。

リーダーのことば

リーダーのことばつぶやき昨日の首相の緊急事態宣言時の締めの言葉に唖然とした。『、、、、挨拶です』[緊急事態宣言]発出に際する首相としての挨拶なのですねと、、、。言葉が伝わってこない!残念過ぎます。昨年2月以降ひたすら自粛し我が身を守るしかなかった70歳前のじじいには虚しさだけしか感じられない。ニュースとして世界中に配信されていると思うとナサケナイ挨拶だった。

科学のこぼれ話から

科学のこぼれ話からこんなとき、あんな本銀河の片隅で科学夜話　全　卓樹興味を持ったこぼれ話を二つ紹介する。ペイジランク人の世評はどのように決まっていくのか。人の評価は個々人の何かの美質に基づいているのは違いないが有能さだけではない。何でどのように決めているのだろうか。スタンフォード大学院生のペイジとプリンがこの計算手法をウェブページの評判に関して編み出した。詳細な論文を書き特許をとり、これを基にウェブページの検索エンジンを作った、Googleのペイジランクである。世界中のウェブページの検索順位はこのペイジランクで決められている。トロッコ問題炭鉱の採掘現場でブレーキが壊れて暴走するトロッコ、線路の先には5人の工夫がいる。切替路線の先には別な１人の工夫がいる。あなたは路線切替機の隣にいる、あなたは、どうする？AIによる自動運転の実用化が視野に入っているとき、どのような倫理的判断を行うかについての大規模な調査が必要ではないか。地球全体を網羅した大規模な調査は既に行われている。全世界の100万を超える被験者から4000万の回答を得て、９つの論理的性向として整理され2018年秋にネイチャー誌に発表された。（MITメディア研のイヤド・ラハワン博士）人類共通の結果として、より沢山の人命を救おうとする傾向、老人より若者を救おうとする傾向が確認された。また倫理哲学的性向として「西洋型」、「東洋型」、「南洋型」がネットワーク・クラスター分析から浮かび上がったという。因みに９つの倫理的性向は；無行動選好、歩行者保護、女性保護、健康者保護、合法的保護、高位者保護、若者保護、多数者保護、人類保護である。これに刺激を受けて月刊の科学雑誌を読んでみようかなと思って書店や図書館を覗いてみたが、目につくのは「ニュートン」くらいで、この国の科学に対する関心は薄れてしまっている。

安倍政権の継承はまっぴらだ

安倍政権の継承はまっぴらだなまず　～゜・_・゜～　ごときがモリカケサクラ、国民が納得できる「説明責任」はされなかった。次期政権でも「説明責任」は果たさないらしい。強権、忖度の政治が続くということだ。総裁選の討論、石破さんが一番真っ当な発言をされていたと～゜・_・゜～は感じたのだが、、、自民党の国会議員と自民党員の支持は真逆であった。次回国政選挙、野党に投票する.

許せないこと二つ

許せないこと二つなまず　～゜・_・゜～　ごときが安倍首相は難病で辞任した。それは本人にとって不幸なことであったろう。が、国民～゜・_・゜～として絶対に許せないことが二つある。一つは、森友問題である。土地売却に関わる近畿理財局の記録の改ざんである。改ざん前の実務者の間尺に合わないことをやらされたことへの無念を込めた記録である（ここまで書くかと思われる内容だ、詳細は2018.3.18付け新聞記事参照）。この担当者の思いを真っ当に捉える上司がいて、あの記録が残った。それが、首相の答弁に反応した更なる高級官僚の忖度による指示で改ざんされた。改ざんの担当者の心痛如何ばかりかである。客観的な事実の調査指示をし報告しなければならい。許せない。二つめは、桜を見る会の問題である。みみっちくて、情けな過ぎる。一国の首相が国税で催される晴れの会に後援会会員多数を招いた。国費による選挙活動だ。バレたら即刻記録を焼却、今年はやらない、、、逃げの一手。許せない。

歴史観を涵養する

歴史観を涵養するこんなとき、あんな本年齢に関わりなく歴史を学び自分なりの歴史観を涵養して欲しい。特に幕末から昭和まで、日本が近代国会を目指しGDP世界2位となったまでの歴史を学ん、''日本人とは''を考えて欲しい。お薦めは、半藤一利さんの著書です。昭和史1926-1945,昭和史1945-1989戦後篇、あの戦争と日本人、幕末史、もう一つの幕末史上記の著書は、編集者であったことで物事を巨細に見て、記録や証言の虚真を見極め公平な視点で記述されています。なまずは、歴史小説から文学的に学び始めましたが、基礎の一歩として上記の著書をお薦めします。