医者に感謝してもらえた話(権威ある立場も大変そう)
こんにちは!生チョコぽん酢です。
まずはお知らせから書かせてもらいますね。
■気持ちが落ち込んでいた
薄々気づいていた方がいると思いますが、先月2月頃からネットでも仕事でも嫌な事が頻繁にあり過ぎて、精神的に参っていたのですが、最近はだいぶ回復してきました。
近頃は変な人がネットもリアルも多いですが、そうした人々も含めて人間社会ですから、うまく適応しながら真ん中で生きていければいいなと思っています。
しばらくコメントも返す余裕が無かったのですが、全部読ませてもらっていますからね!
温かい言葉をかけてくださった皆様、本当にありがとうございます。
■広告の再表示
あと、アメブロに広告がまた表示されていると思います。
アメブロの広告を非表示にする為にお金を支払っていたのですが、
何故かそのプランが廃止?され、新たに値段の高いプランにアップグレードしなければいけなくなったので更新しませんでした。
読みづらくなって恐縮ですが、今後もご愛顧頂けますと幸いです。
A病院の救急からB病院への転院搬送でした。
ストレッチャーで酸素有り、ルート類も多く、あまり良い状態の方ではありません。
ご本人は60代くらいでしょうか、付添いは娘さんでした。
娘さんは礼儀正しく笑顔が素敵な方で、とても親しみやすさを感じるわけですが、妙に専門的なことに詳しい感じがあり、
直観的に医療従事者の方だろうなと思った私は「病院の関係者の方なんですか?」と聞いてみたのですね。
そしたら看護師ではなく、A病院の関係病院?の医者の方で、しかもお偉いさんのようです。
A病院は有名な三次救急病院、B病院はほぼ公立病院なのですが、その両方の先生方に顔なじみが多い様子。
娘さん曰く「言うと相手に気を使わせてしまうから」という配慮で、自分が関係病院の医者であること口止めしているとのことでした。
どういうことかと言いますと、A病院B病院の医者達は顔なじみですが、ケアをする現場の看護師さん達にバレてしまうと、どうしても気を使わせてしまうのですよ。
昔この記事でも触れましたが「当院の教授です(くれぐれも粗相のないように)」みたいな事を平気で外部の私にも言ってくるほどで、内部では日々のケアに相当神経を使わせてしまうようなのです。
だから隠すというのは正解というか、とても素敵な配慮だなと思いました。
看護師さんだって疲れちゃいますからね。
一方で相手が医者だとは知らず、いつもと変わらず病院は色々なことをやらかしまくっています。
例えばA病院の救急では、あまり大きな声では言えませんが、この患者さんに対して看護師が相当冷たく接しており、
患者さんの腕は身体抑制による内出血で腕の1/3ほどが紫色になっており、
恐らくルート類の抜去があったのだろうと思いますので虐待とまでは言い切れませんが、
相当手荒い対応をされていたことが私でも一目で分かります。
他にも、B病院に定刻に到着したのに、そこから30分グダグダと待たされるは、病棟に入ったらまだベッドの準備が出来ておらず待たされるは、
準備が出来たとのことでこちらもトランスの準備に入るとお部屋が間違っているは、まぁ流石です。
挙句の果てに、トランスの準備のためにB病院の看護師が何人も集まるわけですが、
私のストレッチャーにぶら下がる大量のルート類が見えていないのか、
誰も点滴棒の準備もしなければ、何と酸素の準備すらしていないという。
上司の前で色々な醜態を晒しているわけですが、当人たちはそれを知りません。
まず、この件で得られた教訓としては、どこで誰が見ているかなんて分からない。
また、病院の今のグダグダ感は、医師達も知っているということ。
なんというか、現場のグダグダ感は上司が把握していないから、いつまでたっても組織として良くならないのではないか?という考えが私の中にあったわけですが、
恐らく上司の医師達は現状をよく把握しています。
把握していてもどうにもできないという事。
事実として、最高にグダグダだったこの搬送の後でも、この医師の方は「こんなものですよね~」という感じて、愚痴一つ言わず、とても大らかにとらえていました。
普通の家族なら、あんな紫色の腕を見た段階で、小言の1つや2つは出ますからね。
まぁ立場上、文句が言えないという面があるのでしょう。
医者という立場は隠したいけど、文句を言えばバレた時にずらずらと謝罪に来るだろうし、
看護師さん方に無用な圧力をかけてしまえば、パワハラと受け止められて辞めてしまう人も出るだろうし、
要するに何をされても大概の事は指摘することは出来ないのです。
医者も医者で大変なんだなと、心の底から同情しました。
これは医者に限った話では無く、弁護士だってそうだし、政治家だってそうだし。
権威のある人は、私の想像以上に日々関わる全ての人に気を使っているのかなって。
中には開き直って権威を振りかざしまくる嫌な奴もいるのでしょうが、それもこうした背景から生まれる1つの側面だなと。
権威のある人々の精神的な負担は私には計り知れません。
でも娘さんは本当に良い人で「このサービス本当に助かります!必要ですよね!」と私の仕事をべた褒めしてくれたのですね。
リップサービスかもしれませんが、やっぱり私も仕事柄、医者の方に褒めてもらえたり喜んでもらえると嬉しいものだなと思いました。
日々の業務で新しい見方に気付かせてくれるこの仕事が私は好きです。
それにどんな仕事も大変ですね。
色々あるけれど、これからも前向きに生きていきたいと思いました。
おわり
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