今日、義母の四十九日の法要と納骨を終えました。


お寺にきれいに咲いていました。

京都市内は遅めの午後から雨。
法要と納骨が終わるまでもってくれて助かりました。




少し前に夢を見ました。
奥に神社の本殿、手前の鳥居のところで、義母が振り向きざまに微笑みながら私に何か話しかけてくれました。
その時はなんと言ったかわかっていて覚えていたのに、目が覚めたあとは忘れてしまった。

それから、まだ夢の中で空を見上げると、真っ青な空に白い太陽が輝いていて、その太陽を背にして龍にしか見えない雲がかかっていました。
手に水晶玉のようなものをつかんで、こんなに龍にしかみえない、龍そのものとしか思えない雲を見たのは初めてで呆然としてしまいました。

義母がいた神社には見覚えがあり、これもいつぞやに夢にみた、女の子が楽しそうに遊んでいた神社に似ていた。
この神社を、現実には私は知らない。
いつか、この神社に出会う日がくるのかもしれない。




この夢を見た時、「義母は大丈夫だ」と思いました。聡明な方だったので、きっと迷わず光に向かい、義父の待つあちらの世界へ旅立っていっただろうと思う。







ダンナの実家に仏壇は置いたままなので、早急にそれなりの対応をしなければならない。
ことあるごとにそのことに触れるけれど、ダンナは機嫌を悪くして、私にそれ以上言わせないようにしてきた。結果もう、義母が自宅に戻ることはないとわかってから数年が経っている。

そして今日も、帰りの車中で
「また○○さん(義兄)と相談するわ」、と私の言葉を遮って言う。

そう。
○○さんに相談するのね。
私に、ではないのね。

私はもう、押し黙る。
そして、情けなさに気持ちが沈む。

それは
「話してもらえない自分に」ではない。
「話すべきことを話すべき相手に話さないダンナ」に、だ。

ああ、ごめんなさい。
こんな日にまで可愛げのない嫁で。
でもお義母さん、わかるでしょう?
あなたの息子は、あなたの最後の愛情も、もったいなくも無駄にしてしまうお人やものね。



「ほんま、あの人(ダンナ)すぐヘソ曲げるやろ?かなんなぁ」

夢の中で笑いながら義母が私に話しかけたのは、そんなセリフだった気がした。