![TODAY'S](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited023_heading.png)
転落する日本を見て思う事
こんにちは!生チョコぽん酢です。
まずは1点、一昨日投稿した記事内で原発についてのニュース記事に触れましたが、いちぶ私の誤解があったのでその補足から。
>試験運転を行っていた志賀原発1号機の非常用ディーゼル発電機1台が運転開始から15分後に自動停止
私はてっきり非常用ディーゼル発電機で、原発が発電の為の試運転していたのかと思ったのですが、
原発は性質上、稼働停止していても随時冷却し続けなければいけない仕組みのようなので、
冷却システムを稼働させるための非常用電源の一つが自動停止してしまっていたという話のようです。
まずは1点、一昨日投稿した記事内で原発についてのニュース記事に触れましたが、いちぶ私の誤解があったのでその補足から。
>試験運転を行っていた志賀原発1号機の非常用ディーゼル発電機1台が運転開始から15分後に自動停止
私はてっきり非常用ディーゼル発電機で、原発が発電の為の試運転していたのかと思ったのですが、
原発は性質上、稼働停止していても随時冷却し続けなければいけない仕組みのようなので、
冷却システムを稼働させるための非常用電源の一つが自動停止してしまっていたという話のようです。
でも非常用ディーゼル発電機の試運転という表現がどうにもしっくりこないのと(非常用に試運転も何もないだろと)、
また発電の為の試運転と、冷却の為の試運転にどのような違いがあるのかも私には分かりません。
何にしても原発に関わる設備は、どうしてこうも一昔前の中華製を彷彿させるような、ポンコツなものばかりなのでしょうねw
~ここからが本題~
私はずっと馬鹿の一つ覚えみたいに、日本のおかれている環境が極めて厳しいことを言い続けてきました。
その要因の1つに、私がいる介護業界で不景気を年々強く感じてきたからです。
私は介護保険と自費の2つの介護事業を経験しているのですが、例えば介護保険事業。
以前この記事でも色々問題点を述べましたが、介護報酬は年々下降傾向にあり、コロナ禍に入り上昇したのですが、それも上辺だけの数字遊び。
実態は±ゼロかマイナスなのがこの国の政府ないし財務省のやり方です。
また、今私がやっている搬送事業は自費サービスなので、特に不景気を感じます。
昔は請求価格で揉めることなど皆無で、多くの人が「え?(金額が)この程度なんですか?」と喜んで頂けることの方が多かったです。
しかし今はというと、請求価格で揉める割合は決して高くはないものの、昔と比べたら確実に増えてきていますし、
チップを頂ける割合も、昔と比べたら確実に減ってきています。
依頼をくださる病院さんもやたらと金額を気にしますし、一部の病院では買い叩きまで起こっている始末。
生活苦の人の割合も確実に高くなっていることは、医療介護関係の仕事をされている方なら日々肌で感じているところではないでしょうか。
ですが我々1人ひとりの視点では全体を見ることができないし、統計を取っていたわけでないので経験則の域を出ず、中々断言しづらい部分ですよね。
しかし先日、こんなニュースが出ました。
ついに日本のGDPが世界第四位まで落ちるそうで。
元々日本は長い間、世界第2位の経済大国で、中国の急激な成長を上から目線で笑っていました。
それがあれよあれよという間に中国に抜かれてしまったわけですが、当時テレビの中の御用学者さんたちは、相変わらず中国を上から目線で笑っていて、
「全体の数字であって人口が全然違うから日本の方が豊かなんだ」という理論で必死に自己肯定していたのが印象的でした。
しかしあれから時は経ち、日本は益々貧困に喘ぎ、中国はムラがあるものの完全に富裕国となっています。
まるでウサギとカメの童話のようです。
そして今度はドイツに抜かれてしまいました。
GDPとは国内総生産のことですが、別の言い方をすれば国内の総所得のこと。
しかも中国の時の「全体の数字であって人口が全然違うから日本の方が豊かなんだ」という理論で見てみると、
ドイツの人口は8千4百万人程度ですから、日本の1億2千4百万人とくらべると約3割も少ないわけですよね。
でも国内総所得が上ということですから、国民1人あたりの豊かさは数段ドイツの方が上ということになります。
このような話になると「世の中お金じゃない!」と思われる方も一部でいらっしゃるかもしれません。
もちろんお金だけでは豊かさは測れないものの、しかし資本主義の社会ではお金の重要さも過小評価などできるわけもなく、一定の指標になるのは間違いありません。
それにお金だけではないのです。
ドイツといえば、働かない国として有名だったのを覚えている方も多いのではないでしょうか。
あの構図は今でも大きく変わっていないようで、2019年の記事にはなりますが次のように書かれています。
>ドイツ人の労働時間は日本に比べて圧倒的に短い。OECDによると、ドイツの労働者1人あたりの2017年の年間労働時間は、1356時間で、日本(1710時間)よりも約21%短い。
>彼らが働く時間は、日本人よりも毎年354時間短いことになる。EU平均と比べても、約17%短い。ドイツ人の労働時間は、OECD加盟国の中で最も短い。
こんなのだから、日本車と比べてドイツ車は・・・と昔は言われていたわけですが、現在になると
日本人は、労働時間のずっと短いドイツ人よりも、数段貧困化が進んでいるという。
日本という国が今鎖国をしていて、グローバルな世界と切り離されているのならこれでいいのでしょうが、
グローバルな世界構造にどっぷりな日本の意識が鎖国状態では、このまま転落していく他道がないのは一目瞭然に感じます。
とは言っても、ドイツが楽園かといえばそんなこともありません。
資本主義経済圏が抱える、放置され続けた山積みの問題と責任の先には、一体何があるのでしょうか?
ひねくれた私から見たら、それぞれの国がわざと問題を抱えているようにしか見えません。
世界政府という目的ありきで進んでいたのでは?と勘繰ってしまうのは、そこまで変な事では無い気がしてしまいます・・・。
おわり