自負のほとばしり その1

あんなときこんな本


情と理 後藤田正晴


高級官僚から政権の中枢閣僚を務めた後藤田正晴の口述筆記録である。

先の戦争を生き残った超エリートの戦後の生き方の一例かなと読んでみた、保阪さんの推薦もあり。

'自負'がほとばしっているが、最後まで読めた。


リクルート事件を受けて政治改革委員会・委員長として政治改革に取り組んだ。

実現まで6年かかった、与野党とも党利党略・個利個略故に。

その時の具体的内容:

①政治家、政党の政治に対する基本的な倫理観の回復

②政治資金の問題(In/Out,透明性)

③国会審議の非効率、分かり難さ問題

④派閥連合になっている硬直化した自民党の運営


裏金問題みると上記全て再発だわ